F1マイアミGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。これは、今季厳しい戦いを強いられている彼らにとっては、いくらかの希望を与えることになった。しかしそれだけ……決勝が始まると、現実を突きつけられることになった。マクラーレンだけでなく、メルセデスの後塵も拝する結果となったのだ。
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、多くの問題があることを認識しており、現状を乗り越えるためにすべきことが山ほどあると語った。
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マイアミGPでは、フェルスタッペンがポールポジションから逃げ、レース序盤は先頭を走った。しかしマクラーレン勢の厳しいプレッシャーにさらされオーバーテイクを許すと、その後は差が広がるばかり。最終的には優勝したマクラーレンのオスカー・ピアストリから40秒遅れ……メルセデスのジョージ・ラッセルにも先行され、4位でのフィニッシュとなった。
レース中、フェルスタッペンはブレーキの問題を訴えており、今季マシンのパフォーマンス不足を指摘。さらに今年はピットでのミスも散見される……ピット作業はレッドブルが得意とする部分であったが、そのアドバンテージが失われつつあるのだ。マイアミGPのF1スプリントでは、後方から他のマシンが迫っているにも関わらず、作業が終わったフェルスタッペンに「コースに戻ってよい」という指示を出してしまい、接触事故を起こした。フェルスタッペンはこれでフロントウイングにダメージを負っただけでなく、アンセーフリリースとしてペナルティ対象となり、ポイントを逃すことになった。
マルコ博士はレースから数日経った後、OE24のウェブサイトに登場し、現在のレッドブルが置かれている状況は非常に厳しく、「多くのことが同時に起こりつつある」と語った。
「本当に大きな差だ。マックスが最初の数周で首位を走っていなかったら、もっと差が開いていただろう。ラッセルの3位も、メルセデスがさらに強くなったことを示している。だからなんとかするために全力を尽くさなければいけない」
「パフォーマンスを向上させるためには、あらゆる利用可能なノブを回す必要がある」
ただライバルであるマクラーレンのピアストリについて、マルコ博士は賞賛する。ピアストリはここまでの6戦中4勝を挙げ、ランキング首位に立っている。
「本当に感銘を受けた。彼は非常に冷静さを保ち、先頭を走り続けるために常に努力を続けている。本当に爽快だね」
ただマルコ博士は、レッドブル傘下のレーシングブルズから今季デビューしたアイザック・ハジャーの働きも讃えている。
「しかし、我々のハジャーを過小評価するつもりはない。彼は僅かコンマ1秒と少しの差で、ポイント獲得を逃しただけだからね」
そのハジャーのポイント獲得を阻んだのは、レッドブルでフェルスタッペンのチームメイトを務める角田裕毅だった。角田は日本GPから電撃的にレッドブルに昇格し、マイアミGPが4戦目。苦しみながらも1ポイントを掴んだ。
マルコ曰く、角田はフェルスタッペンに迫れる可能性があるという。
「ユウキはどんどん良くなってきているよ。フェルスタッペンのパフォーマンスに迫ることができる、唯一のチームメイトだろう」
「ただ残念ながら、プレッシャーが高まるとミスを犯してしまうことがある」
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みんなのコメント
残念ながはこれがなかなか治らない。