ブラッド・ピット「ニッポンはF1の国……皆さんにようやくこの作品を見てもらえて嬉しいよ」：映画『F1／エフワン』の舞台挨拶に緊急登壇

　話題作、映画『F1／エフワン』の主演を務めたブラッド・ピットが東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行なわれた特別上映イベントの舞台挨拶に登場した。

　今回3年ぶりの来日となったピット。6月25日（水）に続いて、公開前日となると6月26日（木）にも日本での舞台挨拶が行なわれ、熾烈なチケット獲得競争を勝ち抜いた、映画上映を待つファンの前に姿を現した。

　有楽町の舞台挨拶には、クルマ／モータースポーツ好きで知られる中尾明慶がゲストとして登壇。トークセッションが実施された。

　中尾氏はこの舞台挨拶でピットと共演することを、直前まで信じられなかったという。

「本当なのかなって思ってました。冗談抜きで、きっとドッキリか何かだろうと思っていました。ピットさんは本当に素晴らしい俳優さんで、まさかお会いできるとは思っていなかったです」

「本当にブラッド・ピットさんが来ますよ！」

　そう興奮を隠しきれない中で呼び込まれたピットは、日本で映画『F1／エフワン』の公開を迎えることについての喜びを語った。

「日本の皆さんに、この映画を観てもらうことができて、とても嬉しいよ。だってここは、F1の国だからね。この国には、世界で最高のサーキットがある。ドライバーもみんなそう言うしね」

「しかもユウキ（角田裕毅／レッドブル）だっている。僕は彼の人間性が大好きなんだ。今日、皆さんにこの映画を観てもらうことができて、とても嬉しいよ」

　その後ピットは、会場から選ばれた幸運なファンと壇上でグリーティング。F1にちなんでF席1番に座っていたマユミさんに、サプライズプレゼントとしてトミフィルフィガーと映画『F1／エフワン』のコラボレーションポロシャツ、映画のポスターが、ピットのサイン入りでピット本人から直接手渡された。

　ピットは壇上で「君はF1ファンなの？」と尋ねると、マユミさんは「すいません、違うんです」と答えた。するとピットはこう自信を持って語った。

「この映画を観たら、きっとF1のファンになると思うよ」

　イベントの最後、ピットは結びの挨拶として、F1の魅力について次のように語った。

「F1はモータースポーツの頂点。最高峰の中の最高峰であり、たった20人しか参戦できない。それを観られるだけでも驚異的だし、彼らが成し遂げることも驚異的だ」

「ようやくこの映画を皆さんにお届けすることができて、とても嬉しい。この映画は、3年間にわたる愛情の結晶なんだ。きっと楽しんでもらえると思う。面白くなかったら、コシンスキー（監督）に文句を言ってくれ！」

　主演を務めたピットの存在はもちろん、『トップガン マーヴェリック』監督・製作陣が手がけ、ハンス・ジマーが劇伴担当と、大きな注目を集める今回の映画『F1／エフワン』。F1側も実際のグランプリ開催中に撮影を行なうことに協力し、プロデューサーには7度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンも名を連ね、リアルが追求された。

　映画『F1／エフワン』はいよいよ明日、6月27日（金）公開される。

◆タイトル：映画『F1(R)／エフワン』
◆公開日：6月27日（金）全国公開
◆配給：ワーナー・ブラザース映画
◆コピーライト：(C) 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

Comments

[ヤフ太郎]

日本は実はモータースポーツ大国 オートバイ4大メーカーもあるF１ MOTOGP世界最高峰のレースに出てるホンダもあるWRCとWECのルマンに出てるトヨタもある会長さんはレーサーモリゾーさん。気づいて無いのは普通の人たち 楽しいですよーモータースポーツ。

[⊂omm∈n† 2]

2025年のF1はペナルティーのオンパレード　つまらなくなった　映画のようには興奮しない