BMWのLMDhプロジェクトリーダーであるマウリツィオ・レスキウッタは、新型車両である『MハイブリッドV8』の開発は、トラブルが相次ぎ非常に困難だったと語った。
12月にデイトナで行なわれた、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスのグループテストの後、BMWのテストプログラムは走行時間の圧縮もあって非常にチャレンジングだったという。
■ホンダ・レーシングがF1で培った技術を注入。アキュラ、IMSA新投入のLMDh車両『ARX-06』の開発秘話を明かす
セブリングで11月に行なわれた24時間の耐久テストでは、標準ハイブリッドシステムの電気モーターに関連するギヤボックスの問題や、テスト車両のエンジントラブルによって短縮されたためだ。
デイトナテストでは、初日に2台目のマシンのシャシー組み立てを終え、2日目になってようやく2台のマシンで走行することができた。
「1から10までのスケールで言うと、12か13くらいの急勾配だ」と、レウスキッタは語った。
「岩を転がして坂を上っているように感じることもあれば、時にはまた転がり落ちることもあるんだ!」
「我々は主に時間的な問題から、いくつかの大きな課題に直面している。白紙の状態から、最初のレース、それも24時間レースまで、わずか1年半しかなかったんだ」
「そのため、チームやパートナーには多くの課題があり、大変な作業となった。我々はGTチームやフォーミュラEチームを含む全員の頭脳を結集し、現在のBMW Mモータースポーツの優先事項であるこのプログラムに注力した」
BMWのドライバーのうち6人がデイトナで走行し、1月のIMSA開幕戦ロレックス・デイトナ24時間レースに向けてマシンの信頼性を大幅に向上させた。
「我々にとって最大のチャレンジは、レースを完走することだ。レースで勝つことを考える前に、最後まで走りきらなければならない」
そうレウスキッタは語った。
「多くのトラブルが発生したのは普通のことだが、普通でないのは最初のレースが1月末なのに、7月にマシンをロールアウトさせるという時間的制約があることだ。多くの不測の事態が発生し、それに対応しなければならないのだ」
「デイトナで完走することで、それなりの結果を出したいと思っている」
キャデラックも、デイトナテスト初日にマシンを組み立てていたメーカーのひとつだが、最終的には3台のシャシーを用意。2日目にはチップ・ガナッシ・レーシングとアクション・エクスプレスの両チームに分担して走らせた。
GMのスポーツカー・レーシング・マネージャーであるローラ・クラウザーは、「私たちはまだ山を登らなければならない」と話した。
「パーツの管理には苦労しています。特に3台体制になると、プライマリーやスペアの面で必要な品質を確保するのが大変です」
「そのうちの一部は、おそらくギリギリのところで切り抜けることができると思います。バックアップのためのバックアップがないため、リスクを負うことになるかもしれません」
「サプライチェーンと連携し取り組んでいますが、さらにクリスマスがあるとなると厄介です。この時期はいつも大変ですが、フルチームを編成して取り組んでいます」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!? 後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
これしきでへこたれるようではハイブリッドカー24時間耐久レースなどすべきではない。
もっとも、この記事はタイトルに悪意がありすぎるけど。