メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1第11戦ハンガリーGPの決勝スタート直後の多重クラッシュを引き起こした責任を問われ、夏休み明けのベルギーGPで5グリッド降格ペナルティを受けることになった。
ウエットコンディションとなった決勝レースのスタートで、2番グリッドのボッタスは蹴り出しが悪く、ランド・ノリス(マクラーレン)らに先行されてしまう。そしてターン1へのブレーキングでコントロールを失ったボッタスは、ノリスのリヤに追突してしまった。
【F1動画】2021年F1第11戦ハンガリーGP決勝ハイライト
弾き飛ばされたノリスのマシンは、2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のマシンに直撃。左フロントサスペンションを破損したボッタスも、セルジオ・ペレス(レッドブル)のマシンに衝突し、ランオフエリアで止まった。
フェルスタッペンはマシン右側面に大きなダメージを抱えながらも、なんとかレースを続行することができたが、ノリスやペレスはリタイア。一連のクラッシュで後続のマシンにも大混乱をもたらした。コース上にはデブリが散らばり、レースは赤旗中断となった。
スチュワードはレース中にボッタスの審議を行ない、「回避可能な衝突を引き起こした」と判断。夏休み明けの第12戦ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティを科した。この他、ペナルティポイント2点が加えられている。ボッタスの過去12ヵ月間での累積は4ポイントだ。
「スタート直後、ターン1へのブレーキングゾーンで77号車(ボッタス)が4号車(ノリス)のリヤに衝突した」と、スチュワードは報告書に記した。
「スチュワードはコースコンディションを考慮したが、77号車のドライバーに全面的な責任があると判断した」
ノリスはボッタスから謝罪があったと明かしたものの、ボッタスのミスに失望。トップドライバーたちともっと良いレースができると思っていたと語った。
「グリッドの上位で、トップドライバーたちとレースをするんだから、もう少し期待していたんだけど……」
「でも彼らはそれほど頻繁にレース(バトル)をしているわけじゃなくて、単独でレースをしているんだ。僕たちみたいに、集団の中で乱流を受けることもない」
「だから彼らはそういう経験がないんだと思う。もう少し学んだ方がいいね」
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