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総走行距離約8,000km!藤原慎也がホンダ CRF450 RX Rally で「2026 ダカール・ラリー」完走を目指す

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総走行距離約8,000km!藤原慎也がホンダ CRF450 RX Rally で「2026 ダカール・ラリー」完走を目指す

トライアルライダーの藤原慎也が、2025年10月10日から開催される「モロッコラリー2025」および2026年1月3日から開催される「ダカール・ラリー2026」に参戦する。車両はホンダのCRF450 RX Rally。イタリアの名門レーシングチームであるRS moto RACING のサポートを受けての参戦となる。

藤原慎也、ホンダCRF450 RX Rallyを駆って「2026 ダカール・ラリー」完走を目指す。戦いの舞台はサウジアラビア!総走行距離約8,000kmを約2週間で走破。2026 大会唯一の日本人ライダーの参戦バイクが決定!

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藤原慎也 Road to ダカール・ラリープロジェクト事務局(株式会社BARIKI/所在地|大阪府大阪市/代表取締役|加藤亮)は、本プロジェクトの発起人でありトライアルライダーの藤原慎也が、2025年10月10日から17日に開催される「モロッコラリー2025」並びに2026年1月3日から17日に開催される「ダカール・ラリー2026」に、ホンダ(本田技研工業株式会社)のバイク CRF450 RX Rallyで参戦することが決まりましたので、お知らせします。

「ダカール・ラリー」において、日本人ライダーが日本のホンダのバイクに乗って参戦するのは近年稀なことで、同時に、藤原慎也は今大会唯一の日本人ライダーとなります。CRF450 RX Rallyは、HRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)の技術が搭載された、世界限定50台の特別な市販バイクで、イタリアの名門 RS moto RACING のサポートを受けての参戦となります。

■高い戦闘力を持つバイクと経験豊富なチームのサポート得て、8,000km先のゴールを目指すCRF450 RX Rallyとは、ホンダのモータースポーツ専門の会社HRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)が開発した競技用パーツが装着された、世界限定50台の特別なバイクです。そのモディファイは、外装パーツだけでなく、フレームやエンジン内部にも及びます。ホンダは現在、市販していないファクトリーバイクCRF450 RALLYで「ダカール・ラリー」に参戦し、2020年、2021年そして2024年に二輪部門で総合優勝を果たしていますが、そこでの経験、技術がフィードバックされたバイクがCRF450 RX Rallyと言えます。

そんな特別なバイクのメンテナンスを行い、大会を通して藤原をサポートしてくれるのは、ラリー競技における豊富な経験と高い技術力を持つイタリアの名門 RS moto RACING。同チームとHRCは、ラリー中の技術サポート、パーツ供給、整備サービスの提供にとどまらず、参戦に関する各種手続きの支援など、ラリーに参戦するライダーを支援する体制づくりをに行っています。ダカール初挑戦の藤原にとって、非常に心強いものとなります。

■日本人として、日本メーカー「ホンダ」のバイクで「ダカール・ラリー」に挑戦できる喜び「今回、国産メーカーであるホンダのバイク、それも長年ダカール・ラリーに参戦し、優勝もしているファクトリーバイク直系ともいえる世界限定50台のCRF450 RX Rally で2026 ダカール・ラリーに参戦することが決まり、言葉にできないほど嬉しいです。先日参戦したISDE(インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ)2025には、すでにCRF450 RX Rallyが走っていたのですが、そのポテンシャルの高さを肌で感じました。初めてライドするのは、10月9~10日のモロッコラリーに向けたプラべートテストの予定です。今から楽しみで仕方がありません。そこでしっかりと感触をつかみ、モロッコラリーで実戦経験を積んできます!」(藤原)

トライアルでは経験があるものの、ラリーでは初めてホンダのバイクに乗る藤原。現在、国内で「モロッコラリー」にむけて、ホンダのクロスカントリーモデルCRF450 RX でトレーニングを積んでいます。

■「2026 ダカール・ラリー」の舞台はサウジアラビア! 総走行距離約8,000kmを2週間で走破ダカール・ラリーとは、バイク、自動車、トラックなどが砂漠や山岳地帯、泥濘地などあらゆる路面をどれだけ短い時間で走破できたかを競い合う競技で、1979年から行われています。過酷な環境下、強靭な肉体、精神力が必要で、故に「世界一過酷なラリー」と呼ばれ、完走率50%程度の厳しい大会です。アフリカ大陸で30年、南米大陸で11年開催され、2020年から中東へ移動しサウジアラビア1国での開催となっています。

2026年大会のスタート/ゴール地は紅海の港町ヤンブー。全長約8,000kmの内、5,000kmでスペシャルステージが設定されています。ルートには、2つのマラソンビバーク(支援なしステージ)、カテゴリー別の分割ステージ、そして新たに導入される「パワーステージ」などが用意されています。大会は2026年1月3日~17日で行われます。

■SMRPとはSMRP(=Shinya Fujiwara Matsuo Manufacturing Racing Project[藤原慎也 Road to ダカール・ラリー supported by 松尾製作所])とは3ヶ年計画で「2026 ダカール・ラリー」で完走を目指すプロジェクトで、2024年4月に始動しました。

同年6月にオーストリアで開催された「FIM Red Bull Erzbergrodeo」に参戦し、その後は国内でレース出場やトレーニングを積んできました。10月には 世界ラリーレイド選手権「モロッコ大会」(FIM RALL du Morocco)に初参戦で完走を果たし、「2026 ダカール・ラリー」への参戦権を手にすることができました。その後も、「アフリカエコレース2025」や「ISDE2025」にも参戦。「2026 ダカール・ラリー」完走を目指し、国内外での大会参戦、トレーニングを続けています。

■藤原慎也プロフィール1990年1月6日生まれ、兵庫県出身。7歳からバイクにまたがりトライアルを開始。16歳で国内A級シリーズチャンピオン獲得。2014年には国際A級シリーズチャンピオンに輝く。2018年、大阪のど真ん中、通天閣でトライアル大会「City Trial Japan 2018 in OSAKA」を実行委員長として大成功させる。当大会は現在、全日本選手権シリーズに加わり継続開催されている。2016年からはハードエンデューロにも挑戦。「夢を与えるライダーとなる」ことを目指し、世界一過酷なレースと言わる「Red Bull Erzbergrodeo」に参戦。また、日本各地でトライアルのデモを行ったりと、様々な活動を続けている。

■今後の予定~「モロッコラリー2025」参戦&クラウドファンディングを予定 ~藤原慎也は10月10日から、昨年初出場ながら見事完走を果たし、「2026 ダカール・ラリー」の出場権獲得を確実なものとした世界ラリーレイド選手権「モロッコ大会」(FIM RALL du Morocco)に参戦します。「2026 ダカール・ラリー」で使用するバイク、ホンダCRF450 RX Rallyで初めて戦うラリーとなります。ダカール・ラリーに向けて、バイクに慣れ、フィジカルのコンディションを整える重要なレースとなります。
また「藤原慎也 Road to ダカール・ラリープロジェクト事務局」では、10月中旬よりクラウドファンディングを予定しております。詳細は決定次第、発表いたします。

リリース株式会社BARIKI(2025年10月6日発行)

文:バイクブロス バイクブロス編集部
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みんなのコメント

3件
  • hab********
    この分野では長年の実績があるKTM系じゃなく、新規展開のホンダのラリーレイド車にしたのね。
    まずは完走、期待してます。
  • wat********
    燃料流量に規制がないなら、前後フェンダーも フューエルタンクになりそうだw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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