ジル・ビルヌーブ・サーキットで行なわれたF1カナダGP。ハースのミック・シューマッハーはまたも入賞の機会を逃す結果になったが、モチベーションは失っていないと語っている。
シューマッハーはカナダGPの予選Q3でチームメイトのケビン・マグヌッセンに次ぐ6番手を獲得。自己最高グリッドから決勝レースに望んだものの、7番手走行中の18周目にパワーユニット(PU)のトラブルが発生した。
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これによりシューマッハーはリタイアを余儀なくされ、またも無得点に終わった。昨年F1デビューして以降、マシン性能やアクシデントもあり未だF1でポイントを獲得できていない彼にとっては、入賞がどれだけ重要な意味を持つかは想像に難くない。
しかしシューマッハーは、カナダGPはリタイアに終わったものの、次戦以降に向けた自信になったと語っている。
「もちろん、とても悔しいけど、こういうことも起こるんだ」とシューマッハーは言う。
「それがF1で、全てが限界ギリギリなんだ」
「そう、僕らはそういう状況をグッと飲み込まなきゃいけない。でも、ここから得られたポジティブな点もたくさんある。だから次のレースが楽しみでならないよ」
またも入賞の機会を失ったことで、モチベーションを高く保ち続けるのは難しいのではないかとシューマッハーに尋ねると彼はこう答えた。
「僕はこのスポーツが好きでここにいるんだ。マシンに乗るのが好きだし、戦うことで得られるモノもある」
「残念ながら、今回はそれを手にすることができなかった。でも、きっとチャンスは巡ってくるはずだ」
「いずれは気運も変わってくる。明らかに大変だし、過去にもこういうシーズンはあったけど、最後は何とかやり遂げてきた。しかもあと何戦も残っているんだ」
シューマッハーは、ウエットコンディションから完全なドライコンディションまで様々な路面状況でセッションが行なわれたレース週末の中で、PUトラブルが発生するまでは全てが順調に進んでいたと考えている。
「僕は順調に進めていた」とシューマッハーは続ける。
「知っての通り、予選はウエットで、決勝レースはドライだった」
「だからコンディションが大きく異なる中で、その都度グリップの限界を見つけようとしていたんだ。リズムを掴みつつあったし、まだまだこれからだと考えていた」
「こういうことを受け入れるのは、いつだって大変なことだ。もちろん、入賞圏内にいて7番手でマシンをリタイアさせるのは、さらに辛いことだ。決してベストとは言えないけど、しょうがないさ」
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みんなのコメント
そういう気迫が全く無い様に見える。
今年は良いマシンに乗ってるんだから攻めなきゃ。