現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に12ヵ月点検で入庫(前編)【ヒョンデ・コナ長期レポート#13】

ここから本文です

ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に12ヵ月点検で入庫(前編)【ヒョンデ・コナ長期レポート#13】

掲載 2
ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に12ヵ月点検で入庫(前編)【ヒョンデ・コナ長期レポート#13】

見慣れぬ画面がセンターのモニターに表示

長期レポート中のヒョンデ・コナ。昨年秋に編集部にやってきて以来、順調に距離を伸ばしている。その間のトラブルはゼロで、正直レポートのネタとしては何か欲しいところだが、編集部のアシとして活躍していることもあり、非常にありがたく思っている。

【画像】編集部で長期レポート中のヒョンデ・コナ、その近況 全7枚

そんなある日。移動中にサービスエリアで駐車した際に、見慣れぬ画面がセンターのモニターに表示された。『まもなく更新が開始されます』とあり「これはナンダ?」と見ていたが、『安心して降車してください』とあったので、クルマを降りて所用を済ませた。そして戻り起動すると、『更新情報 最新ソフトウェアバージョン:25.4.1』という画面に切り替わっていた。

「へえ、自動でアップデートするんだ」と思い『詳細』を押すと、『高電圧バッテリーの急速充電速度が向上しました。ワイヤレスソフトウェアアップデート(OTA)により、以下の改善が行われました』と、説明が表示されるではないか。横にはQRコードもあり、リンク先で詳しく見ることもできた。

OTAとはオーバー・ジ・エアの略で、インターネット経由で自動車のソフトウェアを更新する技術だが、お恥ずかしながらEVの取材をするようになって最近知った言葉である。知った時は身近に感じていなかったが、その瞬間は不意に訪れたわけだ。

私は主に自宅の200Vで充電するので、急速速度向上は体感できていないが、カーナビのついているクルマを購入したことがないほどのオールドタイプにとっては、いきなり宇宙船に乗ったくらいの衝撃であった。

そういえばリアルな定期点検はどうする?

そこでふと気がついた。そういえば、コナのリアルな定期点検はどうすればいいのかと。

ご存知のように、ヒョンデは主にインターネットを通じた店舗を介さない販売を行っており、アフターサービスについては正直よくわかっていなかった。そこでレポート車の所有者であるヒョンデ・モビリティ・ジャパンの担当者に問い合わせたところ、『ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜』への入庫を勧められた。

実はこの原稿を書いている時点では既に入庫を終えているのだが、先に今回の取材で理解できた、ヒョンデを新車で購入した後の流れを説明しよう。

実はヒョンデのBEVには『ヒョンデ・アシュアランス・プログラム』が付帯していて、最初の3年間は1年ごとの点検、3年目の車検、バッテリークーラントの交換(アイオニック5)、外装のダメージケアまで、無料でサポートするという。

具体的には、12ヵ月、24ヵ月の法定点検における基本料金、36ヵ月の車検における基本料金、完成検査費用、継続登録費用がそれぞれ無料となる。

外装は例えばコナの場合、前後バンパー、ドアミラー、タイヤが対象となり、何かあった場合1年に1回、1部位のみ最大10万円まで修理費用をサポートするというものだ。

また一般保証は、新車から5年/走行距離10万km(いずれか早いほう。以下全て)となっていて、4年目、5年目の法定点検こそ有料となるが、消耗部品が1年/2万km、オーディオ・ナビゲーションが3年/6万km、塗装が5年/10万km、鍵穴が5年それぞれ保証対象となる。

そしてBEVで肝心のEV駆動用バッテリーは、8年/16万kmの保証となっており、SOH(ステート・オブ・ヘルス)と呼ばれるバッテリーの劣化を示す数字は最低でも70%を保証しているそう。

こうして見ていくと、「結構手厚いなぁ」というのが第一印象だ。今回の取材では、12ヵ月時に相当する点検を行ったのだが、その様子は次回のレポートでお伝えしたい。

【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に12ヵ月点検で入庫(後編)【ヒョンデ・コナ長期レポート#14】
ヒョンデ・エクスペリエンス・センター横浜に12ヵ月点検で入庫(後編)【ヒョンデ・コナ長期レポート#14】
AUTOCAR JAPAN
【日本上陸で注目が集まるご先祖様】最新ID.バズに劣らず魅力的?フォルクスワーゲン・タイプ2レイトバス!
【日本上陸で注目が集まるご先祖様】最新ID.バズに劣らず魅力的?フォルクスワーゲン・タイプ2レイトバス!
AUTOCAR JAPAN
BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
レスポンス
鬱蒼とした雑木林に眠る希少なクラシックカー 20選 ジャンクヤード探訪記
鬱蒼とした雑木林に眠る希少なクラシックカー 20選 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
アウディ 2026年発売の次期型『RS6』でセダン復活へ 740psのPHEVも登場
アウディ 2026年発売の次期型『RS6』でセダン復活へ 740psのPHEVも登場
AUTOCAR JAPAN
エアバッグ不具合 2009年から2019年生産のシトロエンC3/DS 3に運転中止要請 欧州
エアバッグ不具合 2009年から2019年生産のシトロエンC3/DS 3に運転中止要請 欧州
AUTOCAR JAPAN
ラスト「ガソリン」ホット・ミニ? ジョン・クーパー・ワークス(1) 先代譲りのハードを解説
ラスト「ガソリン」ホット・ミニ? ジョン・クーパー・ワークス(1) 先代譲りのハードを解説
AUTOCAR JAPAN
痛すぎ!! 月額使用料が倍に!! 自動車メーカー謹製EV充電カードの改悪がスゴい
痛すぎ!! 月額使用料が倍に!! 自動車メーカー謹製EV充電カードの改悪がスゴい
ベストカーWeb
強みは信頼性と顧客対応力 誕生 トヨタ・アーバンクルーザー スズキが開発主導の新型EV
強みは信頼性と顧客対応力 誕生 トヨタ・アーバンクルーザー スズキが開発主導の新型EV
AUTOCAR JAPAN
むしろ魅力なチープさとアンバランスさ ポンティアック・グランプリ(2) 5.8L V8でも162ps!
むしろ魅力なチープさとアンバランスさ ポンティアック・グランプリ(2) 5.8L V8でも162ps!
AUTOCAR JAPAN
(EV除き)電気で1番走れるフォルクスワーゲン Mk8.5 ゴルフ eハイブリッド(1) 欧州販売1位を狙う
(EV除き)電気で1番走れるフォルクスワーゲン Mk8.5 ゴルフ eハイブリッド(1) 欧州販売1位を狙う
AUTOCAR JAPAN
リーフとアリアの取材を通じて感じた日産のイマ【新米編集長コラム#35】
リーフとアリアの取材を通じて感じた日産のイマ【新米編集長コラム#35】
AUTOCAR JAPAN
【CLASSIC MAZDA】35年目のリフレッシュ。これからもロードスターとの生活を大いに楽しみます!
【CLASSIC MAZDA】35年目のリフレッシュ。これからもロードスターとの生活を大いに楽しみます!
カー・アンド・ドライバー
ガソリン車とEVのイイトコ取り Mk8.5 フォルクスワーゲン・ゴルフ eハイブリッド(2) 無理なく変化の波へ
ガソリン車とEVのイイトコ取り Mk8.5 フォルクスワーゲン・ゴルフ eハイブリッド(2) 無理なく変化の波へ
AUTOCAR JAPAN
日産マイクラのホットな兄弟 アルピーヌA290(1) 5 ターボを彷彿 EV期待の星のハードを解説
日産マイクラのホットな兄弟 アルピーヌA290(1) 5 ターボを彷彿 EV期待の星のハードを解説
AUTOCAR JAPAN
トヨタ 欧州向け『ランドクルーザー』全車に48Vマイルドハイブリッド導入
トヨタ 欧州向け『ランドクルーザー』全車に48Vマイルドハイブリッド導入
AUTOCAR JAPAN
クルマとの関係性を深める操舵感 アルピーヌA290(2) ゴルフ GTIと重なる大人な走りの一体感
クルマとの関係性を深める操舵感 アルピーヌA290(2) ゴルフ GTIと重なる大人な走りの一体感
AUTOCAR JAPAN
個人で楽しむ贅沢クーペ ポンティアック・グランプリ(1) 馬力が削がれた時代の希望の光
個人で楽しむ贅沢クーペ ポンティアック・グランプリ(1) 馬力が削がれた時代の希望の光
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

399 . 3万円 506 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

318 . 0万円 434 . 0万円

中古車を検索
ヒョンデ コナの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

399 . 3万円 506 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

318 . 0万円 434 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村