7月28日(土)、ハンガリー・ブタペスト郊外にあるハンガロリンクでFIA F2第8戦のレース1が開催され、ニック・デ・フリース(プレマ)が優勝。日本の福住仁嶺(アーデン)は10位、牧野任祐(ロシアンタイム)は9位だった。
ポールポジションはセルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)が獲得、牧野は20番手、福住は11番手からのスタートとなる。
フィーチャーレースとして行われるレース1の周回数は37周、コース上には雨が降りコンディションはウエット。全車ウエットタイヤを装着し、セーフティカー先導によるレーススタートとなった。ウエットスタートのためタイヤ交換の義務はない。
ポイントランキングトップのジョージ・ラッセル(ART)はクラッチトラブルを抱え、ピットスタートを強いられる。
3周のセーフティカーランを終え、34周を残し改めてスタンディングスタートが切られた。
トップスタートのセッテ・カマラが好スタートを切りホールショットを奪う。2番手スタートのジャック・エイトケン(ART)は4番手にポジションを落とした。
福住は好スタートを決め1周目で3台をパス、7番手に浮上する。牧野は15番手でオープニングラップを終えた。
レース序盤、気を吐いたのは6番手スタートのランド・ノリス(カーリン)4周目にアントニオ・フォコ(チャロウズ)とのバトルを制して5番手に浮上。5周目にはエイトケンを交わし4番手に浮上する。
ノリスはさらに前を行くルカ・ギオット(カンポス)にも襲いかかり、6周目のターン13でオーバーテイク。3番手に浮上してみせた。
難しいコンディションのなかノリスの勢いは止まらず、8周目にデ・フリースをターン9で交わし、2番手に浮上。カーリンが1-2体制を築いた。
10周目、ターン8でノリスはチームメイトのセッテ・カマラを交わしトップに立つ。
ノリスに交わされ2番手に後退したセッテ・カマラはペースが上がらず、13周目にデ・フリースとフォコにオーバーテイクされ4番手に後退する。
2番手に浮上したデ・フリースは、3番手のフォコとテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げる。
16周目、セッテ・カマラがミディアムタイヤに交換し6番手でコース復帰を果たす。翌周にはトップのノリスもミディアムタイヤに交換、3番手でコース復帰する。
フォコは18周目にミディアムを装着。ノリスの後ろ3番手でコース復帰を果たすが、ターン2でコースオフを喫し4番手に転落してしまった。
7番手を走行していた福住はロベルト・メリ(MPモータースポーツ)に交わされ8番手に浮上する。12番手を走行していた牧野はファステストラップをマークしながら走行を重ねていった。
レース中盤、ピット戦略から2番手に浮上していたデ・フリースはトップを行くノリスより約2秒速いラップタイムを刻みながら走行を重ねる。
27周目、デ・フリースはついにノリスを捉え、ターン8で一気にオーバーテイク。トップに立った。
福住はギオットに交わされ9番手に後退。さらには10番手のアルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)とテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げていく。
31周目、ニコラス・ラティフィ(ダムス)がマシンストップ。バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されるが、すぐにマシンが排除され、VSCが解除された。
33周目、ターン1で福住はマルケロフに交わされ10番手に後退する。
最終周に2番手争いが激化。1コーナーで3番手のセッテ・カマラが2番手のノリスに仕掛ける。しかし、オーバーテイクに失敗し失速、後ろから来たフォコに交わされてしまう。
2番手争いはターン13で決着する。3番手のフォコに対し4番手のセッテ・カマラが接触、フォコはスピンを喫する。ノリスはそんなふたりを尻目に2位フィニッシュを飾った。
セッテ・カマラが3番手ポジションでフィニッシュするも、フォコとの接触に対して10秒ペナルティが科せられ7位。フォコが3位表彰台を獲得している。
デ・フリースは逃げ切り優勝。今季2勝目を飾った。
牧野は20番手スタートから9位入賞を果たす。一時7番手を走行していた福住は10位でレースを終えている。
FIA F2第8戦ハンガリーのレース2は、日本時間7月29日18時20分からスタートする。
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