Red Bull KTM Ajoのペドロ・アコスタはMotoGP第18戦マレーシアGPでMoto2クラスの2023年シーズンのタイトルを獲得。2021年Moto3クラス以来のタイトルを喜んでいる。
アコスタは2021年にMoto3クラスに参戦を開始すると、ロリス・カピロッシ以来となるルーキーチャンピオンに輝いた。そして2022年には早くもMoto2クラスに昇格した。
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2022年は3勝を記録しランキング5位。そして2023年シーズンはいよいよMoto2マシンにも慣れたことで、安定して優勝と表彰台を積み重ね、2戦を残してチャンピオン獲得を決めた。
今回アコスタはMoto2クラスとしては史上最年少王者記録(19歳171日)を更新。あのマルク・マルケスが所持していた記録(19歳254日/2012年)を塗り替えたのだ。なおWGP時代も含めれば、中量級クラスで2004年のダニ・ペドロサ(19歳18日)に次ぐ2番目に若い記録となる。
アコスタはMoto2チャンピオン獲得後、チームのプレスリリースに次のようにコメントを寄せた。
「アメイジングだ。3年で2度目のタイトルだなんて素晴らしいよ。アキ(アキ・アヨ/チーム代表)とKTM、チームに感謝したい。僕は小柄だし軽いから、このバイクを速く走らせる方法を理解するのには苦しんでいた。それで昨年の序盤は苦戦してクラッシュも多かったんだ」
「今年は犯したミスを全部修正してきた。チームは素晴らしい仕事をしてくれて、この数年間僕は彼らと共に成長してきたんだ」
「今日、マネージャーのアルバートと話をしていて、僕がルーキーズカップに参戦していたときのことや、世界選手権で最初の契約を結んだときのことを思い出していた」
「まだチームとして2戦が残っているから、今日は泣きたくはない。(最終戦の)バレンシアでは、チームを離れたくなくて泣いてしまうだろう」
アコスタは2024年シーズンにGASGASからMotoGPクラス昇格が決まっている。次代のマルク・マルケスとも呼ばれた彼が、最高峰クラスでどんな走りを見せるのか、来シーズンの注目ポイントの1つになってくるだろう。
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