FIA F2のソチ・ラウンド予選が行なわれ、オスカー・ピアストリ(プレマ)がポールポジションを獲得した。
土曜日が悪天候の予報になっている今年のF1ロシアGP。そのため、併催のFIA F3のレース1が、当初予定されていた土曜日から、金曜日へ急遽実施日時が変更されることになった。これに対応する形で、FIA F2の予選は予定よりも5分前倒しされる形でスタートした。
■土曜日に雨予報のF1ロシアGP。サポートレースのF3レース1を金曜日に前倒しで実施
セッション開始と同時に全車がコースイン。しかしトラフィックに詰まるのを嫌ったり、長い直線で他車のスリップストリームを使うことを狙ったか、各所に渋滞ができることになった。
30分のセッションが折り返しを迎える頃、各車がピットインしてタイヤを交換。この時に首位に立っていたのは、周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)だった。この時の周のタイムは1分47秒994。2番手のオスカー・ピアストリ(プレマ)に0.136秒の差をつけた。3番手にはユアン・ダルバラ(カーリン)が続いた。
各車が2セット目のタイヤを履いてコースに戻り始めたのは、セッションの残り時間が12分を切った頃からだった。ただ今度は、ほとんど全てのマシンが1列の隊列を作るような、そんな接近した状態でのアタック合戦となっていった。
そのセッション後半最初のアタックでは、ピアストリが1分47秒969を記録して、周のタイムを0.025秒上回り暫定首位に立つ。
そうはさせじと、予選最後のアタックで意地を見せたのがダルバラだった。ダルバラは1分47秒653を記録し奪首。これでポールポジションは決まったかに思えたが、速かったのはやはりポイントリーダーのピアストリだった。ピアストリは自身のそれまでのベストタイムを0.5秒以上更新する、1分47秒465を記録。これでダルバラに0.188秒の差をつけて、レース3のポールポジションを獲得することになった。
3番手にはARTのテオ・プルシェール、周は後半のアタックでタイムを更新することができず、4番手で予選を終えた。
チャンピオンを争うロバート・シュバルツマン(プレマ)が7番手、ダニエル・ティクトゥム(カーリン)が10番手だった。
なお佐藤万璃音(トライデント)は、予選20番手に終わっている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第4戦】レッドブル育成プログラムの停滞と首脳陣の見込み違い
リカルドの状況は「大きく改善している」とRB代表。ローソンの存在がプレッシャーを与えることはないと主張
「F1で成功する日本人」と「日本で成功する外国人」……そこには共通項アリ。ペドロ・デ・ラ・ロサが持論語る
各メーカーの性能が拮抗し過ぎたから? 開幕戦で追い抜きの少なかったGT500にHRCも訝しげ「かつてのスーパーフォーミュラのよう」
『スカイラインGT-R(BCNR33型/1996年編)』地道な改良も苦戦。連覇記録、ついに途切れる【忘れがたき銘車たち】
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?