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大幅改良版、メルセデス・ベンツ Sクラスを発表。まずは直6ディーゼルMHEV搭載のS450d 4マティックから受付開始

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大幅改良版、メルセデス・ベンツ Sクラスを発表。まずは直6ディーゼルMHEV搭載のS450d 4マティックから受付開始

2026年6月11日、メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツのフラッグシップサルーン「Sクラス」の新型を発表。まずはS450d 4マティックの予約注文の受付を開始した。

フロントグリルを拡大し、より威厳を増す
Sクラスはメルセデス・ベンツのフラッグシップサルーンであり、世界を代表する高級車のひとつだ。初代は1972年に登場し、現行型は2020年デビューの7代目となる。なお今回発表されたモデルの型式は従来型と同じ「W223」であり、新型とはいえフルモデルチェンジではない。それでもクルマ全体の50%以上、約2700点もの部品を新規開発または再設計されており、Sクラス史上最大規模の改良と謳っている。

ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

エクステリアデザインは、従来型から約20%拡大されたラジエターグリルが目を引く。クローム仕上げのルーバーも3本から4本になり、同じくクローム仕上げのスターパターンにより格調の高さを感じさせられる。また、Sクラスとしては初めてイルミネーテッドラジエターグリルを採用。星形のデジタルヘッドライトとともにフロントマスクを引き立てている。

リアまわりでは、左右両端まで横一線に細く引かれたクロームフレームと片側3つのスターデザインが印象的な新型リアコンビネーションランプが、メルセデス・ベンツのアイデンティティを強調。トランクリッドには、クローム仕上げ2分割トリムストリップが配されている。

インテリアでは、14.4インチのメディアディスプレイと12.3インチの助手席用ディスプレイからなる「MBUX スーパースクリーン」を標準装備。ステアリングホイールには、一部に物理ボタンを採用して操作性を向上させている。エアベントには円形の照明を備え、選択された換気モードに合わせて自動調整し、新しい電動フィルターは、食卓塩の粒子よりも1200分の1程度の微細な粒子さえもイオン化して除去して、約90秒ごとに車内の空気を浄化するなど、室内空気環境も大きな進歩を遂げた。

オペレーションシステムには、メルセデス・ベンツが自社開発した「MB.OS」を採用。インフォテインメントから運転支援、ドライビングパフォーマンスまで車両のさまざまな機能を統合し、より高速な処理性能と組み合わせることにより、より安全で機能的で、わかりやすいシステムを構築している。さらに、メルセデス・ベンツ インテリジェントクラウドに接続することで、さまざまな車両機能のOTA(オーバー ジ エア)による無線ソフトウエアアップデートを継続的に行う。

MBUXも「MB. OS」の採用で第4世代に進化
インフォテインメントシステムの「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)は第4世代となり、前述の「MB.OS」を採用したことで、Googleマップをベースとしたカーナビゲーションや、生成AIを活用したMBUX バーチャルアシスタント、車両および周辺環境の3Dビューと運転支援機能をシームレスに統合したMBUX サラウンドナビゲーションなど、さまざまな機能が進化した。

先進の運転&駐車支援システムでは、高度な処理能力を誇る高性能コンピュータに、10台の外部カメラ、5台のレーダーセンサー、12台の超音波センサーを搭載し、最先端のものを実現した。標準装備の「MB. ドライブ」ではディスタンスアシスト ディストロニックやステアリングアシスト、レーンチェンジアシストなどを、駐車支援システムの「MB. ドライブ パーキングアシスト」では、車両の両側の駐車スペースを早い段階から検知してスムーズな駐車をサポートする。

現在のところ日本仕様のパワートレーンは、S580 4マティックロングに搭載される4L V8ガソリンツインターボ(537ps/750Nm)と、S450d 4マティックに搭載される3L 直6ディーゼルターボ(367ps/750Nm)の2種。いずれも9速ATを介して四輪を駆動するフルタイム4WDで、さらに17kWのISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)を組み合わせた48Vマイルドハイブリッドを採用している。

足まわりには、インテリジェントダンパーを備えたエアマティックサスペンションを採用。マイクロLED技術を採用した新世代のデジタルライトや、後席用エアバッグ(オプション)、前席ではシートヒーターと連動するヒーテッドシートベルトを初採用するなど、安全&快適装備はメルセデス・ベンツのフラッグシップにふさわしくハイレベルで充実している。

S450d 4マティックの車両価格は1598万円で、ハンドル位置は左右とも選べる。一方のS580 4マティック ロングは2365万円を予定しているが、国土交通省への型式申請中のため詳細は未発表で、2026年9月以降の正式発表とデリバリーを予定している。

メルセデス・ベンツ S450d 4マティック 主要諸元


●全長×全幅×全高:5195×1920×1505mm
●ホイールベース:3105mm
●車両重量:2200kg
●エンジン:直6 DOHCディーゼルターボ+モーター
●総排気量:2988cc
●最高出力:270kW(367ps)/4000rpm
●最大トルク:750Nm(76.5kgm)/1500-2500rpm
●モーター最高出力:17kW/1500-2500rpm
●モーター最大トルク:205Nm/0-750rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:軽油・76L
●WLTCモード燃費:未発表
●タイヤサイズ:前255/45R20、後285/35R20
●車両価格(税込):1598万円

[ アルバム : メルセデス・ベンツ 新型Sクラス はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部
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