現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > BMW M2 CSが第2世代に進化!大幅なパワーアップと30kgの軽量化を実現したクーペはM3並みのパワーを誇る

ここから本文です

BMW M2 CSが第2世代に進化!大幅なパワーアップと30kgの軽量化を実現したクーペはM3並みのパワーを誇る

掲載 9
BMW M2 CSが第2世代に進化!大幅なパワーアップと30kgの軽量化を実現したクーペはM3並みのパワーを誇る

BMW M2 CS:BMW M2 CSが第2世代に進化!大幅なパワーアップと30kgの軽量化を実現したクーペは、2025年夏より販売開始。

噂が事実となった。BMWは、現行の「M2」にCSを追加する!これにより、最小の「本物のM」が2度目となる「Competition Sport」として登場する。最初のモデルは、前モデル(社内名称 F87)で、2019年に発売された。

まずはハイブリッド車から プジョーの新型「PEUGEOT 3008 Hybrid」が登場

BMWは、2025年の「コンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステ」で、新しい「M2 CS」を正式に発表した。最初の画像に続き、詳細も明らかになった。伝説の名称が示す通り、この小型「M」は、非常にパワフルで、特に軽量だ。

エンジン:M3およびM4と肩を並べる「M GmbH(M社)」は、この特別モデルに大幅なパワーアップを施した。「CS」に搭載された3リッター直列6気筒エンジンは、50馬力もパワーアップしており、トルクも同様に大幅に向上している。

530馬力と650Nmがデータシートに記されている。これにより、「M2 CS」は「M3」と「M4」の4輪駆動モデルと同等のパワーを実現している。ただし、後輪駆動は当然ながら維持されている。トランスミッションの選択に関しては、純粋主義者にはやや不満が残るかもしれないが、オートマチックトランスミッションのみとなっている。

M2 CSは4つのメタリックカラー展開だ:「サファイアブラック」、「ベルベットブルー」、「ブルックリングレー」(画像)、「ポルティマオブルー」。「M2 CS」は、0-100km/h加速を、量産モデルより0.2秒早い3.8秒で達成する。電子制御システムにより、最高速度は302km/h。

外観と軽量化:M2 CSは30kg軽量しかし、より高い出力は、BMWが「CS」の称号を名乗るための基本要素の一つに過ぎない。仕様書には伝統的に軽量化が重視されており、「M2 CS」は通常の「M2」よりも30kg軽量化されている。これは、当然ながら、カーボンルーフ、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製のダックテール付きリアハッチなど多くのカーボンを使用することで実現されている。

兄貴たちより控えめ兄貴の「M3 CS」と「M4 CS」同様、フロントとリアのモデル名には赤い縁取りが施されている。ただし、「M2 CS」はデザイン面では若干控えめになっている。

アダプティブLEDヘッドライトと眩しさ抑制機能付きハイビームアシストは、特別仕様車では標準装備だ。フロントグリルはより開放的なデザインとなり、フロントスプリッターが採用されている。リアディフューザーは控えめなデザイン変更が施されている。「M2 CS」の電動制御式フラップエキゾーストの4本のマフラーパイプはマットブラック仕上げだ。さらに上を求める方は、「Mパフォーマンスパーツ」から、チタン製エンドマフラーとカーボンとチタン製のエンドパイプを備えたエキゾーストシステムを選ぶことができる。

「CS」は、トラックツールと日常使いの自動車を1台で実現することを目指しているため、標準装備のアダプティブMサスペンションによって標準モデルよりも8mm低くなっている。

ゴールドのホイールは必須「CS」らしいのは、ゴールドのホイールだ。フロントは19インチ、リアは20インチ。工場出荷時にはサーキット走行用タイヤが装着されているが、追加料金なしでスポーツタイヤも選択可能だ。その背後にはMコンパウンドブレーキがのぞいている。カーボンセラミックは追加料金で選択可能だ。ブレーキキャリパーはレッドのみ。

インテリア:ドアパネルに照らされるCSロゴインテリアでは、BMWはカーボン製センターコンソールを採用して軽量化を図っている。さらに、Mカーボン製バケットシートには、照明付きCSロゴとレザー張りが施されている。快適性を損なうことのないよう、シートは電動調整式となっている。サーキット走行用に、ハーネスベルトを取り付けることもできる。もちろん、工場出荷時にはMカラー通常のシートベルトが装備されている。

カーブドディスプレイは12.3インチと14.9インチの2画面。車内は特別なMデザインに満たされる。スポーツモデルにふさわしいアルカンターラ製グリップとカーボンインサートを備えたステアリングホイールは、「M2」には欠かせない装備だ。センターコンソールとドアパネルに「CS」ロゴが追加されてこれが特別なモデルであることを強調している。

市場投入時期と価格市場投入時期は2025年8月に決定している。BMWはこの特別モデルの価格もすでに発表しており、「M2 CS」の価格は、115,000ユーロ(約1,897万円)からだ。これは、通常モデルよりも37,500ユーロ(約618万円)も高い価格だ。

テクニカルデータ:エンジン:直列6気筒ガソリンエンジン • 排気量:2,993cc • 出力:530馬力@6,250rpm • 最大トルク:650Nm@2,750~5,730rpm • トランスミッション:8速Mステップトロニック • 加速(0-100km/h):3.8秒 • 最高速度:302 km/h • 燃費:9.9km/ℓ • 車両重量:1,775kg • 価格:115,000 ユーロ(約1,897万円)~

結論:「M2 CS」が再び登場したのは本当に嬉しい!しかも、これほど豊かなパワーアップを遂げて。個人的な好みとしては、BMWは特別モデルの外観をシリーズモデルからさらに差別化してもよかったと思う – 例えばスポーティなラッピングを施すだけでも・・・。だが、「M2 CS」が10万ユーロ(約1,650万円)を超える価格になったのは残念だ。

Text: Katharina BerndtPhoto: BMW Group

文:AutoBild Japan
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

日本で販売されない理由が理解できない!新型「トヨタ アイゴX」の全情報
日本で販売されない理由が理解できない!新型「トヨタ アイゴX」の全情報
AutoBild Japan
新型「ルノー オーストラル」は静かでスタイリッシュに 大幅なフェイスリフトながら価格は据え置き 新型モデルの詳細情報!
新型「ルノー オーストラル」は静かでスタイリッシュに 大幅なフェイスリフトながら価格は据え置き 新型モデルの詳細情報!
AutoBild Japan
550馬力の“究極ファミリーカー”が日本発売! 限定30台のBMW新型「M3 CSツーリング」は走りも装備もまさにレーシングスペック
550馬力の“究極ファミリーカー”が日本発売! 限定30台のBMW新型「M3 CSツーリング」は走りも装備もまさにレーシングスペック
VAGUE
【最も人気の高い日本車】ロータリーエンジンの名車「マツダ RX-7(FD)」の物語
【最も人気の高い日本車】ロータリーエンジンの名車「マツダ RX-7(FD)」の物語
AutoBild Japan
トヨタが新「コンパクトSUV」発表! “大口顔”でめちゃ精悍な「走り仕様」新登場! 高性能な“専用2リッターエンジン”搭載で約200馬力の「新型カローラクロス GRスポーツ」ノーマルとの違いとは
トヨタが新「コンパクトSUV」発表! “大口顔”でめちゃ精悍な「走り仕様」新登場! 高性能な“専用2リッターエンジン”搭載で約200馬力の「新型カローラクロス GRスポーツ」ノーマルとの違いとは
くるまのニュース
メルセデス300 SLへのオマージュ「ソーチック 300 GTC」でフランスのコーチビルダーが復活
メルセデス300 SLへのオマージュ「ソーチック 300 GTC」でフランスのコーチビルダーが復活
AutoBild Japan
550馬力の「“新”ステーションワゴン M3 CS」発表! 専用「カーボン」採用ボディ×強化サスペンション装備! 時速100km加速「3.5秒」のBMW新モデル発売
550馬力の「“新”ステーションワゴン M3 CS」発表! 専用「カーボン」採用ボディ×強化サスペンション装備! 時速100km加速「3.5秒」のBMW新モデル発売
くるまのニュース
見た目も中身もまるで“スポーツカー”!? トヨタ「プリウス」のPHEVモデルに精悍な特別仕様車「G“ナイトシェード”」登場 一部改良で装備も強化
見た目も中身もまるで“スポーツカー”!? トヨタ「プリウス」のPHEVモデルに精悍な特別仕様車「G“ナイトシェード”」登場 一部改良で装備も強化
VAGUE
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025 注目の最新発表まとめ(前編)
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025 注目の最新発表まとめ(前編)
AUTOCAR JAPAN
まずはハイブリッド車から プジョーの新型「PEUGEOT 3008 Hybrid」が登場
まずはハイブリッド車から プジョーの新型「PEUGEOT 3008 Hybrid」が登場
AutoBild Japan
V8エンジンの圧倒的なパワーで一段上の走行性能を実現!! レクサスが限定500台の特別仕様車「IS500“Climax Edition”」を発売
V8エンジンの圧倒的なパワーで一段上の走行性能を実現!! レクサスが限定500台の特別仕様車「IS500“Climax Edition”」を発売
バイクのニュース
【最新モデル試乗】ベストセラー・メルセデスにお買い得モデル登場。900万円でも欲しいと思わせる、GLC220dクーペのコストパフォーマンスとは!?
【最新モデル試乗】ベストセラー・メルセデスにお買い得モデル登場。900万円でも欲しいと思わせる、GLC220dクーペのコストパフォーマンスとは!?
カー・アンド・ドライバー
【米国】ホンダ「”2人乗り”スポーツセダン」公開! 2リッターで“300馬力超え”の「直4」搭載! 史上最強の「タイプS HRC」登場
【米国】ホンダ「”2人乗り”スポーツセダン」公開! 2リッターで“300馬力超え”の「直4」搭載! 史上最強の「タイプS HRC」登場
くるまのニュース
【速報】新型アストンマーティン「ヴァンテージS」デビュー。伝統と革新が融合した680馬力の真髄とは
【速報】新型アストンマーティン「ヴァンテージS」デビュー。伝統と革新が融合した680馬力の真髄とは
LEVOLANT
「究極のM」30台限定で日本発売! BMW M3 CS ツーリング、価格は2098万円
「究極のM」30台限定で日本発売! BMW M3 CS ツーリング、価格は2098万円
レスポンス
マツダが「“新”2ドアスポーツカー」発売へ! 史上最高額の「700万円モデル」は“匠”手仕上げ「2リッター高性能エンジン」搭載! 所有欲まで満たす「MSRロードスター」とは
マツダが「“新”2ドアスポーツカー」発売へ! 史上最高額の「700万円モデル」は“匠”手仕上げ「2リッター高性能エンジン」搭載! 所有欲まで満たす「MSRロードスター」とは
くるまのニュース
究極ツーリングワゴンBMW 「M3 CSツーリング」が全国30台限定で受注発売!
究極ツーリングワゴンBMW 「M3 CSツーリング」が全国30台限定で受注発売!
Auto Messe Web
BMW「M2レーシング」 力強いパフォーマンスが光るサーキット専用モデル
BMW「M2レーシング」 力強いパフォーマンスが光るサーキット専用モデル
グーネット

みんなのコメント

9件
  • doc********
    今のBMWって現在のシフトポジションはメーターパネルをのぞき込まないとわからないし、不必要なときにヘッドライトをoffにしようとしても小さいスイッチを探して押さないといけない。一昔前まではシフトポジションはメーターを見なくてもレバーの位置でわかったし、ライトスイッチは目で探さなくても手探りだけで自由に操作できた。スマホ連携とかいろいろ不要な機能は増えたけど駆け抜ける喜びはどこかに消え去ってしまった。
  • ユメビ
    重い車に馬力でごまかしてる、もっと軽くする努力
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207 . 5万円 1254 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

238 . 0万円 579 . 0万円

中古車を検索
マセラティ クーペの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1207 . 5万円 1254 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

238 . 0万円 579 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村