■トヨタ「アルファード」最安モデルは“2つ”存在!
トヨタのフラッグシップミニバンとして高い人気を誇る「アルファード」が、2026年6月3日に一部改良を実施しました。
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今回の改良では、全グレードに周波数感応型ショックアブソーバーが標準搭載され、走行中の微細な振動が抑えられたことで乗り心地が向上しました。
また、上級グレード「Z」にもPHEV(プラグインハイブリッド)モデルが新たに設定されたほか、新色「ニュートラルブラック」が全グレードに追加されています。
現在のラインナップで最も価格を抑えたグレードとなるのが、今回新設定された「G」(ハイブリッド車)です。
以前用意されていた「X」グレードは廃止され、Gが新たなエントリーグレードという位置づけになりました。
価格(消費税込)は559万9000円(2WD)で、これは上級グレードのZ(2WD・ガソリン車)と同価格となります。
最上級グレード「Executive Lounge」のPHEVモデルが1069万9700円であることを考えると、半額程度に抑えられていることが分かります。
同じハイブリッドモデルであるExecutive Loungeの864万9300円と比べても、280万円以上安く設定されているのです。
エントリーグレードとはいえ、装備は意外と充実しています。
外装には3眼LEDヘッドランプ、LEDクリアランスランプ、LEDフロントフォグランプが標準装備されました。ただし、上級グレードに備わるデイタイムランニングランプ機能やシーケンシャルターンランプ機能は省かれており、アルミホイールも17インチのシンプルなシルバー塗装となります。
選べるボディカラーも「プラチナホワイトパールマイカ」と「ニュートラルブラック」の2色に限られ、他グレードで選択できる「プレシャスレオブロンド」は用意されていません。
内装では、14インチのHDディスプレイオーディオが標準採用されているほか、運転席には8ウェイパワーシートが備わります。
シート表皮は合成皮革とファブリックのコンビシートとなり、インストルメントパネルやドアパネルに木目調パネルは使われていませんが、ブロンズ塗装などが施されているため、価格の割に安っぽさは感じにくい仕上がりです。
パワートレインは2.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムで統一されており、駆動方式は2WDとE-Fourから選べます。WLTCモード燃費は17.8km/L~18.9km/Lです。
安全面では、パーキングサポートブレーキや、床下を透過表示できるパノラミックビューモニターなど、日常の運転をサポートする機能もしっかり備わっています。
なお前述の通り、Zには2.5リッターの純ガソリンエンジンモデルもあり、価格はGグレードと同じ559万9000円からとなっています。ハイブリッドの燃費性能よりも内外装の充実を重視する方は、こちらも選択肢に入るでしょう。
とはいえこの同価格の2グレードは、大いに悩ましい比較となりそうです。
Gグレードには、アルファードの全グレードの中で唯一、7人乗りと8人乗りの両方が用意されています。
2列目シートは、7人乗り仕様では「リラックスキャプテンシート」となり、回転式アームレストやマニュアルオットマン、快適温熱シートを備えます。
ただしZ(7人乗りのみ)の場合、2列目のキャプテンシートはさらに上質な「エグゼクティブパワーシート」となり、大型アームレストや回転格納式テーブルが備わるほか、快適温熱シート+ベンチレーションシートも設定されます。
一方、Gの8人乗り仕様は2列目シートが6:4分割のチップアップシート形式です。
どちらが良いかは、使い方によって変わってきます。
乗車時は基本的に4人以下、多くても6人程度での利用が中心で、2列目に座る人のゆったり感やくつろぎやすさを重視するなら、独立したキャプテンシートを備える7人乗りがオススメです。
左右の間を通り抜けられるため3列目への移動もしやすく、送迎や長距離移動での快適性を優先したい方に向いています。
反対に、家族や友人など7人以上で乗車する機会が多い方や、荷物と人数の両方に柔軟に対応したい方には8人乗りが適しています。チップアップシートは跳ね上げが可能なため、荷室として使うスペースの調整もしやすく、実用性を重視する場合に有利です。
普段使いでの快適性を最優先するなら7人乗り、人数の多さや使い勝手の広さを重視するなら8人乗り、という基準で選ぶと良いでしょう。
※ ※ ※
以上を踏まえると、7人乗りならガソリンモデルのZ、8人乗りならハイブリッドのGというのが、良い選択といえそうです。
リセール市場の動向なども考えると、元トヨタの営業マンだった筆者(赤羽馬)の視点では、ガソリンモデルのZをオススメします。
4人~6人使いが中心ならば、人気のZグレードを選択したほうが、あとあとの売却時にも有利に働くと予想されます。
なにより充実した装備のZのほうが、高級ミニバンのアルファードらしさはより高まります。結果として、所有する満足度も高いでしょう。(赤羽馬)
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みんなのコメント
ぼったくりミニバンのほうがしっくり来る。