トムスが東京オートサロン2023で発表した2台の新しいカスタムコンプリートカーの受注をスタート

　トヨタのオフィシャルチューナーとして、モータースポーツ事業／自動車用品事業／デザイン事業を手がけるトムス（TOM'S）は2023年1月23日、東京オートサロン2023で公開して注目を集めたカスタムコンプリートカーの「TOM'S GR YARIS（トムスGRヤリス）」と「TOM'S IS300（トムスIS300）」の受注を専用サイトにて開始した。車両価格はTOM'S GR YARISが829万円～、TOM'S IS300が849万円～に設定する。

　各モデルの特徴を紹介しよう。まずTOM'S GR YARISは、サーキットでのスポーツ走行を視野に入れて開発。G16E-GTS型1618cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付ターボエンジンは、コンプリートカー専用ECUセッティングやハイフロータービン、専用インタークーラー、専用ラジエター、“トムス・バレル”エキゾーストシステムなどを採用し、マージンを持った最高出力300ps／最大トルク42.0kg・mを実現する。また、iMT（6速MT）と組み合わせるクラッチを強化。足回りには、サーキットテストを繰り返して熟成した新開発のAdvoxサスペンションシステムを装着した。さらに、エクステリアにはフロントディフューザーやカナード、サイドディフューザー、TKリアアンダーディフューザー、TKリアバンパーダクト、リアルーフウィングなどを装備する。オプションとして、フロント／リアTOM'S×bremboキャリパーキット（109万2300円）やTOM'S鍛造ホイール（35万2000円）、前後LSD／リアデフマウントカラー（35万9700円）、ブリヂストンPOTENZA RE-71RSタイヤ（25万800円）、エアクリーナー「スーパーラムII」（8800円）、カーボンシフトノブ（1万4080円）、サスペンションメンバーブレースフロントNo.1（3万7400円）、サスペンションメンバーブレースフロントNo.2（3万7400円）、リアエンドバー（2万8600円）なども設定した。

　一方でTOM'S IS300は、ハイスピードクルージングとスポーツハンドリングを併せ持つ、トムスならではのスポーツセダンを目指して開発。8AR-FTS型1998cc直列4気筒DOHC・D-4STガソリンターボエンジンは専用ECUセッティングや“トムス・バレル”エキゾーストシステムなどを採用し、最高出力275ps／最大トルク43.0kg・mを実現する。また、足回りにはサーキットでのテストも実施したAdvoxサスペンションシステムを装着し、質の高い、かつしなやかなハンドリングを獲得。さらに、制動機構にはフロントTOM'S×bremboキャリパーキットを、シューズにはTWS EXlete 118F Sport Monoblockアルミホイールを装着した。エクステリアについては、フロントディフューザーやサイドディフューザー、リアアンダーディフューザー、トランクリッドスポイラーを採用。オプションとして、アッパーパフォーマンスロッド・フロント（3万9600円）やアッパーパフォーマンスロッド・リア（2万9700円）、サスペンションメンバーブレース・フロント（2万8600円）、サスペンションメンバーブレース・リア（3万3000円）、ロアボディブレース・リア（7万5900円）、エアクリーナー「スーパーラムII」（8580円）なども選択可能としている。

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まず…って次は

あ