〈連載〉岡崎静夏がじっくり乗ってみました!
スッ……ですぐに分かった、このバイクの素性の良さ
岡崎静夏のホンダクロスカブ110試乗インプレ〈前編〉【遊び気分がアガるバイク】
(前ページより続く)
スッ……。
はい、決まり! このバイク、イイ! ワインディングロードの最初のコーナーの倒し込みシーンですが、このひと寝かせでもうCBR650Rの素性の良さが分かってしまいました。
これはぜひ皆さんにも体験してもらいたい感覚なんですが、サクッと気持ちよくバイクが寝てくれるんですよね。
パフォーマンスを高めているスーパースポーツは、もちろんコーナリング性能も高いんですが、速度域の設定も高い! サーキットでガッツリと荷重をかけた時にこそ、本当の力を発揮してくれます。
その分、ワインディングロードのように速度域が低いフィールドでは、手強さを感じがち。ある程度攻めないと、しっくり来にくいんです。自分から積極的に曲げていく必要がある。
でもCBR650Rは、なんの気なしにコーナリングを開始しても、スッと気持ちよく曲がってくれる。これはちょっと感動的でした。開発の狙いどころと、実走行スピードがピッタリと合っている感じで、どこにも無理がないんです。
―― 「最初のコーナーからスパッと寝かせられて、その気持ち良さにビックリ。公道の速度域に合わせて設計されていることがよく分かります。寝過ぎて不安になることもなく、ちょうどいい!」(静夏さん)
そういえば、ハンドルポジションからしてそう。セパレートハンドルではありますが、低すぎることはなく、かといって高すぎることもない。街乗りしていても気になるポイントがなくて、ホント、「ちょうどいい」って感じのポジションになっているんです。
「コレはスゴイ!」とホンダのCBR650R特設ウェブサイトを見ていたら、”めざしたのは、ちょうどよさ”というコピーを発見! やっぱりね! 自分、合ってました(笑)
もうひとつ「スゴイ!」と思ったのは軽さです。「650って重いんだろうなぁ」と身構えていましたが、とても気軽に乗れるんです。これは不思議な感覚でした。
たぶん重心位置が相当考えられてるんだろうな、と思います。コーナーへの進入時もスッと軽いし、取りまわしも見た目以上に軽い。「マス集中のメリットってこういうことなのね」と思いました。
―― 「95psのパワーで、高速巡航も余裕。振動も少ないし風圧も受けにくいので、すごく快適です」(静夏さん)
「コレはスゴイ!」とホンダのウェブサイトを見ていたら、”ショートテール化によりマス集中化を追求”と書いてありました。やっぱりね!(笑)
エンジンはもちろんパワフルだけど、ここにも無理がありません。スロットルワークに対してすごく素直で、駆動力が路面に伝わる感覚も分かりやすいんです。「だから発進停止の繰り返しも苦にならないんだな~。スゴイな~」と思いながらホンダのウェブサイトを見ていたら……、もうお分かりですね(笑)。
爽やかなイケメンとちょっといい時間を過ごしちゃったような、どうにも気持ちいいひとときになりました。
CBR650Rインプレションまとめ
スタイリング
スポーティなんだけど、行き過ぎてない。ゴリマッチョより細マッチョ。シュッとした顔立ちもかなりイケてます。スポーツ性
寝かし込みやすい軽快感、不安なくスロットルを開けていける安心感など、ワインディングは文句なし。心底楽しめます。ツーリング
低速から高速まで幅広い速度域で無理なく楽しめるし、装備も充実。ポジションも快適なので、遠出したくなりますね。街乗り
車体は軽やかでエンジンはマイルド。しかも足着きも良好。細かいストップ&ゴーが気にならず、かなりの通勤快速です。コストパフォーマンス
100万越えは安い金額ではありませんが、使い勝手の良さと質感の高さ、そしてスポーティさからすればおトク! ※本記事はニュースメディア配信用に一部抜粋・再編集されたものであり、全文詳細はオリジナルサイトに掲載されています。The post 岡崎静夏のCBR650R試乗インプレ〈後編〉【すぐに分かったこのバイクの素性の良さ】 first appeared on WEBヤングマシン|最新バイク情報.
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
「ランクル250販売前線」悲喜こもごも?? 意外に多い「辞退客」とは? ディーラーごとに対応は千差万別だった
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
「盗まれた」県が怒りの声明 県道の工事現場から“かなり重い資材”が複数 被害総額300万円超
斬新“レッド内装”採用! ホンダ新型「“スポーティ”セダン」世界初公開! 異形ハンドル&特殊モニターに「カッコイイ」の声も!「GT」登場
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?