XL750トランザルプ 2025年モデルの進化点
2025年5月29日、ホンダは大型アドベンチャースポーツモデル「XL750トランザルプ」の2025年モデルを発売しました。
【画像】2025年モデルはどこが変わった?人気アドベンチャーバイク ホンダ新「XL750トランザルプ」を写真で見る(22枚)
大型でありながら扱いやすい車格と新装備が加わった新型に対し、販売店では早くも納期を気にする声が上がっています。
「トランザルプ」シリーズは1986年にデビューしたXL600Vから始まり、2000年のXL650V、2008年のXL700Vへと進化しました。
日常域での取り回しとロングツーリングの快適性を両立するコンセプトは歴代共通です。
EICMA2022で発表された現行世代のXL750は、その伝統を受け継ぎつつ最新テクノロジーを導入したモデルとして再登場しました。
現行XL750は親しみやすくタフな外観を特徴とし、大型フェアリングと21インチフロントホイールの組み合わせでオンオフ双方に対応します。
ハンドル周りには5インチTFTフルカラー液晶メーターを採用し、Honda RoadSyncやUSB-Cポートがツーリングをサポートします。
足回りは倒立フロントフォークとプロリンク式リアサスペンションを装備。舗装路でも未舗装路でもニュートラルなハンドリングと十分なストローク量を確保しました。
パワーユニットは754cc水冷直列二気筒エンジンで、最高出力91PS、最大トルク75Nmを発生し、アシスト&スリッパークラッチと5種のライディングモードを備えます。
そして今回の2025年モデルではヘッドライトがデュアルプロジェクタータイプへ刷新され、アドベンチャーらしい精悍な顔つきになりました。
ウインドスクリーン中央にインテークダクトを設けることで走行風の巻き込みを抑え、環境負荷の少ないバイオエンジニアリングプラスチックを採用しています。
さらに前後サスペンションのセッティングを見直し、舗装路での快適性と荒れた路面での吸収性を高次元で両立させました。
カラーバリエーションは継続色の「ロスホワイト」に、落ち着いた印象の新色「パールディープマッドグレー」を追加し、全2色体制となります。
年間販売計画は200台です。
ホンダ販売店に寄せられる反響とは
そんなXL750トランザルプについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。
「発表から多くのお問い合わせをいただいております。そのため現時点で店頭には現車は無く、7月に入荷予定ですがその分の予約はすでに埋まっています。
現時点で新色のパールディープマッドグレーを新たに購入しようとすると、8月以降の納車となります。一方ロスホワイトの今後の納期は不透明です。
『大型としては扱いやすいサイズ感でツーリングにもってこい』『パワーがあるのに、乗りやすい』とツーリング用に購入されるお客様が大半です。
『400X』など低排気量のアドベンチャーバイクからサイズアップして乗り換えられるお客様が目立ちますが、新規のお客様も多い印象です」
また、関西圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。
「当店では改良モデルのご案内はできますが生産が追いついておらず、10月に生産するものを入荷し11月頃に納車する形となります。
ただ、新色のパールディープマッドグレーは充てられている台数が若干多く、現時点での在庫を7月から8月に納車することも可能です。
お客様の中にも『新色のグレーが気になって見に来た』という方は少なくありません。
当店では元から大型バイクに乗っていらっしゃるお客様が大半です。
元々750ccのモデルに乗られていた方だけでなく、『従来は1000ccのモデルに乗っていたが、大型のままサイズダウンして取り回しやすくしたい』として選ばれているお客様も多い印象です」
XL750トランザルプのメーカー希望小売価格は税込132万円です。
年内生産分は限られているため、早期予約を検討してもいいのではないでしょうか。
※ ※ ※
■主要諸元
・全長×全幅×全高: 2325mm×840mm×1455mm
・シート高:850mm
・車両重量:210kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:RD16E 水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
・総排気量:754cc
・最高出力:91ps
・最大トルク:75Nm
・燃料消費率
WMTCモード値:23.1km/L
・燃料タンク容量:16L(Peacock Blue K.K.)
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みんなのコメント
パンクしたらレッカー移動しか手段がないのでは中々ツーリングバイクとして購入する気になれません。チューブレスにして下さい。