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前後カメラで守りを固める。SUPER CUB90にドライブレコーダーを装着するのだ。作業編〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.22〉

そうだドラレコをつけよう。
四輪では、ここ数年で一気に装着率が増して、必須パーツとなりつつあるドラレコ。もちろんバイクでも他人事じゃないわけで。
一番は何かあった時の証拠能力になるんだけど、つけてるだけで抑止力になるし、あとツーリングの思い出を残すのにも何気に便利。
GoProなんかだと、走ってる間ずっと撮り続けるのはしんどいからね。

ちなみに妨害罪運転罪の新設で需要が高まってるみたいなので、軽く説明しておきます。

「ファミリーバイク特約」と「バイク保険」どっちがお得? 賢い使い分け方を解説!

妨害運転罪の新設がドラレコ需要に拍車をかける。
2020年6月30日から妨害運転罪が新設されたんですが、それにともなって妨害運転(あおり運転)が厳罰化されまして、免取までありえる厳しい内容。簡単にまとめるとこんな感じ。

[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]

令和2年改正道路交通法リーフレットBの内容をもとに作成

で、これだけじゃなくさらに罪が重いパターンも。

[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]

令和2年改正道路交通法リーフレットBの内容をもとに作成

見てわかるように事故の有無なども関係なし。絶対にあおり運転はダメだぞ、という強い意志を感じますね。もっと詳しく知りたい人は、下記リンク先参照。

で、そうしたあおり運転から身を守るために警察庁が推奨しているのがドラレコ。
他の車両からの自衛だけでなく、自分自身の運転を客観的に見直すためにも活用しようというわけ。
これも詳しくは下記リンク参照。

6V車は12V化しておこう。ドラレコ以外にも便利だぞ。
そもそも道交法改正以前からドラレコをつけるつもりはあったんですよ。
自分の場合は、家族への安心感アピール。バイクだと大なり小なり心配をかけてしまうので、少しでもなんとか、ね。

で、ちょっと話はそれますが、スーパーカブ90は6Vと12Vが混在してるんですよ。うちのはばっちり6V。ドラレコもつかない。なのでちょっと前に12V化したんですよ。バルブは買いやすくなるし、割と良いことづくめ。12Vは良いですぞ。なかなか大変だったので、今回は省略。パーツも色々売ってるけど、自分はカブ専門店Cubyさんにやってもらいました。自分じゃ無理。とにかく12Vになったんで装着できますよ、と。

古い6Vのカブをベースに取り付ける場合、抵抗無しのプラグが採用されている場合があります。抵抗無しプラグはドラレコの映像にノイズを与えるなどの悪影響がありますので、抵抗ありのレジスタープラグを使用して下さい。
プラグの抵抗について詳しくはコチラ

肝心のドラレコ本体ですが、Amazonなんかを見てると、アジアメーカーのお求めやすい価格帯のものが目立ちますな。しかし、ここはやっぱり信頼のミツバサンコーワ製品を装着したい。

なんせ安全にかかわる部分だからね。で、前後カメラ&GPS付のフラッグシップモデルEDR-21Gを入手。

バイク専用に開発されたEDR-21Gは、こんなドラレコ。
ちょっと前のドラレコって前方カメラのみってのが多かった気がするんですよね。うちのフリードスパイクについてるのもそうですし。しかしあおり運転とかのことを考えると前後カメラは必須。

あと、GPSは何かあった時の証拠能力としても有効。車速も残るから、自制も効いてなお良し。EDRシリーズのフラッグシップたるEDR-21Gはすべて入ったてんこもりフラッグシップモデルなのだ。

モニターレスってのも良い。モニターあってもそんな頻繁に見ないし、なんといっても取り付け部分の限られるバイクには、シンプルな方が望ましいと思うのです。

でね、ここどうしても伝えておきたいんですけど、記憶媒体としてmicroSDカードを使うんですが、なんと256GBまで対応してるんですよ!

クルマのドラレコも前後カメラ式に変えようと思って色々探してるんですが、大手メーカーでも32GBまでしか対応してないのが多いんですよね。
ところがEDR-21Gは容量8倍の256GBですよ。クルマにも付けたいくらいですよ、正直。こんだけ容量あれば一泊のツーリングでも正直余裕!

あ、付属するのは16GBなので、性能を活かすためにも128GBか256GBを買っておくと良いよ。
さらに防水防塵設計なだけでなく、耐振動設計なのもありがたい。バイクって結構微振動多いし。

まさにこの原稿書いてたら、日刊自動車新聞用品大賞2020の二輪車部門受賞の報が入ってきた。
日刊自動車新聞主催ということで、四輪のパーツが主体な中、二輪用パーツとしては唯一の受賞。まさに業界専門誌のお墨付きですな。

スーパーカブ90に取り付けるのだ。
カブの基本工具+電工ペンチ&ギボシが必要。
取り付け準備ですが、最低限必要なのはレッグシールドとリアキャリアを外す工具と、電工ペンチ&ギボシが必要。リアカメラをフレーム内に通すならもうちょっと増えるかな。あと、タイラップと面ファスナー。各部位のボルト寸法は過去記事にまとめてあるので、そちらも参考にどうぞ。

ドラレコ本体の位置を決めて取り付け。
たいていのバイクはシート下になると思うけど、鉄カブの場合は、左サイドカバーがベストだと思います。なんせほぼからっぽだし。EDR-21G本体を入れてもまだ余裕アリ。

で、説明書に従うと、次に前後カメラやスイッチ、GPSアンテナを車体につけていくんですが、今回はよりめんどくさそうな電源の取り回しとリアカメラの配線取り回しから取り掛かりました。カメラの位置決めとかの楽しい作業はあえて後回し。好物は取っておく派です。

電源まわりをつなぐのだ。
さて、今度は反対側。右サイドカバーに電源ハーネスを取り付けます。EDRシリーズの電源線は3本。プラスの赤線と、マイナスの黒線と、イグニッションで通電する線に接続する青線。

赤線は普通にバッテリーに繋ぐんだけど、その前にバッテリーのマイナス端子を外しておくのをお忘れなく。いきなりプラスのボルト緩めると、バチッとなってちょっぴりもれたろう。

で、黒線はバッテリーのマイナス端子でも良いんだけど、レギュレータレクチファイヤと共締めする方が楽。

青線は、ウィンカーリレーから出てる黒線につなぐのが良さげ。
自分のは、USB用に圧着タップで分岐させてたのでそれを流用しちゃったけど、ほんとはちゃんとギボシ加工して分岐させるべき。圧着タップは楽だけど、切れる場合があるのよね。

ちなみに青線はいろんな車種に対応させるため、敢えて端子になってないので、ギボシ加工が必要。どうせやるならウィンカーリレーの黒線を切ってギボシ化して、分岐線挟んで、同じくギボシ化した青線繋ぐのが賢い。分岐線は適当な線で作っても良いけど、エーモンの分岐ハーネス買っとくと楽よ。

リアカメラは、こだわると難易度高め。
リアカメラは、フレームの内側を通そうとしなければ特に苦労はないよ。車体に這わせていくだけ。

で、フレーム内を通すとなるといきなり難易度があがります。必要な道具も増えるし。正直、リアキャリアつけてれば、フレーム通さなくてもそんなに目立たない気もする。それでもフレーム内に通したいという人は、ホースクリッププライヤーだけはマジ必須なんで準備よろしくお願いします。 あと安全のためにガソリンもできれば抜いておきたいので、ガソリン携行缶もあると便利。

樹脂のホースクリッププライヤーも売ってるけど、使いにくいので割高でもこっちのタイプがおすすめ。で、丸目の鉄カブはホースが2本なので(角目は1本)、できれば2個欲しい。ガソリンがバシャーっと出てからではなにもできないので、ほんと買っておいた方が良いよ。

で、作業の流れとしては、電源まわりと同時にやる感じ。と、いうのもカメラの配線を通すためにバッテリーボックスを外さないといけないのよね。

電源を取るときはバッテリーを抜くだけでよかったけど、さらにバッテリーボックスも外します。具体的にはボルト2本外しとけばおっけー。

さて、ここからは特に慎重を要する作業。タンクを外すためにキャブからホースを外します。と、その前にCubyさんからアドバイス。若林が好き放題に作業するとすぐ問題おこすので、作業内容をチェックしてもらってたんですよ。いつも本当にありがとうございます。

[ 画像が省略されました ]今回のカブのような旧いキャブ車のカブの場合、ホースが劣化してカチカチになってることがあります。
その場合、タンクをずり上げた時にホースがポキッと折れるパターンが多いです。ホースが折れてしまうと、ガソリンが全部地面に落ちるのを火気厳禁で待つしかなくなります。
ホースをチェックして少しでも不安があれば、ガソリンを抜いて予備ホースも用意してからの作業を推奨します。

ホースの状態確認しましたね? やばそうならホースを用意しといてね。

では、まずホースクリップをホースにかませてから、ホースを抜く。2本とも止めておかないと、コックから流れだすぞ(出た)。
あと、ホース抜いてからホースクリップをかまそうと思っても間に合わない(間に合わなかった)。

この時は樹脂製のホースクリップが一個しかなかったので、相当頑張った。でも厳しすぎて二度とやりたくない。
ちなみにノーマルキャブだと微妙に位置が違うかもだけど、ホース2本外すのは一緒。
片っぽはリザーブ用のホースなので、戻す時に間違えないように印をつけとくと便利(わからなくなったから適当に付けた)。

んで、次はタンクのボルトを全部外します。そしたらタンクを持ち上げて隙間から通してみたけど配線噛んだ。これはまずい。でもまあいいか。

[ 画像が省略されました ]いやそれは危険ですよ。頑張ればウィンカー&テールの配線が通ってる穴に入るはずなんで、そっちにしないとだめですよ。

すいません。力尽きたので翌日にやり直します。

さて翌日。バッテリーケース取り出して、タンクのボルト外して、までは一緒。ただ、あんまりにもきつかったからストレートに行ってホースクリッププライヤーを2個買っちゃった。

で、ホースをクリップしたらコックからホースを抜いて、コックまわりは終了。タンクを持ち上げる際にホースが引っ張られるので、引っかかってホース抜けたり、プライヤーが外れないように余裕をもたせておいてね。

次は、ウィンカーとテールの配線が通ってる穴の縁ゴムを外して、頑張ってリアカメラの配線を通すのよ。割としんどいけど頑張って、頑張れば通るよ。
通ったら、穴にリアカメラの配線突っ込んで、タンクを持ち上げて、リアカメラの配線をバッテリーボックスのあたりまで持ってくのだ。
ここで大きく持ち上げたりすると、ホースクリップが外れたり、さらにはホースがフレームの中に入り込んだり、タンク側でホースが抜けたり、とにかくえらいことになるぞ。

バッテリーボックスの裏からリアカメラの配線を引っ張り出したら、さっきの縁ゴムを戻して、この工程は終了。何気に縁ゴム戻すものちょっと大変。でもここまで終われば後は楽勝なので頑張って。

あとは配線をつないで 取り回し。
あとは、フロントカメラ、GPSアンテナ、スイッチの取り付け位置を決めて、それにあわせて配線を取り回し。とはいえ、カブの場合、レッグシールドがあるから配線を放り込のに苦労しないのよね。

で、位置が決まったら本体にどんどん繋いでっちゃおう。くれぐれもつなぐ場所を間違えないように。とはいえ本体にちゃんと書いてあるのでよっぽど大丈夫。
しかも、まちがえそうなリアカメラは、ちゃんと接続部分にRって書いてある。親切。
で、つないだら保護チューブを中央にずらして保護するべし。



で、一通り配線繋いだらなるべくスマートになるようにタイラップでまとめていきます。こんな感じ。もっさりしてるけど、レッグシールドのおかげでこれくらいなら楽勝。単純な線なら切って短くしたいとこだけど、6ピン端子とかだし、触らぬ神に祟りなし。

意外と大事なスイッチを取り付けるのだ。
スイッチだけど、最初はてっきり緊急時録画用にしか使わないと思ってたんですよ。よーく見るとLEDが2個ついてて、状態表示のインジケーターになってるのね。

とりあえずシートの下のほうにペタリ。メインキーの下あたりにあった方が状態を常に確認できて便利かも。これもちょっと実走しつつ検討。ここまでくれば、場所を変えるのは割と簡単だし。

フロントカメラ、GPSユニット貼り付けはセンスの見せ所。
GPSユニットは天面が上に向いてないといけないということで、ハンドル天面にした。でもこれより良い場所があったら移設するかも。
ハンドルはなにぶん目立ちすぎるので、シートとリアキャリアとの間もオススメ。

取付位置を模索する際は、GPSアンテナが受信してるかを確認しつつ場所を考えるべし。

ちなみに、GPS受信の確認方法は簡単。
イグニッションをオンにしたあとに、スイッチのとこにあるLEDインジケーターが青点滅から青点灯になればOK。GPSゲットだぜ。赤になったらNG。
金属部品が被さる場所とかでなければ、結構いろんなところでいける気がする。

で、フロントカメラ。垂直に固定できるところがハンドル天面しかないのよね。しかしこれ以上ごちゃつくのは避けたい。横向きに付けれたら良いのになー、って説明書見直したらこんな一文が。

カメラ後部のTOPマーク(△)が上になるようにカメラを回転させ調整します。

www.mskw.co.jpなんだと。これ回るのか。だから丸いのか。すっげぇ。どこでも付けれるじゃん───。

というわけでもはやどこでも大丈夫。俺は自由だ。
で、つけてみたのがライトの横。せっかくだから斜めにつけてボトムズ風に。

リアカメラはステーを使うぜ。
リアカメラはシンプルにナンバーステーを活用することに。後続車から見てわかりやすい方が抑止力にもなるもんね。各社出てるけど、選んだのはコチラ。

深く考えずに買ってみたけどすごく良かった。原付ナンバーにも対応してるし、なにげに自由度が高いし、装着したらドラレコステーの存在がわからないくらいのスマートさ。あと安い。

カメラとドラレコステーとの固定にキャップボルト&ナットを使うんだけど、キャップボルトがカメラ基部固定ボルトと同じサイズなのよね。だからEDR-21G付属の六角棒レンチで締めれるのも嬉しい(ナットはモンキーでつかんだ)。

ただひとつだけ注意事項。装着の順番だけは気を付けて。先にドラレコステーを車体につけちゃうとカメラの取り付けが厳しくなるのよ。
まず最初にドラレコステーとカメラを締結。で、そのあとナンバーベースにナンバーと共締めね。これ大事。

補修部品は公式ダイレクトショップか、バイク用品店で。
自分もそうなんだけど、カメラの位置決めでどうしてもやりなおしたくなることあると思うんですよ。で、そうなると両面テープがもっともっと欲しくなるわけで。

で、そんなこともあろうかとミツバサンコーワダイレクトショップでネット通販できるのね。特にカメラ部分の両面テープは形状が複雑なので、追加購入できるのはありがたい。あと、本体ユニットの蓋とか、アクションカメラ互換アダプターとかもあって、夢が広がる。

やっと完成。
というわけでこんな感じ。離れたらそう気にならないでしょ。なんか毎回そう言ってる気がするけど。カメラの配線がぴろんと出てるけど、ハンドル切った時のために余裕をもたせておいた。実走しつつ調整していこうかなと思ってます。

さて、お次は実際に走行してみて、使い勝手と画質の検証。
取り付け位置の見直しもしなくちゃだし。しかし雨予報が続くわけで。また雨走行か…。

写真・文:若林浩志

若林浩志/プロフィール
愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。





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