リーズナブルな軽自動車にも子育て期に嬉しい上級装備を搭載!
子育てするなら、電動スライドドアのあるクルマがいちばん! というのは多くのパパ・ママが口を揃えて言うことですよね。生まれた直後からチャイルドシートに乗せることが義務づけられているので、ヒンジドアよりもスライドドアのほうが狭い場所でも広い開口部が取れて、乗せたり降ろしたりが断然ラク。少し大きくなって子供が自分で乗り降りするようになると、今度はドアをバーンと隣りのクルマにぶつけられたり、風で急に閉まって手を挟まれたり、といったトラブルも、スライドドアなら避けられます。
3列シート+スライドドアでもダメ! 人気ジャンルなのに売れないミニバン5選とその理由
子供を抱っこしたままでも乗り降りしやすく、わざわざリヤにまわって荷物を積むのが面倒なときでも、スライドドアならサッと積み込めますね。そんな、子育ての大変さをさりげなくサポートしてくれるのが、電動スライドドア車なのです。
ただし、ミニバンだけでなくコンパクトカーや軽自動車にまでスライドドア車が増えてきた今、その使い勝手の良さにも優劣が生まれています。便利だと思ったけど、閉まり切るまで待たないとロックできなかったり、せっかく電動なのにいちいちドアハンドルを握って引かないと開け閉めできないなど、プチストレスになるスライドドア車もあるので、今回はそんな心配のない、秀逸な電動スライドドアを持つクルマをご紹介したいと思います。
1)日産ルークス
まずは、購入後の維持費がリーズナブルなので子育て期に助かる軽自動車から、フルモデルチェンジしたばかりの日産ルークス。大きなポイントは、ホンダN-BOXの640mmというスライドドア開口幅を超えてきた、650mmの大開口幅です。ママが子供を連れて買い物に行ったら、子供がグズって自分で歩いてくれない……というのはよくあるシーン。仕方なく、片手で子供を抱っこしてもう片方には買い物袋を2つさげて駐車場までやっとのことで戻ってきた、なんてときに、開口部が広いスライドドアはそのまま車内に乗り込みやすいのです。
また、小学生はランドセルを背負ったままでも、引っかかることなく乗り降りできたり、小さなストレスをなくしてくれるのがルークスの電動スライドドア。ほかにも、オーテックのオプションですが、ドアに連動してステップが自動で出てきて、階段のように乗り降りを助けてくれる「オートステップ」もあるので、自分で乗り降りするようになった子供や、お年寄りにも優しいですね。このオートステップと同時には装備できませんが、足の動作だけでスライドドアを開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」も設定されています。
2)ダイハツ・タント
次にもう1台、軽自動車からは子育て世代に絶大な人気を誇る、ダイハツ・タントの電動スライドドア。なんといっても、タントの代名詞とも言えるミラクルオープンドアは、スライドドアと助手席ドアの間の柱をなくして、両方開けると1490mmもの超大開口幅になるのが大きな魅力。子供と手をつないだままでも乗り降りできるし、ベビーカーを広げたままサッと積むことだって可能。オプションの「ミラクルオートステップ」をつければ、電動スライドドアの開閉と連動して長いステップが出現・格納します。
さらに、あらかじめ設定しておけば、キーを持った状態でドアに近寄るだけで、何もしなくてもスライドドアが開く「ウェルカムオープン機能」や、スライドドアが閉まり切るまで待たなくても、予約ボタンを押しておけばそのまま車両を離れても勝手にドアロックしてくれる「タッチ&ゴーロック機能」が超便利。この2つは軽自動車初の機能です。主婦の間では、最近は家事でも料理でも「時短」がキーワードとして喜ばれているので、そんな時短装備があるタントの電動スライドドアは、さすが子育て世代の味方ですね。ちなみにこの2つの機能は、高級ミニバンのアルファードに搭載されている上級装備です。
乗り込み口の段差や安全性などにも考慮したアイディア機能も!
3)トヨタ・シエンタ
続いて5ナンバーサイズのコンパクトミニバンで秀逸なのは、トヨタ・シエンタ。なんと、先ほどご紹介したアルファード自慢のウェルカム機能、ドアロック予約機能が、ベースグレード以外のグレードに標準装備されているという太っ腹スライドドア車なのです。
しかもシエンタは、ステップが地上からわずか330mmと超低くて、乗り込み口の段差もなくフラット。子供はもちろん、ペットのワンちゃんが乗り降りする際などもスムースになっています。開口幅は665mmでホンダ・フリードと同等ですが、キーを持っていればドアに近づくだけで自動で開くスライドドアは、猫の手も借りたい子育て中にはとっても助かる使いやすさだと思います。
4)日産セレナ
さて、最後はミドルクラスミニバンから、日産セレナ。このクラスでいち早く、足の動作だけでスライドドアが開閉できるハンズフリーオートスライドドアを設定したのは、セレナでした。Wセンサー方式を採用して、ちゃんと乗り込もうとしている人かどうかを判断。クルマの横に立っているだけの人や、猫など動物には反応しないなど、安全性にも配慮されています。
また、スライドドアが閉まり切ったら全ドア連動のロック機能や、ドアが開閉している途中で好きな位置で一時停止が可能な「ドアストップ機能」もあります。これは、風や雨を車内になるべく入れたくない時に最小限の開口幅で乗り降りしたり、停車中に車内の換気をしたいときなどに便利ですね。
さらに、セレナは3列目シートに座る人の利便性にも注力しているのがポイント。2列目の人が眠ってしまった時など、3列目の人が自力でスライドドアを開けようとするとなかなか大変なのが一般的なのですが、セレナは3列目シートの人のための開閉スイッチが用意されているのです。閉じ込め事故防止にもなりますから、安心ですね。
というわけで、いろんな機能が加わって日々進化している電動スライドドア。どれだってそんなに変わらないんじゃない? と思っていた人もいたかもしれませんが、いかがでしたでしょうか。一度使うと、今までけっこうプチストレスだったんだな~と実感するものが多く、その便利さを知ったらもう戻れないかも!? 子育て中の負担もグッと軽くなると思いますので、スライドドア車を検討する際はぜびチェックしてみてくださいね。
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みんなのコメント
スライドドア車はご老人のいる家庭の方が必要性が高いと思うよ
足腰弱くなると屈んだり、登るように乗り込む車は厳しすぎるからね
うちのスペーシアは法事の移動に使って、ご老人方に乗りやすいと凄く喜ばれたわ