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トヨタ「ノア/ヴォクシー」改良型発表! そういえば…「豪華ミニバン・エスクァイア」なぜ無くなった? アルヴェルとは違う魅力あったのに… 姿消して4年…改めて振り返る

掲載 更新 22
トヨタ「ノア/ヴォクシー」改良型発表! そういえば…「豪華ミニバン・エスクァイア」なぜ無くなった? アルヴェルとは違う魅力あったのに… 姿消して4年…改めて振り返る

■トヨタ「エスクァイア」なぜ消滅? 5ナンバー高級ミニバンの軌跡

 2026年4月10日にトヨタは、ミドルサイズミニバン「ノア/ヴォクシー」を一部改良し、5月6日に発売することを発表しました。

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 内外装デザインや機能性、使い勝手、乗り心地などに手が加えられています。

 そんな兄弟車のノア/ヴォクシーですが、いまでも根強いファンがいるのが先代ノア/ヴォクシーの兄弟車だった「エスクァイア」です。

 エスクァイアは2014年に登場した5ナンバーサイズの扱いやすさと上級モデルに匹敵する内外装を備えたモデルでした。

 しかし、現行のフルモデルチェンジ時にエスクァイアだけは約8年で生産終了となっています。

 本記事では、エスクァイアの特徴を振り返りつつ、ラインナップから消滅した背景を解説します。

 2014年10月に発売された「エスクァイア」。

 エスクァイアは、3代目ノアおよびヴォクシーから約9か月遅れて市場に投入されました。

 ベースとなる基本構造は共有されており、2リッターのガソリンエンジン車と1.8リッターのハイブリッド車が設定されていました。

 ノアがファミリー向け、ヴォクシーが若い層や個性を求める層向けと位置付けられていたのに対し、エスクァイアは上質さと高級感を追求した独自のキャラクターが与えられていました。

 当時のトヨタは販売チャネル制を採用しており、エスクァイアは「クラウン」などを扱うトヨタ店や、「マークX」などを扱うトヨペット店で販売されました。

 そのため、上級車種を乗り継いできたユーザーの目にも適う仕様が求められていました。

 外観においては、フロントマスクにメッキを多用した大型グリルを採用し、縦のラインを強調することでアルファードを思わせる意匠を採用。

 さらに、中世ヨーロッパの騎士をモチーフにした専用エンブレムが装着されています。

 側面にはステンレスベルトモール、後部にはL字型のメッキ加飾が施され、全グレードでアルミホイールが標準装備。

 また、ノアやヴォクシーに設定されていたエアロ仕様は用意されず、全車が5ナンバーサイズに収められていた点も特徴です。

 内装の形状は兄弟車と共通ですが、ダッシュボードやドアトリムに合成皮革を使用し、ステッチを施すことで質感が向上しています。

 ピアノブラックのパネルや金属調の装飾が組み合わされ、内装色には濃いワインレッドである「バーガンディ」も用意されていました。

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 しかし、2021年9月18日にトヨタ公式ホームページにて同年12月上旬での生産終了が告知。結果的に、2022年のフルモデルチェンジのタイミングで、ノアとヴォクシーに統合される形で姿を消すことになります。

 販売が低迷し、一世代のみで生産終了に至った理由の一つは、その価格設定にありました。

 高級志向であったため、いくつかのオプションを追加すると上位車種であるアルファードの価格帯に手が届いてしまい、同等の予算であればアルファードを選択するユーザーが増加したと見られています。

 加えて、2020年5月に実施された全店舗全車種取り扱いへの移行も大きく影響しました。

 それまで特定の販売店でのみ購入可能だったという特別感が薄れ、ノアやヴォクシーと同じ店内に並ぶようになったことで、車種ごとの違いが消費者に伝わりにくくなりました。

 また兄弟車が3車種存在することによるユーザーの混乱を避けるため、車種の統合が進められたという側面もあります。

 生産終了の理由について当時のトヨタは「顧客のニーズや全チャネルでの併売化を総合的に考慮し、ラインナップの見直しを図った結果である」と説明していました。

 生産終了が発表された際、一部のユーザーからは「ノアとヴォクシーの影に隠れていた」と理解を示す意見がある一方で、大きすぎないサイズ感と高級感を両立していた点を評価し、販売終了を惜しむ声も。

 かつて納車直前に生産終了を知ったという購入者の一人は、子供の成長に合わせてそれまで乗っていた車両から乗り換える際、10年後も後悔しない落ち着いた意匠と贅沢な内装を持つエスクァイアを選択したと述べていました。

 一方で現行ヴォクシーの上位グレードでは、かつての「エスクァイア需要」をカバーする要素もあり、あるトヨタの販売店では「アルファードのエントリーグレードではなく、デザインや機能などの観点からヴォクシーの上位グレードを選ぶ人もおり、かつてのエスクァイアの立ち位置はそこで補えているのではないか」と話しています。

 またある中古車販売店では「エスクァイアの需要は一定数あります。いまでもメッキでギラギラしたデザインを好む人はおり、そうしたお客様には大きなメッキグリルが備わるエスクァイアを選ばれています」と話していました。

※ ※ ※

 今後、エスクァイアという車名が復活する可能性は少ないですが、1世代で姿を消した高級感のあるミドルサイズミニバンはいまでも需要はあるようです。(くるまのニュース編集部)

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
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みんなのコメント

22件
  • displley
    ノアに毛が生えただけで価格アップだった車種なのでそらね。
    もうちょっと頑張ればエスティマ買えるし、なんならアルファードも買える。
    中途半端な立ち位置だったし、エスティマでさえも立ち位置に困って
    廃盤になったぐらいだしねぇ。
  • アスリート
    中古車市場でいまだに高額な車。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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