HENNESSEY Venom F5
ヘネシー ヴェノム F5
500km/h超への挑戦! 6.6リッターV8ツインターボを搭載するヘネシー ヴェノム F5が900hp制限でのテストを敢行 【動画】
開発テストプログラムの第一段階が完了
アメリカ、テキサス州を拠点とする「ヘネシー・パフォーマンス(Hennessey Performance)」が開発するハイパースポーツ「ヴェノム F5」。チーフエンジニアを務めるジョン・ハインリシーは、3段階に分けて行われる集中的な開発テストの第一段階が完了したことを明らかにした。
ヴェノム F5の第一期開発テストは2021年2月にスタートし、メカニカルパーツの熟成、エンジンの微調整、ステアリングの作動確認、実車でのエアロダイナミクス特性の検証が集中的に行われている。
当初、テストはテキサス州シーリーにあるヘネシー社のテストコースで行われていたが、その後、アーカンソー州にある旧アメリカ空軍基地へとロケーションを移動。滑走路を利用した2.2マイル(3.5km)のテストトラックにおいて、エンジンは最高出力の50%に相当する900hpに制限され、中速域を中心とするプログラムが組まれた。この中で組まれた空力テストでは、時速200マイル(約320km)のスピードを記録している。
2021年終わりのデリバリーに向けて加速する進化
レーシングドライバーとしてのキャリアを持ち、GMにおいて様々なモデルの開発に携わってきたジョン・ハインリシーは、ヴェノムの現状について次のように説明した。
「私は40年以上にわたって高性能モデルの開発を行ってきました。ヴェノム F5以上の存在はありません。私たちは、優れたハンドリングを備えた世界トップレベルのハイパースポーツをお客様にお届けするというミッションに向けて、大きな前進を遂げています。ヴェノム F5は驚異的なパワーとスピードを持ちながら、巧みに操ることができるマシンになるでしょう」
「我々のテストプログラムは、2021年末のカスタマーへのデリバリーが始まる前にヴェノム F5を最高の状態にすることに集中しています。次の段階ではドライビング特性の進化に集中して、さらに激しいテストを行います。レーストラックとテキサス州の公道にチームを分けてテストを行い、データを収集する予定です。あらゆる要素に磨きをかけて、このモンスターを完成させます」
ラグナセカやCOTAでのテストを計画
開発テストの第2段階では、ヴェノム F5の俊敏性を鍛えることになる。ダイナミックなサーキットでのテストと一般公道におけるプログラムを通じて、ステアリングを握るドライバーへの車両側からのフィードバックが決定される。テストチームが掲げる目標は、夏の間に数百マイルもの走行距離を重ね、パワーを活かしながらあらゆる局面やコンディションにおけるパフォーマンスを確保することにある。
カリフォルニア州のラグナセカ、F1グランプリも開催されるテキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)など複数のレーストラックで、ヴェノム F5の車両特性を微調整しながら、あらゆる種類の路面を使ってのテストを行う。
この段階では、ヘネシーが独自開発した6.6リッターV型8気筒「Fury」ツインターボエンジンの、最高出力1817hpにのぼる全パワーが解き放たれる。最先端のテレメトリーシステムとデータロガーを使用し、ハンドリングに関するあらゆるデータをモニタリングする予定だ。
テスト最終段階では500km/hの最高速度アタックを敢行
創業者兼CEOのジョン・ヘネシーは、順調に進むヴェノム F5の開発に喜びを隠さない。
「ヴェノム F5は製造数24台のほとんどがすでに予約済みとなっています。現在、私たちは世界最高峰のハイパースポーツに匹敵するオールラウンドな1台を、お客様にお届けすることに集中しています。あらためて、経験豊富なジョン・ハインリシー率いるエンジニアチームを誇りに思います。彼のエンジニアリング、レース、高性能車開発に関するスキルにより、ヴェノム F5は素晴らしいハンドリングを得ることになるでしょう」
ヴェノム F5は、もっか開発テストプログラムの真っ最中にあるが、5月22日から23日に開催される「アメリア・アイランド・コンクール・デレガンス(Amelia Island Concours d’Elegance)」で、ワールドプレミアが予定されている。
秋には最終段階として、フルパワーでの加速、高速域における安定性の確認、ブレーキ性能のブラッシュアップを予定。この最終開発テスト段階では、フロリダ州のNASAスペースシャトル発射施設「ジョン・F・ケネディ宇宙センター」において、500km/hをターゲットとした最高速度アタックも行われる。
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