■新型「シビックタイプR」世界初公開! 7月21日全貌判明!
最近では、希少性や話題性の高いクルマなどを購入して即時に転売する行為が横行しています。
とくにスポーツカーの限定車などはプレミア価格が付きやすい事情もあり、限定●●台が即完売することも珍しくありません。
そうしたなかで、2022年7月21日に世界初公開される新型「シビックタイプR」も転売対象となり得るのでしょうか。
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人は「限定」と聞くと「手に入れたい!」という気持ちになりやすいものです。
最近では、「●●エディション」といった限定車が設定されると予約開始後すぐに完売となることが多く見られます。
過去には、2015年のスバル「S207」(限定400台)、ホンダ「9代目シビックタイプR」(限定750台)、2016年のトヨタ「86“GRMN”」(限定100台)などがそれぞれ早々に完売。
2017年のスバル「S208」(限定450台)、2018年のトヨタ「ヴィッツGRMN」(限定150台)、2019年のトヨタ「マークX“GRMN”」などは台数を大幅に上回る申込が殺到しており、その後の中古車市場では新車価格を超える値段が付けられていました。
また、最近では2020年11月に発売されたホンダ「シビックタイプR リミテッドエディション」も即完売。
その後のオークションではすでに数台が出品され、1500万円台で落札されるなど実に新車価格の3倍近い価格で取り引きされました。
こうした限定モデルは、本当に欲しいと思って手に入れる人だけでなく、絵画などと同じ投機目的の人も少なからずいます。
いわゆる「転売ヤー」という存在ですが、これらは日本の法律的には問題ないこともあり、自動車メーカーは独自の「転売禁止」などの誓約書を書かせるケースもあるようです。
トヨタ「ランドクルーザー」では、購入時に誓約書が用意されたという話もありますが、中古車サイトでは新車価格500万円から800万円を大きく上回る2000万円の値段が付いている個体も見受けられました。
実際の販売現場では、どのような状況なのでしょうか。首都圏の国産メーカー販売店は次のように話しています。
「限定車は地域や店舗によって割り当ての台数が決まっているのが定番です。
その割り当ては、過去の実績が考慮されるようですが、車種によって異なることもあります。
そのため、『欲しい』というお客さまが来店されても、割り当て台数を超えて販売することはできないので、希望の車種が出てくる際には早めに店舗に連絡するのが良いでしょう。
また、販売後のクルマにプレミア価格が付いている状況は知っています。
しかし、販売店では現状『転売禁止』といった誓約書を書いてもらうくらいしか対応方法はありません」
※ ※ ※
このような状況下において、新型「シビックタイプR」が発表され、日本では2022年秋の発売が予定されています。
首都圏のホンダ販売店は「新型シビックタイプRは7月21日から予約受注出来る予定と聞いています。また通常仕様のためとくに限定ではありません」と話しています。
一方SNSでは「すでにシビックタイプRの抽選申し込んだ。1年は転売禁止みたい」「自分が申し込んだ販売店は先着順らしい」と販売店によって正式受注開始前の動きは異なるようです。
今回、発表される新型シビックタイプRは限定車ではないようですが、それでも前述のランドクルーザーやスズキ「ジムニー」にように元々の生産台数が限られている車種であれば、発売後に中古車価格が高騰する可能性があり得ます。
7月21日にどのようなカタチでお披露目されるのか、新型シビックタイプRへの期待が高まります。
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