自動車デザインには「似ているもの」が存在するが、この2台を「似ている」とするのは異論もあるだろう。それでも、この美しいボディラインには共通の「なにか」がある。トヨタ 2000GTとジャガー Eタイプの類似性について考察する。
※本稿は2025年9月のものです
【画像ギャラリー】名車2台の関係は!? どこか似通った面影を持つトヨタ 2000GT&ジャガー Eタイプ(16枚)
文:長谷川 敦/写真:トヨタ ほか
初出:『ベストカー』2025年10月10日号
名車2000GTにも「本家」がある!?
●後発:トヨタ 2000GT 本家:ジャガー Eタイプ
クルマ好きのみならず、多くの人にその名を知られるトヨタ製スポーツカーの2000GTが登場したのは1967年。
直6エンジンをフロントに搭載するロングノーズボディの美しさは、発売から60年近くが経過した現在でも色褪せることはない。
だが、この2000GTにもお手本にしたとされるクルマがあった。イギリスのジャガーが1961年にリリースしたEタイプだ。
ヘッドライトの形式が異なるため、パッと見ではあまり似ているとも思えない2000GTとEタイプだが、全体に視点を広げるとそのシルエットには共通のラインがある。
実際にはEタイプのほうが全長、全幅ともに大きく、2000GTがEタイプのスタイリングに近づけたとは言い切れないが、先に登場して高評価を得ていたEタイプの影響を2000GTが受けていた可能性は高いと言えるだろう。
トヨタ2000GTは性能とスタイリングに優れ、さらに生産台数が少なかったという希少性もあり、ジャガー Eタイプに勝るとも劣らぬ人気を現在でも保ち続けている。
●後発モデルのポイント
今回、Eタイプをお手本にしたと考察したが、2000GTは唯一無二だ。
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みんなのコメント
技術本館へ大量のBMWがトランスポーターで入っていくので、何に使うのってデザイナーと打ち合わせで聞いたら、参考にするんだって。
マスタングパクリのセリカとか、やれることはやった。
故徳大寺氏がマークⅡなんて本家が怒ってくるぞって指摘していた。
信じられなかも知れないが、当時の日本人は米国車があこがれだった。
マツダがベンツパクリのルーチェを出したり、初代MR2がロータスパクリ。
パクリが言葉が悪いなら、インスパイアかリスペクトとでも言っておくけど、中華メーカーの日本車パクリは、反日って言っているけど、本心はリスペクトされているんだなあと生暖かい目で見ている。