Chevrolet Corvette
シボレー コルベット
新型シボレー コルベットが約3億3000万円で落札! 量産第1号車がチャリティオークションへ
C8コルベットの第一号車が邦貨3億3000万円で落札
ゼネラル・モーターズ(GM)は新型シボレー コルベットの量産第1号車を世界最大級の名車オークション「バレット-ジャクソン」へ出品。2020年1月18日に開催されたオークションで、当該個体は300万ドル(約3億3000万円)で落札された。
出品されたのはVINナンバー「0001」の刻まれた車体で、ロットナンバーは#3007。新型コルベットがステージ上に登場すると、会場にいるゲストは総立ちの状態に。300万ドルでハンマーが振りおろされると歓声と熱気は最高潮に達した。
落札額は100%非営利団体へ寄付
8代目となる新型コルベットの量産はまだスタートしていないので、当日ステージに現れたのは“代理人”たる試作車両。落札者の手元に実際届く車両は最高級グレードの「3LT」で、装着可能なオプションをすべて採用した仕様となる。ボディカラーはブラックで、ブラック×レッドのインテリアを組み合わせになるという。
落札額はすべて「デトロイト チルドレンズ ファンド」へ寄付される。同団体はデトロイトの学校の質を向上させることを目的とした非営利団体。デトロイトの学校環境は窮状に陥っており、質の高い教育を受けられている学生は10人に1人とも言われている。教育の機会が制限されてしまっている数万の子供たちを救うべく、デトロイト チルドレンズ ファンドは高水準の機関や教育者を増やす活動を行なっている。
落札者は世界一のコルベット・マニア
C8コルベットの第一号車を競り落としたNASCARのチームオーナー、リック・ヘンドリックは語る。
「私は世界一のコルベット・マニアです。意義ある活動を通して、多くの人々を助ける慈善団体へ協力する姿勢をもつシボレーとバレット-ジャクソンには感謝の念を抱いています」
日本での予定価格も発表された新型コルベット
新型シボレー コルベットは先ごろ日本でも正式発表されたばかり。2019年1月10日の国内デビューと同時に予約受付も開始しており、予定価格として「2LT」が1180万円、上級グレードの「3LT」は1400万円と発表されている。
8代目となる新型コルベットは、66年の歴史で初めてのミッドシップ・レイアウトを採用。変更。ドライバーをフロントアクスル側、ほとんど前輪直上に近い位置に座らせることで、より鋭いレスポンスとコントロール性を実現したという。
高性能モデルを除けば間違いなく史上最速・史上最強の1台であり、「Z51 パフォーマンス パッケージ」装着車の場合、0-60mph加速わずか2.9秒という性能が実証されている。
日本へのデリバリー開始は2021年春を予定
新型コルベットが搭載するのは、495hp&637Nmを発生する6.2リッターのV型8気筒OHV「LT2」。現行V8の中では唯一の自然吸気ユニットとなる。低く搭載されたV8は車両の低重心化にも貢献。やはりコルベットとしては初となるドライサンプ方式を採用した。組み合わされるトランスミッションはTREMEC製の8速DCTだ。
「毎日ドライブを楽しめる本物のスーパーカー」を標榜する一方で、荷室には約357リッターの容量(ゴルフクラブを2セット収納可能)を確保するなど、日常の使い勝手にも配慮した。フロントの荷室には機内持ち込みサイズのスーツケースとPCバッグが収まる。
フロントサスペンションは2.8秒でおよそ40mmリフトアップすることが可能。道路上に設けられたバンプや駐車場進入時にノーズ下をこすらないよう、グラウンドクリアランスを確保する。車速40km/h程度まで稼働し、1000箇所までであればポイント地点が記録できて自動的にリフトアップをする仕組みも採用した。
新型コルベットの生産はケンタッキー州ボーリンググリーン工場で2020年2月にスタートする。日本仕様が最終決定するのは2020年7月ごろで、正式受注もこのタイミングとなる。日本へのデリバリーは2021年春を予定している。
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みんなのコメント
これに乗ってコンビニ行きたいわー。
もちろんマジックテープ財布で小銭支払い。