トヨタ・プロエース・シティの兄弟車
text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)
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translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
PSAグループは、2025年までにラインナップを電動化する目標の一環として、商用バンのシトロエン・ベルランゴ、プジョー・パートナー、ヴォグゾール・コンボの電動バージョンを2021年に発売すると発表した。
3モデルはトヨタが欧州で販売するプロエース・シティの兄弟車にあたる。プロエース・シティも2021年に電動モデルの導入が決定している。
現行モデルのベルランゴ、パートナー(リフトの商用仕様)、コンボは2018年にガソリンとディーゼルエンジンを搭載して発売された。貨物仕様と乗用車仕様それぞれに電動モデルが追加されることになる。
ヴォグゾール・コルサ-e、プジョーe-208、シトロエンe-C4と同じPSAのe-CMPプラットフォームを採用している。
50kWhの水冷式リチウムイオンバッテリーと136psの電気モーターを搭載。PSAはまだパフォーマンス数値を公表していないが、0-97km/h加速は10秒以下、航続距離は320km、最高速度は190kmと予想される。
PSAの商用車部門を率いるザビエル・プジョーは、次のように述べている。
「今回のコンパクトバンおよび乗用車の電動バージョンにより、PSAは電動化攻勢を進め、性能に妥協することなく完全に電動化されたLCV(小型商用車)のポートフォリオを提供することになりました」
ボディとバッテリーはスペインにあるPSAの工場で組み立てられ、モーターとギアはフランスで生産される。
PSAは価格を明らかにしていないが、年内に受注を開始するとしている。英国での納車は、2021年10月以降に開始される。
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