マルク・マルケスの離脱により、後任ライダー探しに奔走しているレプソル・ホンダ。『Autosport』は、マレーシアGPの決勝日にVR46からルカ・マリーニを引き抜くべく交渉していると報じた。
マルケスの後任については様々な憶測が飛び交っていたが、ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチはDAZNに対し、3人の候補がいることをMotoGPマレーシアGPの土曜日に明らかにした。
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その3人とは、マルケスに押し出される形でグレシーニのシートを失ったファビオ・ディ・ジャンアントニオ、かつてレプソル・ホンダに所属していたポル・エスパルガロ、そしてマリーニだ。
だがエスパルガロはKTMにテストライダーとして残ることになるだろうとコメントしており、かつて所属していたレプソル・ホンダに戻る可能性は低いだろう。また、ディ・ジャンアントニオは今後の状況について、何も新しい情報は話していない。
一方でマリーニに関しては、プーチがホンダ側と複数回のミーティングを重ねた後、マリーニのエージェントであるジャンルカ・ファルコーニと接触。今週末のマレーシアGPでその交渉が加速したようだ。
マルケスはマリーニにとってレプソル・ホンダ移籍は”幸せなこと”だと語ったが、マリーニ自身はこの件に関して口を閉ざしたままだ。
「もちろん、僕はホンダの戦略を正確に知っているわけではない」
そうマルケスは語った。
「結局のところ、僕は出ていくんだからね」
「もちろん、彼らはベストの戦略を見つけようとしているし、2~3レース前は(後任が)ディ・ジャンアントニオになるだろうと思っていた」
「でも(2週間前の前戦)タイではすでに違うことが聞こえ始めていて、どうやら彼(マリーニ)が僕の後任になりそうなんだ。ルカのためにもハッピーだよ」
「ルカとはとても良い関係だし、これは良いことだ。僕たちは物事を分けて考えなければならない。彼にとってはハッピーなことだよ。彼は若いしね」
「もし最終的に正式決定となれば、彼は競争力のあるドゥカティのバイクと、兄(異父弟のバレンティーノ・ロッシ)のチームから離れることになる。だから良いチャレンジになるだろう」
「ホンダに移籍する主な理由はわからない。でも、最終的に僕は競争力のあるバイクを持つチームに移籍し、彼は多くの作業を必要とするプロジェクトのチームに移籍することになる」
マルケスは、ディ・ジャンアントニオと1年契約を結ぶのが自然な流れだとしながらも、もしマリーニが後任となるのなら、ベストを尽くしてほしいと付け加えた。
「彼のライディングスタイルは正確にはわからないんだ。というのも、彼はサーキットごとにライディングスタイルを大きく変えているからね」
「ディ・ジャンアントニオと1年契約を結ぶのが自然な流れだろう。でも今は、マリーニの噂がどんどん多くなっているようだ」
「僕は知らないけれど、もしそうなるとしたら、彼とはとても良い関係だから彼にベストを尽くしてほしい」
「バレンティーノとうまくいっていないのは今に始まったことではないけど、マリーニとは良い関係なんだ」
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