ホンダ「X-ADV」2024年マイナーチェンジモデル登場
ホンダは2024年12月12日、大型クロスオーバーモデル「X-ADV」のマイナーチェンジ版を発売しました。外観の刷新が図られています。
【画像】「超カッコイイ!」ホンダのアドベンチャースクーター「X-ADV」を画像で見る(38枚)
X-ADVは、2017年に初代モデルが登場。
大型スクーターの利便性と、アドベンチャーモデルに通じる走破性を融合させた新ジャンルのクロスオーバーバイクとしてデビューし、斬新なコンセプトが注目を集めました。
アドベンチャーバイクのスタイルを取り入れながらも、自動変速機構を備えることで、街乗りや通勤からツーリングまで幅広い用途に対応可能に。これにより、多くのライダーから支持されてきました。
以降、定期的な改良を重ねつつ、独自の個性を確立し続けています。
今回発表された現行モデルも、そのDNAを色濃く引き継ぎました。
外観デザインでは、新設計のヘッドライトが採用され、デイタイムランニングライトとウインカーが内蔵されることで、より個性的で洗練された表情に変更。
フロントスクリーンには、環境負荷低減に貢献するバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO」が使用され、省資源化やCO2削減にも取り組んでいます。
ハンドル周りには、豊富な情報を一目で把握できる5インチフルカラーTFT液晶メーターを搭載。
さらに、Honda RoadSyncの操作や各種設定が可能なマルチファンクションスイッチも装備され、利便性を高めています。
足回りでは、前後に設定された120/70R17M/Cと160/60R15M/Cサイズのタイヤにより、安定した走行性能を実現しました。
パワーユニットには、745ccの水冷4ストローク直列2気筒エンジンを搭載。
最高出力58PS/6750rpm、最大トルク69N・m/4750rpmを発揮し、力強い加速性能と扱いやすいフィーリングを両立しています。
機能面では、アップデートされたデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)制御により、発進時や低速走行時の滑らかな挙動が可能になりました。
加えて、高速道路での快適な走行をサポートするクルーズコントロール機能も標準装備されています。
カラーバリエーションは、落ち着いた「マットディープマッドグレー」、上品な「パールグレアホワイト」、そしてビビッドな「マットゴールドフィンチイエロー」の3色展開です。
価格は、マットゴールドフィンチイエローが147万1800円、マットディープマッドグレーおよびパールグレアホワイトが143万8800円(税込、以下同)となっています。
ホンダ販売店に寄せられる声とは
今回のマイナーチェンジでは、外観の刷新だけでなく、装備面も充実。
デイタイムランニングライトとウインカーを内蔵した新設計ヘッドライトの採用により、昼夜を問わず存在感を高めています。
また、スクリーンの調整機構が見直され、高さと角度を手動で5段階に調整可能となり、操作性が向上しました。
ラゲッジライトの配置も改良され、光量アップによりラゲッジボックス内の視認性が高まっています。
DCTの制御アップデートも注目ポイントで、クラッチ応答性が向上し、より繊細な走行フィーリングを楽しめる仕様です。
環境配慮面では、着色済みDURABIO素材の採用や、ホンダ四輪車の廃バンパーをリサイクル材として活用する取り組みも進められています。
それでは、今回発表されたX-ADVについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。
「X-ADVは人気のため発売してすぐに受注を停止しており、現時点で再開の見通しは立っていません。
『シャープなフロントデザインがツーリングだけでなく街乗りにも合っている』として好評だった印象です。また変更前には無かったイエローがもっとも多くの注文をいただいていました」
また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「現在は受注停止しており、5月から6月に入荷するのもすでに予約されている分で、再開予定はわかりません。
基本的には従来のX-ADVから乗り換えられたお客様が大半となります。ただ、『オートマながらツーリングを楽しむのにちょうどいい』として、大型のマニュアルバイクから乗り換えられたお客様も少なくない印象です。
また、大型ではありますが、『ツーリングをメインにしつつオートマなので通勤用としても』という多様な用途を見通されるお客様もいらっしゃいました」
個性的な外観と高い利便性を兼ね備えた新型X-ADVは高い人気を得ているようです。受注が再開されると、より一層人気は高まるのではないでしょうか。
※ ※ ※
■主要諸元
・全長×全幅×全高:2200mm×940mm×1340mm(スクリーン最上位置1475mm)
・シート高:790mm
・車両重量:237kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:RH21E・水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
・総排気量:745cc
・最高出力:58PS/6750rpm
・最大トルク:69N・m/4750rpm
・燃料消費率 WMTCモード値:27.1km/L
・燃料タンク容量:13L
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みんなのコメント
〇割り当て台数が極小で受注停止
これはホンダの公式HPで広報としてどなたでも確認できます。
ドリーム店の店舗数が61店ですので平均すると1店舗あたり約11台。
月に1台も入荷しないことになります。
首都圏など大きな市場がある地域では割り当て台数も多いでしょうから
地域によっては平均月1台どころか年数台というお店もあるでしょうね。
余剰在庫となって中古車販売サイトで新古車として販売されている機種も多く見受けられますので
人気というより元々の出荷台数を絞っているのもあるのでしょう。
リーセールが良いというのも貿易で海外業者の買い付けでの取引相場であって
特に国内で大人気という訳では無いです。