5月16日、東京ビッグサイト周辺に設けられた東京ストリートサーキットでABB FIAフォーミュラE世界選手権 2024/2025年シーズン11第8戦&第9戦『東京E-Prix』のフリー走行1回目が行われた。ドライコンディションのセッションはノルマン・ナト(ニッサン・フォーミュラEチーム)がトップタイムを記録している。
2年目の開催となるォーミュラE東京E-Prixは、コースレイアウトの一部変更やマシンの『GEN3 EVO』アップデート、ピットレーン急速充電『ピットブースト』の導入など、昨年とは異なる部分も多い。迎えた最初の走行となるフリー走行1回目は、16時から40分間で行われた。コンディションは手元の計測で気温22度、路面温度26度、天候は曇りだ。
【タイム結果】2025フォーミュラE東京E-Prix フリー走行1回目
シグナルがグリーンになるとジャガーTCSレーシングを除く20台がまずはコースインし、フルコースイエロー(FCY)導入テストを挟みながら走行を重ねていく。序盤は大会最初の走行ということで、ピットに戻ってタイヤを交換する車両、連続周回を行うマシンとで選択が分かれる。
セッションが進むと各車徐々にペースを上げていき、開始から7分半では今季絶好調のオリバー・ローランドが1分16秒944のターゲットタイムを記録。ニッサン・フォーミュラEチームの母国・日本でも勢いをみせる。その後は各車がペースを上げ1分15秒台をマーク。昨年王者のパスカル・ヴェアライン(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)が1分15秒261を記録すると、タイムを更新したローランドを含む5台が1分15秒台に乗せてくる。
するとローランドがさらにタイムを上げ、1分14秒786でヴェアラインの0.475秒ブレイク。ニッサン・フォーミュラEはチームメイトのナトも1分15秒273でこの時点の3番手につけ、ニッサンとポルシェパワートレイン搭載車両が速さをみせる。
そんななか残り25分、最終区間のターン16からターン17にかけて最年少のテイラー・バーナード(ネオム・マクラーレン・フォーミュラEチーム)がクラッシュ。マシン右側にダメージを負いストップしたことで赤旗中断に。
バーナードのマシン回収完了後の16時24分、セッションは残り16分で再開。するとニコ・ミューラー(アンドレッティ・フォーミュラE)が1分13秒902を記録してトップタイムを更新し、僚友のジェイク・デニスがそれを上回る1分13秒245をマークしてアンドレッティがワン・ツーを築く。
その後、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)がアンドレッティを割る2番手に入ると、ヴェアラインが1分13秒190で首位に。これでポルシェパワートレイン搭載車両がトップ4を占め、5番手にはローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームのゼイン・マローニが続く展開でセッション終盤に入る。
ローラ・ヤマハABTは、ルーカス・ディ・グラッシも1分13秒413の好走をみせて4番手に入り、ポルシェ勢の一角を崩す。残り8分ほどになると各車がピットに戻ってセットアップを調整する場面がありつつ、残り5分で多くのマシンがコースイン。
そのタイミングでダン・ティクトゥム(クプラ・キロ)が1分12秒987のトップタイムを記録するも、好調ニッサン勢のナトが1分12秒735、ローランドが1分12秒844をマークして最終盤にワン・ツー体制を構築。王者ヴェアラインが最終盤に1分12秒578でそのタイムを上回るも、最終ラップでナトが1分12秒152のセッション最速タイムを記録し、赤旗中断分を加算した16時48分にフリー走行1回目は終了を迎えた。
2番手にはおなじく最終周に1分12秒430を記録した昨年大会優勝者のマキシミリアン・ギュンター(DSペンスキー)が続き、ローランドも自己ベストタイムを更新して3番手に入った。4番手は王者ヴェアライン、5番手はストフェル・バンドーン(マセラティMSGレーシング)のトップ5になった。
東京ビッグサイト周辺の特設サーキットで行われている2025フォーミュラE東京E-Prixは、5月17日(土)の8時からフリー走行2回目、10時20分から第8戦予選、午後の15時05分から第8戦決勝が行われる予定になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=aiau4aTI4jI
[オートスポーツweb 2025年05月16日]
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