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カーオーディオってどうイジれるの!? 「聴こえる」をカスタムするメニューを改めてチェック!

掲載 更新 37
カーオーディオってどうイジれるの!? 「聴こえる」をカスタムするメニューを改めてチェック!

ドライブが楽しくなる“聴こえる”カスタム
どのパーツがどんな効果?!


今できるオーディオのイジる術

そういえばカセットやMDってまだ車内で再生できるの!? カーオーディオにまつわる「へぇ~」なお話


オーディオは何故イジる!?“良い音〟って何!?
最近のクルマは、従来、メインユニットを入れるサイズとして当たり前だった2DINにとらわれず、車種毎にインパネと一体化したマルチシステムやディスプレイオーディオなどが純正装備され、メインユニットが交換できない、もしくは交換しにくい車種が増えている。

純正ユニットは安全装備などとパッケージ化されていてものすごく高価だが、クルマを手放す時の査定価格が良いという話もあり、選ぶ人も多い。

カーナビやオーディオのメインユニットが2DINサイズにインストールされていて、いとも簡単に交換できるような時代ではなくなりつつあるのだ。

では、そんな高価な純正システムだからといって、音に不満がないのかといえば、そうでもない。実際ドアパネルを外し、純正スピーカーを見てみると、相変わらずの貧弱な姿。音量を上げると音が割れたり、ビビり音も聞こえてくる。たしかにこれでは満足がいかない人もいるだろう。

ではオーディオカスタムはもうできないのか?

答えは否! スピーカー交換やサブウーファーの追加はもちろんできるし、最近はメインユニットとスピーカーの間に入れるDSPユニットというのが脚光を浴びている。外部アンプを入れて音圧を上げることもできるし、やろうと思えばマルチシステムだろうが、ディスプレイオーディオだろうが社外のメインユニットを使うことも可能。

どんなに純正が変化しようが、やろうと思えばできる、それがカスタムなのだ。

そもそも“良い音〟って何!?

定義は難しいが、再生される音を忠実に再現するというのが基本。例えば本当はもう少し低音が鳴る曲なのに車内ではそれが聞こえないとなれば、現時点のシステムに弱い部分があるということ。

低音が弱めの方が好きだからそれでいいの!はもちろん好みとしてあるけれど、それは後々の調整でやれば良いことで、まずはしっかりと再生できる環境を作ること。

それが“良い音〟を実現するために近道だ。そのためにはこれから挙げるようなカスタムが効果的なのだ。
オーディオをカスタムして音が良くなれば、好きな音楽を聴きながら運転する時間も間違いなく楽しくなる。

見えないカスタムと思われがちだが、カスタムのやり方によっては、十分に目に見えるカスタムにもなり得る。

純正でディスプレイオーディオと呼ばれる、ナビやオーディオ機能を連動させたスマホに頼るモデルが増えた今、ヘッドユニットはなかなか交換しづらい環境にある。それでもオーディオってイジれるんですよね、カスタムはできないことがほぼないのが楽しみのひとつ。

純正オーディオってこんなものなの!!??

ドアスピーカーはドア内を箱に見立てて音を鳴らすが、大きな穴が開いた状態のクルマもある。

写真は純正スピーカー。コーン裏のマグネットは小さく、フレームも細く頼りない。コストと軽量化のためと言われるが、役不足感は否めない。

このパーツを付けるとこう変わる!!

オーディオは、手を付けられる場所が実は多い。そしてそれぞれは独立しているので、例えば今回はスピーカーだけ交換して、次にサブウーファーを追加しようといった具合で徐々にカスタムしていくことも可能だ。

本来は1度にやってしまう方が、理想には近づくし、工賃的にもお得だとは思うが、パーツ代を考えるとお財布への負担は大きい。

ちょっとずつ変えて“良い音”への道を楽しむようにカスタムしていこう。スピーカーやウーファー、アンプなどはメーカーによって特性もあるので、購入店でしっかりと相談しながら決めるのがベスト。信頼できるお店を見つけることもポイントだ。

(1)メインユニット
ナビやオーディオ専用機など、CDやスマホを繋ぎ再生する機器。DA車など交換困難な場合もあるが、多くは交換可能でナビは車種専用もある。

(2)スピーカー
音を鳴らす最終工程で、純正とは明らかな違いが実感できる。音に余裕が出て、また中音、高音と分けることにより、音作りの幅が広がる。

(3)パワードサブウーファー
多くの純正にはない重低音に特化したサブウーファー。お腹に響くような低音が加わり、音に迫力が増す。パワード=アンプ内蔵モデル。

(4)DSPユニット
プロセッサーと呼ぶもので、クロスオーバー、イコライザー、タイムアライメントなど音の調整が可能。最近では手軽なアンプ内蔵もある。

(5)デッドニング
制振、吸音効果のあるシートでドア内の穴を埋めることでビビり音を抑え、スピーカーからのみ音をしっかりと鳴らすのがデッドニング。

(6)パワーアンプ
音を鳴らすために絶対必要なのがアンプ。純正や社外ナビにも内蔵されているが、後付けに交換することでよりパワフルで音に余裕が出る。

(7)サブウーファー
より力強く迫力の重低音を求めるならば単体サブウーファーがお薦め。パワーアンプ、サブウーファーを入れるためのボックス製作が必要。

(8)追加モニター
ナビ本体画面は後席から遠く見にくい。とくに後席に子供達が座るなら追加モニターは必須。ヘッドレストや天井用など種類も豊富。

安心・安全カーエレ系機能パーツ3種の神器

音を良くする、高画質の映像が見られるようになる。車内エンタメのメインはやはりオーディオだが、それ以外にも安全性や利便性が上がるカーエレパーツもある。人気なのはこの3つ。カーナビやスマホとの連携ができるパーツもあるので、カーオーディオと合わせて選ぶのもお薦めだ。
ETC車載器
ETC2.0対応の車載器に交換すると、ITSスポットを使った渋滞回避のアナウンスや、高速道路から道の駅の立ち寄りができる一時退出などのサービスが受けられるようになる。

レーダー探知機
機動力に優れた移動式オービスとして、新たに導入されたレーザー式オービス。従来のレーダー探知機では検知できず、いま新たにレーザー対応モデルが増加中。

ドライブレコーダー
万が一の事故時に役立つドライブレコーダーはもはや1台に1つの必需品。最近では前のみではなく、煽り運転対策に後ろ用、サイドも撮れる360度などが人気。

スタイルワゴン2020年5月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]

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みんなのコメント

37件
  • 50万程掛けてカーオーディオ替えたけど今まで聞こえなかった音もハッキリ聞こえ確かに全く別物になる。しかしこだわり出したらキリがないのもカーオーディオ。
  • アンチ意見が多いですが、私は家より車で音楽を聴く時間が多かったので、専門SHOPでスタッフと話し合いながら、自分好みのシステムを組んでもらいました。確かに、車内のため限度はありますが、楽しかったですよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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