MotoGPは11月中旬に第18戦バレンシアGPが行なわれ、2021年シーズンが閉幕。そしてわずか数日後には、ヘレス・サーキットで2022年シーズンに向けた最初のテストが行なわれた。
2022年にMotoGPクラスへ昇格するルーキーライダーのひとりであるマルコ・ベッツェッキ(VR46)。彼はこのテストで初めてMotoGPマシンを走らせたが、楽しみながらテストをこなすことができたと話している。
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なおベッツェッキのタイムだが、1日目はトップから3.419秒差、2日目は2.440秒差となっている。同じくMoto2からのステップアップ組で、チャンピオンとなったレミー・ガードナー(テック3)はそれぞれ2.857秒差、1.856秒差だった。
「上手くいったよ。どうなるか分かっていなかったという意味でもね。MotoGPバイクが速いだろうことは分かっていたけど、それがどれほどのものかを想像するのは難しかった。でも、テストの推移には満足している」
ベッツェッキはそう語る。
「MotoGPでは取り組むべきことの量が凄く増えている。でも基本的なことだけど、バイクで走ることは凄く楽しいんだ。バイクは恐ろしいほどで、アドレナリンが凄く出ていたよ」
「2日目にはスタート練習もしたけど、助手席に座ってるみたいだったと言っておこう。でも来年に向けて、この冬の間に何をすればいいかは、大体理解できた」
ベッツェッキはテストでのパフォーマンスについては、次のようにあまり重視していなかったと語っている。また肉体的にはまだ準備が必要だと振り返った。
「あまり意味のないタイムシートのために、リスクを負うつもりはなかった。一番重要なの事は、できるだけ多く周回をこなして、バイクのフィーリングを掴むこと、それから楽しんで走ることだったんだ」
2022年、MotoGPクラスのグリッドにはベッツェッキ以外にもチームメイトのルカ・マリーニやフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)など、VR46アカデミー出身者がいる。同門の先輩の存在はベッツェッキにとっても助けとなってくるだろう。
「彼らに何かせがむ必要はない。というのも助けが必要ならペッコ(バニャイヤの愛称)もルカもいるからだ。この数日ですら、僕らは沢山話をしていたんだ。特に夕方は一緒にご飯も食べに行っていた」
「現時点では僕と彼らとは全く別のレベルにいる。だから彼らも僕に何でも話すことができる。もちろん、実際に僕が(アドバイスを実践)できるかといえばそれは簡単じゃない。まだ沢山踏むべきステップがあるからね」
「だけどここまでの取り組みには満足している。データを見てルカと比較しすると、当然、そこには明らかに大きな違いがある。でも2日目にどうライディングしていたかについては、とても満足しているんだ」
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