ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGPドイツGPのスプリントで12位に終わり、特にインシデントもない中でポイントを獲得できなかったことに驚きを隠せなかった。
マルク・マルケスがウエットコンディションで行なわれた予選でポールポジションを獲得し、スタート直後にミスをしながらも追い上げてスプリントを制した一方、チームメイトのバニャイヤは予選11番手に沈み、スプリントでも挽回できず12位に終わった。
■マルケス、”本能”を抑えきれず鬼プッシュ!「タイトル争いのことを考えて、2位に留まるべきだった」
これはバニャイヤにとって、苦しい2025年シーズンの中でも最も失望の大きい結果のひとつと言えるかもしれない。予選Q2では実質最下位であり、スプリントで大きなミスをしたわけでもない。単純にペース不足が苦戦の原因となっているからだ。
「各セッション後、他のライダーのデータを確認して、なぜ1周ごとに2秒遅れているのかを理解しようとした」
そうバニャイヤは語った。
「問題を理解しても、何も変わらなかった。僕は常に同じレベル――遅かったんだ」
「今日は本当にがっかりしている。僕のパフォーマンスについて……今日の結果に驚いている。雨の中でのレースやセッションで、こんなに遅かったことは記憶にない。理解するのが難しい」
ポジティブな点はあったかと尋ねられ、バニャイヤは率直にスプリントのスタートの一瞬だけだったと語った。
「スタートだ。反応時間と加速は良かった。だけど今日それ以外は悪夢だった。僕はとても遅かった」
「もっとプッシュしたかったが、できなかった。一日中、リヤのグリップが非常に低かった。リヤからのサポートを見つけるのに苦労していた」
リヤのグリップに関する不満は、バニャイヤがドライコンディションでこれまで苦しんできた問題、つまりフロントのフィーリングが良くないこととは対照的に見える。
一方でマルケスは、グリップの限界を巧みに操りながら、バイクからパフォーマンスを引き出していた。予選ではバニャイヤよりほぼ2秒速く、レース中のベストラップ比較では同じタイヤを使いながら、マルケスに1.2秒ほどのアドバンテージがあった。
マルケスはリスクを冒さず2位でフィニッシュするべきだと考えながらも、抑えきれずにプッシュし、勝つことが”できてしまった”。ドイツGPのスプリントは、マルケスとバニャイヤとの差を残酷なほど浮き彫りにしている。
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みんなのコメント
マルクに同じマシンに乗ってこんなに差がつくようでは。
ストーナーの開けた穴にマルクが収まりその年にチャンピオン。
マルクが来る前にチャンピオンになれなかったペドロサ。ヤマハでチャンピオンになったけれど同じマシンでは全くダメだったロレンソ…他多数
ペッコは悪く無い。
ただ大魔王マルクにメンタルやられてしまっただけさ。望むなら来季もレノボに座れるはず。
同じシートに座り、格の違いを思い知らされたいライダーなんて居ない筈だから。
可能ならアコスタには挑戦して欲しいんだけどね。