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1500万円の超豪華トヨタ「アルファード」ひっそり生産終了 レクサスミニバンとの関係は?

■1500万円のアルファード、レクサスLMとの関係は?

 トヨタの高級ミニバン「アルファード」の最上級仕様として、2006年に初代モデルの販売が開始された至高のミニバン「アルファードロイヤルラウンジ」シリーズ(以下、ロイヤルラウンジ)の生産が、2019年12月27日に終了しました。

【写真】 超豪華すぎる! 1500万円の「アルファード」のインテリア(25枚)

 極上の装備を持つロイヤルラウンジが生産終了した理由は、いったいどのようなものだったのでしょうか。

 ロイヤルラウンジシリーズの初代モデルは、初代アルファードの後期型「アルファードG/V、ハイブリッド」の3グレードをベースに豪華な架装を施したミニバンです。

 3列目のシートを取り外して2列目をゆったりしたサイズのキャプテンシート仕様に変更したもので、「前2席、後2席」というレイアウトは初代モデルから最新モデルまで継承されています。

 豪華で機能的、上質なロイヤルラウンジだけの専用後席シートは、電動リクライニングやオットマン、読書灯などを備え、リヤセンターコンソール(テーブル内蔵・ミラー付)や各種の専用フロアマットなども全車に標準装備。冷蔵庫付のエクストラキャビネットは、オプションでの設定でした。

 その後、ロイヤルラウンジは歴史を重ね、5代目モデルまで登場しました。

※ ※ ※

 世界でも類を見ないほどの最高の贅を尽くした「ロイヤルラウンジ」シリーズですが、2019年12月27日で生産を終了していました。

 その理由は、国土交通省が採択した「国連協定規則R21」(内部突起規制)によるものです

 R21「内部突起規制」とは、乗車定員10人未満の乗用車が対象の新しい規制で、「自動車が衝撃を受けた際、ドライバーや同乗者を傷つけないよう、インストルメントパネルやサンバイザーそのほかの部品をより安全な形状にすること」という国土交通省が定める保安基準です。

 新型車は2018年1月22日以降、そして継続生産車は2020年1月22日以降、この保安基準に準拠することが義務付けられました。ロイヤルラウンジの生産終了は、「R21」の保安基準に関係しています。

 ロイヤルラウンジは生産終了となりますが、ロイヤルラウンジから生まれた「前2後2」というレイアウトや超高級VIPシート、フルパーテーションの装備などの特徴は、レクサス初のミニバン「LM」にも採用されています。

 ロイヤルラウンジとLMには、どんな繋がりがあるのでしょうか。これまでロイヤルラウンジを手掛けてきた株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント用品本部の担当者は、次のように話します。

「ロイヤルラウンジとLMには、関係性があるわけではありません。多忙な日々を送るエグゼクティブに対し、『あなたのもっとに応えたい』の観点からおもてなしのクルマを提供したく、ロイヤルラウンジを制作してきました。

 LMとコンセプトが似ている、内容が似ているのであれば、我々のやっていたことが間違っていなかったことなので、とても光栄なことです」

 ロイヤルラウンジに近いコンセプトを持つミニバンが、日本のみならず世界のエグゼクティブをとりこにする日もそう遠くはなさそうです。

■超豪華アルファードの歩んだ歴史とは? 初代から最終モデルを振り返る

 ロイヤルラウンジの歴代モデルは、いったいどんな装備を持つミニバンだったのでしょうか。初代から順に説明します。

●初代ロイヤルラウンジ

 初代ロイヤルラウンジの登場は、2006年6月26日です。開発コンセプトは「『至高の快適ラウンジ』~ゆったりとした寛ぎの空間をエグゼクティブの方々に」とされ、シート表皮はG/Vが本革、ハイブリッド車はファブリック(ジャガードモケット)という仕様。

 そして前出のとおり乗車定員は4名です。ハイブリッドだけの装備として、専用ショックアブソーバ、電動カーテン(スライドドア・リヤクォーター・バックドア)の特別装備もありました。

 価格(いずれも発売時の消費税率込)は、アルファードG/Vロイヤルラウンジ MZ “Gエディション”が662万2350円、アルファードハイブリッド ロイヤルラウンジ “Gエディション”が708万6450円です。

※ ※ ※

 2006年に初代が発売されたロイヤルラウンジは、その後、2008年、2011年、2015年、2018年にモデルチェンジ。ベースとなるアルファードと、2008年に追加された姉妹車の「ヴェルファイア」のモデルチェンジに合わせて、新しいモデルが発売されました。

 2代目から5代目(最終型)までの歴史を振り返ってみます。

●2代目ロイヤルラウンジ

 2代目ロイヤルラウンジは、「ロイヤルラウンジ」「ロイヤルラウンジLE(ラグジュアリーエディション)」の2グレードで2008年7月に発売されました。開発コンセプトは「Executive private lounge 極上の移動空間で、安らぎに満ちたひとときを。」が掲げられました。

 アルファードのフルモデルチェンジに加え、新たに「ヴェルファイア」ベースのロイヤルラウンジも誕生。グレードは「L」と上級グレード「LE」の2種で、LEにはエクストラキャビネット(収納、時計、冷蔵庫付き)を標準装備。

 ハイブリッド車の設定はなく、3.5リッターのガソリンモデルのみの設定でした。アルファードとヴェルファイアで価格は共通で、715万円から792万9000円となっていました。

●3代目ロイヤルラウンジ

「贅沢な空間に、くつろぎの機能を満載したVIPの為の移動ラウンジ」を開発コンセプトとした3代目ロイヤルラウンジでは、ハイブリッドモデルが復活。

 後席の電動本革シートは読書灯・電動オットマン付で、シート表皮にはヨーロッパの高級家具にも使用されるセミアニリン本革を採用しました。

 リアセンターコンソール(テ-ブル内蔵)に加えて、全車に「エクストラキャビネット(冷蔵庫付) 」が標準装備となりました。

 上級グレードのLEには、「ロイヤルラウンジ専用リヤエンターテイメントシステム」(19型ディスプレイ、DVDプレーヤー、地上デジタルチューナー)なども全車標準となります。

 架装オプションとしてリモコンで操作できる「リラクゼーションシート」が設定されました。

 室内サイズは2代目モデルと変わりませんが、価格は786万8000円から909万8000円に設定されていました。

●4代目ロイヤルラウンジ

 アルファード/ヴェルファイアの現行モデルの「エグゼクティブラウンジ」をベースにした4代目ロイヤルラウンジは、2015年12月に発売されました。開発コンセプトは「J Modern Lounge」です。

 この4代目より、レクサスLMにも採用されている「フルパーテーション」(ガラス昇降・調光機能付)が「SP」に標準装備され、価格も1500万円超となります。

 ファーストクラスのようなシートにエア圧で作動する“リラクゼーションシステム”も全車標準装備です。

 24インチ液晶ディスプレイ、JBLプレミアムサウンドシステム、リラクゼーションシステムなどの操作をおこなう集中コントロールタッチパネルを装備しています。価格は1387万8982円から1546万691円です。

●5代目ロイヤルラウンジ

 最終型となった5代目ロイヤルラウンジは、2018年4月に発売されました。5代目モデルは装備の違いによるグレードがなくなり、アルファード/ヴェルファイアともに1グレードとなりました。

 4代目の「SP」に装備されていたフルパーテーション(色やデザインは異なります)が全車標準装備となり、全車1500万円超の価格に改定。

 さらにベース車両となるエグゼクティブラウンジが標準グレード・エアログレード共に対応したことで、外観の選択肢も広がりました。新車時の価格は1531万1160円から1578万5280円です。

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