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信州Re:N with TOTECが鈴鹿8耐の体制発表。中島陽向が新加入、全日本ロードにもスポット参戦へ

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信州Re:N with TOTECが鈴鹿8耐の体制発表。中島陽向が新加入、全日本ロードにもスポット参戦へ

 3月1日、一般社団法人信州活性プロジェクトTeam長野は、長野県塩尻市にあるホテルあさひ館にて『信州Re:N with TOTEC』の2025シーズン新体制発表会を行った。鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する3名のライダーを紹介して、全日本ロードレース選手権にもスポット参戦することを明かした。

 信州活性プロジェクトTeam長野は、「長野から世界に挑戦!」をコンセプトに結成された、地域活性化を目的としている有志団体だ。鈴鹿8耐をメインに活動しており、2022年は35位だが未完走、2023年も未完走扱いとはなったものの46位でチェッカー、そして2024年は24位(EWCクラス20位)で完走を果たして1ポイントではあるがチャンピオンシップポイントを獲得する飛躍の年となった。

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 昨年からは『信州Re:N(しんしゅうれん)』として新たなスタートを切り、全日本スーパーフォーミュラ選手権もサポートするトーテックアメニティ株式会社がメインスポンサーとなり、全日本ロードや鈴鹿8耐の有力チームを支援するSDG株式会社もサポートについた。さらにマシンはBMW S1000RRからBMW M1000RRと刷新している。

 今年も同様のチーム体制を維持しつつ、ライダーラインアップは、東村伊佐三、中村修一郎を引き続き起用し、SDG社員ライダーの中島陽向を迎えることになり、この3名がブリヂストンタイヤを履いたM1000RRを鈴鹿8耐のFormula EWCクラスで走らせる。鈴鹿8耐にはシード権を行使しているため、今年は8耐トライアウトに挑戦しなくても出場は確定している。

 新体制発表会の会場ではマシンが展示され、吉井勝行代表やライダー3名が意気込んだ。チームとして今シーズンの目標はさらなるステップアップを目指して鈴鹿8耐完走、総合20位以内に入ることだ。

 吉井代表は「スポンサーのみなさま、個人サポーターのみなさま、サプライヤーのみなさま、そしてファンのみなさまおかげで昨シーズンは目標を達成することができました。僕たちにとって念願だった鈴鹿8耐の完走、夢にまで見た新しいマシンと今年のシード権を獲得しまして、世界ランキング30位というポイントを獲得。鈴鹿サンデーロード最終戦では中村修一郎がポール・トゥ・フィニッシュで優勝して東村伊佐三が4位で締めくくることができました」とコメント。

 東村は「ライダーになりレース活動をしてから長いですが、今年58歳になりました。そのなかでまだまだ現役を続けてきています。こういう年齢の人たちは熱い気持ちを持っている方がいっぱいいらっしゃるので、代表として頑張って、その姿を勇気にかえていただきながら、僕もパワーをもらって走り続けたいなと思います。若い人たちの力も尊敬しつつ、いいところは取り入れながら、自分自身がもっと進化していきたいなと思います。若い方のいいところは吸収しつつ、いいところは残しつつ、僕が歩んできたすべてをレースにぶつけていきたいと思いますので応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 中村は「昨年に引き続き鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦させていただきます。昨年は完走することができましたが、多くの課題が見えてきた大会になりました。その課題をひとつひとつクリアすることで総合20位以内の完走を達成できると思いますので、みなさんの協力もいただければと思います。全力で頑張ります。よろしくお願いします」とコメント。

 中島は「普段はSDGで働かせていただいています。広報社員として走らせていただけることがすごくありがたいことですし、たくさんのご縁があって信州Re:Nで走らせていただけることがすごくうれしいです。僕自身は鈴鹿8耐が4度目ですが、8耐が大好きでレースを始めたので、東村さんのような偉大なライダーと、数年前に走っていたチームの先輩が中村修一郎くんなので、すごく良い体制で走れることが今から楽しみです」と語った。

 スポット参戦の全日本ロードについてはどの大会にエントリーするのかは明かされていないが、今後発表されるようだ。また、チームの集合写真は午前中に中山道 奈良井宿で撮影されたものだ。

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みんなのコメント

2件
  • kke********
    地元の人間だが、このチームのことは知らなかった。調べてみようと思う。
  • th2********
    東村選手も、もう58歳か…
    昔は伊藤レーシングで、カワサキ車でレース出てたな~
    58歳じゃそろそろ8耐のエントリーも出来なくなるんじゃ
    確か『東海の暴れん坊』水谷選手も60前でエントリー拒否されて引退したと思ったけど…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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