来季以降の去就が注目されているバレンティーノ・ロッシが8月5日(木)16時15分(日本時間23時15分)から特別会見を行なうことが発表され、MotoGP界隈は騒がしくなっている。そんな中、ロッシ率いるVR46チームからMoto2に参戦中のマルコ・ベッツェッキが、来季はペトロナス・ヤマハSRTからMotoGPに昇格する見込みであることがmotorsport.comの調べで分かった。
来季に向けたMotoGPの移籍市場は、マーベリック・ビニャーレスが今季限りでのヤマハ・ファクトリーチーム離脱を発表したことで、大きな動きを見せることになった。ビニャーレスは自身の将来が「行き詰っている」と認めているが、一方で彼は来季アプリリアに移籍するのではないかと噂されている。
■”MotoGPの生ける伝説”バレンティーノ・ロッシ、スティリアGPで特別会見を実施。今後の去就を発表か?
ビニャーレス離脱によって空いたヤマハのシートには、現ペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリが収まる、というのが現実的な見方である。そのモルビデリと今季コンビを組んでいるロッシも、仮に来季以降の現役続行を決断したとしてもペトロナス・ヤマハSRTを去るのは確実とみられており、来季に向けて同チームはふたつのシートに空きが出るということになる。
現時点でロッシに残されているとされる選択肢は、MotoGPからの引退を決断するか、2022年からチームとして最高峰クラスへの参戦をスタートさせるVR46のライダーとして現役続行するかのふたつなのだ。
VR46に関しては現在、サウジアラビアの石油企業であるアラムコとのタイトルスポンサー契約についてハッキリしない部分が多く、彼らが正式にパートナーシップを結んでいるかについて情報が錯綜している。その進捗次第では、チームのためにロッシが自らライダーとして戦わなければいけない……そんな状況に陥る可能性があるのだ。
なおベッツェッキに関しては、アプリリアから2021年シーズンのMotoGP参戦オファーがあったようだが、VR46がこれに反対。今季もMoto2に残り、2022年シーズンに満を持してVR46から最高峰クラスに昇格を果たし、ルカ・マリーニとコンビを組むと見られていた。
しかしmotorsport.comの調べによると、ベッツェッキはペトロナス・ヤマハSRTと合意に至ったという。ただし、ベッツェッキが乗るマシンがロッシが今季走らせているのと同じファクトリー仕様のマシンになるのか、モルビデリが乗る型落ちの“Aスペック”マシンになるかは不明だ。
ペトロナス・ヤマハSRTは元々、今季のMoto2でルーキーながら印象的な速さを見せているラウル・フェルナンデスに触手を伸ばしていた。しかし既報の通り、フェルナンデスはKTMからの圧力もあり、結果的にKTMのサテライトチームであるテック3から2022年のMotoGPを戦うことになったようだ。
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