アルファロメオ147 GTA:ゴルフGTIの過小評価された代替品。いつもGTIである必要はない!アルファロメオ147 GTAは、ドイツでは本当に珍しい車だが、250馬力の3.2リッターV6エンジンとマニュアルトランスミッションを搭載しており、多くの魅力を備えている!
コンパクトスポーツカーと言えば、ほとんどの人がVWの「ゴルフGTI」を思い浮かべるだろう。8世代目となるこのウォルフスブルクのアイコンは、ファンを魅了し続け、50周年を迎える。「GTI」は、ひとつの車種区分を形成するほどの成功を収めたモデルだ。しかし、情熱的で、個性的なコンパクトスポーツカーをお探しなら、「アルファロメオ147 GTA」はいかがだろうか?
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この「アルファロメオ147 GTA(伝説的な略称はGran Turismo Alleggerita=ライトウェイトGTを意味する)」が、ドナウヴェルトを拠点とするディーラー「Wagner Automobile GmbH & Co. KG」で販売されている。中古車市場には数世代にわたる「ゴルフGTI」が数百台出回っているが、「アルファロメオ147 GTA」はまさに希少車である。専門家によれば、2003年から2006年の間にわずか5,000台ほどしか生産されず、そのうちのほんの数台がドイツに輸入されただけだということだ。
17インチのホイール、控えめな2本出しのエキゾーストパイプが、トップモデル「147 GTA」の特徴だ。アルファロメオ147は2000年に新型コンパクトモデルとして発表され、3ドアモデルが市場に投入された後、2001年に5ドアモデルが追加された。「147」は、兄貴分である「156」と同じプラットフォームをベースとしており、シャーシやエンジンも「156」から引き継いでいる。「147」には、さまざまな4気筒ディーゼルおよびガソリンエンジンが搭載された。
250馬力3.2リッターV6エンジンの魅力「147 GTA」には3.2リッターV6エンジンが搭載された。それはただの6気筒エンジンではなく、3,179cc+250馬力の伝説の「ブッソエンジン」だ。このエンジンが数字以上の特別な存在である理由は2つある。1つは、磨き上げられたインテークの魅力的な外観、もう1つは、独特のサウンドだ。
美しさの極み:147 GTAの3.2リッターV6エンジン「ブッソ」は、250馬力と300Nmのパワーを発揮する。「ゴルフGTI」では味わえないサウンド。「ゴルフ4 R32」なら、唯一そのサウンドが楽しめる。ダウンサイジングが主流の現在では、コンパクトスポーツカーに6気筒エンジンを搭載することは考えられないが、2000年代初頭においては、「147 GTA」や「ゴルフ R32」と並んで「ルノー クリオV6」や「アウディA3 3.2」を思い浮かべても、それは例外的なことではなかった。
「147 GTA」には、クラシックな6速マニュアルトランスミッションまたはセミオートマチックのセレスピードが搭載されていた。ここでご紹介する2003年式の車両は、クラシックな6速マニュアルトランスミッションを搭載しており、スポーツ志向のドライバーには、こちらの方がより良い選択肢であることは間違いない(また、故障も少ないかもしれない)。
走行距離約87,000kmの「GTA」は、一見したところ、非常にきちんとした印象を与える。この個体はスペインから輸入されたものだが、すでにドイツで登録され、すべての書類が揃っていることを申し添えておこう。2025年1月にMOT(車検)は切れているとのことだ。
オリジナルを愛するファンにとってはあまりうれしくないことだが、「147」は全塗装されている。しかし、ディーラーによれば、これは事故によるものではなく、塗装の劣化によるメンテナンスの一部だという。さらに、タイヤやリヤサイレンサーなどの摩耗部品は最近交換され、ブレーキキャリパーも修理されている。
トップモデル用の黒と赤の布製スポーツシート。オプションでレザーシートも選択可能だった。「147 GTA」は内外装ともに良好な状態であり、装備も悪くない。特筆すべきハイライトとしては、Boseサウンドシステム、2ゾーンクライメートコントロール、シートヒーター、クルーズコントロールなどがある。しかし、さらに重要なのは、「147 GTA」は損傷がなく、オリジナルの17インチOZホイールを今でも備えていることだ。アルファロメオはドイツではエキゾチックな車だったが、少数の固体はしばしば疑わしいチューニング改造の犠牲になっていた。
147 GTAの価格はこれくらいが妥当だろう幸いにも、ここでご紹介する車両はチューニングの罪を犯しておらず、価格も妥当なようだ。ディーラーは、この希少な「147 GTA」に19,850ユーロ(約325万円)を希望している。なお、現在の中古車市場では、16,000ユーロ(約260万円)以下で「GTA」を見つけることはできない。
この車は非常にエモーショナルなコンパクトスポーツカーであり、あらゆるミーティングで歓迎される異彩を放つ存在となるだろう。
結論:「GTI」か「GTA」か?この質問に対する答えは私には一つしかない。「GTA」だ。伝説のブッソV6エンジンをボンネットの下に搭載した「147 GTA」には特別な思い入れがある。「ゴルフ GTI」ではこの車に匹敵するほどの感動は味わえない。そして、価格は(まだ?)手頃だ。
Text: Jan GötzePhoto: Wagner Automobile GmbH & Co.KG
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みんなのコメント
あのトルクとサウンド、20年経っても飽きさせない。
そろそろ、ネオクラッシックカー。リフレッシュしなければ。156GTA、価値上がるかな。