現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > フェラーリ、F1マイアミGP特別カラーリングをお披露目。HPとのパートナーシップ1周年を祝う

ここから本文です

フェラーリ、F1マイアミGP特別カラーリングをお披露目。HPとのパートナーシップ1周年を祝う

掲載 3
フェラーリ、F1マイアミGP特別カラーリングをお披露目。HPとのパートナーシップ1周年を祝う

 スクーデリア・フェラーリHPは現地時間4月30日、今週末に開催される2025年F1第6戦マイアミGPに先立ち、アメリカの電機メーカーであるHP(HP Inc.)とのタイトルパートナーシップ1周年を記念した特別マシンカラーリングを発表した。

 スクーデリア・フェラーリは2024年のマイアミGPの直前に、HPとの複数年にわたるタイトルパートナーシップを発表し、以来同チームは『スクーデリア・フェラーリHP』というチーム名称へと変わった。今回の特別カラーリングは両社のタイトルパートナーシップ1周年を祝し、フェラーリとHPのエンジニアリングチームがタッグを組んで制作された。

王者フェルスタッペンの戦い:最速ではないクルマで魅せ続ける驚異的なドライブ

 フェラーリのレッドとHPのシグネチャーであるホワイトとエレクトリックブルーを組み合わせたデザインをラッピングで実現。パフォーマンスの限界を押し広げるべく、このラッピング開発に両社の技術陣の手が入り、昨年比最大で14パーセント軽く、最大で17パーセント薄く、耐熱性も向上したカーラッピングを実現したという。

 フィルム本体は完全にリサイクル可能なPVCフリーで、HPの最新世代のラテックス技術を使って貼られる。フェラーリのリリースでは「両社は今後もラッピング技術の改良を続け、より効率的で、より大胆な美観とデザインの革新を可能にするとともに、フィルム貼付に要する時間を短縮していく」としている。

 また、デザイン面では左右非対称のグラフィックを採用。フロントウイングとリアウイングにHPのシグネチャーであるエレクトリック・ブルーがあしらわれているが、フェラーリレッドがメインであることに変わりはない。ホイールカバーはホワイトに塗られ、チームの革新的なビジョンを体現するクリーンでモダンな外観を演出している。

 HPの社長兼CEOのエンリケ・ロレスは「フェラーリとのコラボレーションは、HPがいかに可能性の限界に挑戦しているかを示すものだ。我々はともにテクノロジー、パフォーマンス、イノベーションを活用し、サーキットの内外で卓越した体験を創造し、共同で開発に取り組んでいる。HPは『未来の働き方』を定義する最先端のソリューションを提供し続け、コラボレーションとイノベーションの新たな基準を確立していく」とコメント。

 また、フェラーリCEOのベネデット・ビーニャは「すべては1年前のマイアミGPから始まりました。それ以来、イノベーションを促進し、卓越性を追求し、限界を押し広げるための人材の重要性に関し、両社がいかに深く一致しているかを目の当たりにしてきた」と、コメント。

「今回のグランプリでは、大胆な左右非対称のカラーリングが施され、両社のコラボレーションが始まった場所に戻ってくる。これはデザイン、テクノロジー、そしてパフォーマンスが意味のある変化をもたらすという、我々の共通の信念を表現するものだ」

「レーストラックを越えて、このパートナーシップによって我々は日々の仕事の仕方も向上させることができた。HPの最先端デバイスとテクノロジーのおかげで、我々はワークスペースの効率性、接続性、柔軟性を高めることができ、チームのメンバー全員が最高のパフォーマンスを発揮できる最高の環境を提供できるようになっている。これは、我々がともに歩んできた道のりの象徴であり、その一端を垣間見ることができる。我々は、非常に明るい未来を見据えながら、HPとのこのコラボレーションを継続できることを誇りに思う」

 また、シャルル・ルクレール、ルイス・ハミルトンはHPのシグネチャーであるホワイトとエレクトリックブルーのカラーリングのスペシャルレーシングスーツでマイアミGPに挑むことも明らかにされている。

[オートスポーツweb 2025年05月01日]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「70周年の節目に新たな挑戦を」ヤマハがフォーミュラEで戦う理由。開発は課題直面も「学びは大きい」
「70周年の節目に新たな挑戦を」ヤマハがフォーミュラEで戦う理由。開発は課題直面も「学びは大きい」
AUTOSPORT web
マイアミに登場した新キャデラックF1チーム(2)2026年デビューに向けた進捗状況と独自の課題
マイアミに登場した新キャデラックF1チーム(2)2026年デビューに向けた進捗状況と独自の課題
AUTOSPORT web
FIA F2&FIA F3、新たにアラムコ・ポールポジション・アワードを設定「このトロフィーが憧れの的となることを願う」
FIA F2&FIA F3、新たにアラムコ・ポールポジション・アワードを設定「このトロフィーが憧れの的となることを願う」
AUTOSPORT web
デ・トマソ、新型スーパーカー『P72』正式発表 限定72台をオーダーメイド
デ・トマソ、新型スーパーカー『P72』正式発表 限定72台をオーダーメイド
レスポンス
ヤマハのマシンがアルピーヌ70周年を祝福! MotoGP プリマ・プラマック・ヤマハの『YZR-M1』が特別カラーに
ヤマハのマシンがアルピーヌ70周年を祝福! MotoGP プリマ・プラマック・ヤマハの『YZR-M1』が特別カラーに
レスポンス
メルセデス、26年ぶりのル・マンに向けて「学びの最中」。AMGにそっくりと噂の新型GT3には「一緒に戦える日が待ち遠しい」
メルセデス、26年ぶりのル・マンに向けて「学びの最中」。AMGにそっくりと噂の新型GT3には「一緒に戦える日が待ち遠しい」
AUTOSPORT web
【ル・マン24時間 プレビュー】トヨタは「ル・マン24時間挑戦40年の歴史」を象徴する記念カラーリングで参戦
【ル・マン24時間 プレビュー】トヨタは「ル・マン24時間挑戦40年の歴史」を象徴する記念カラーリングで参戦
Webモーターマガジン
100台限定。ジープの旗艦『ラングラー』に鮮やかなグリーンが印象的な“モヒート”が登場
100台限定。ジープの旗艦『ラングラー』に鮮やかなグリーンが印象的な“モヒート”が登場
AUTOSPORT web
マクラーレンの優位性をもたらすブレーキシステムにライバルが注目。リヤタイヤの温度制御に大きな効果
マクラーレンの優位性をもたらすブレーキシステムにライバルが注目。リヤタイヤの温度制御に大きな効果
AUTOSPORT web
アルファロメオ、新型コンパクトSUV『ジュニア』の発表に先駆けて特設サイトを公開
アルファロメオ、新型コンパクトSUV『ジュニア』の発表に先駆けて特設サイトを公開
AUTOSPORT web
MGの未来型コンセプトカー「EXE181」がiF Design Award受賞
MGの未来型コンセプトカー「EXE181」がiF Design Award受賞
レスポンス
全長5m超え! 新「大型2ドアクーペ」実車公開! “1000馬力”目指す「爆速スポーツカー」は斬新デザインが凄い! 新生ジャガーが示した「TYPE 00コンセプト」と将来のブランド戦略とは!
全長5m超え! 新「大型2ドアクーペ」実車公開! “1000馬力”目指す「爆速スポーツカー」は斬新デザインが凄い! 新生ジャガーが示した「TYPE 00コンセプト」と将来のブランド戦略とは!
くるまのニュース
低調フェラーリ、2025年シーズンを諦めず。トップグループ復帰の鍵は新リヤサスペンションか
低調フェラーリ、2025年シーズンを諦めず。トップグループ復帰の鍵は新リヤサスペンションか
AUTOSPORT web
【エスピノーサ日産新社長インタビュー】経営再建中で気になるFE、スーパーGTの参戦「撤退するという意図も計画もございません」
【エスピノーサ日産新社長インタビュー】経営再建中で気になるFE、スーパーGTの参戦「撤退するという意図も計画もございません」
AUTOSPORT web
35年振り復活! 伝説の“ターミネーター2”仕様!?の「FAT BOY」発表! フル“鏡面仕上げ”&新型“Vツインエンジン”採用! 伝統のクルーザーバイクに特別仕様車「Gray Ghost」登場!
35年振り復活! 伝説の“ターミネーター2”仕様!?の「FAT BOY」発表! フル“鏡面仕上げ”&新型“Vツインエンジン”採用! 伝統のクルーザーバイクに特別仕様車「Gray Ghost」登場!
くるまのニュース
アウディが電動『S6 e-tron』を初披露、銀座で6月22日まで展示中。本国では『A6セダン』発表
アウディが電動『S6 e-tron』を初披露、銀座で6月22日まで展示中。本国では『A6セダン』発表
AUTOSPORT web
空力部門の成長が必要なアストンマーティン。2026年に向け、リソースの優先順位づけの難しさをニューウェイが明かす
空力部門の成長が必要なアストンマーティン。2026年に向け、リソースの優先順位づけの難しさをニューウェイが明かす
AUTOSPORT web
アイアン・リンクスとメルセデスAMGがル・マン24時間のスペシャルリバリーを発表。ザウバー・メルセデスC9をオマージュ
アイアン・リンクスとメルセデスAMGがル・マン24時間のスペシャルリバリーを発表。ザウバー・メルセデスC9をオマージュ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

3件
  • don********
    おお、リヤセクションはまるであの1964最終戦メキシコでのサーティース車! チャンプ獲得レースのカラーリングを彷彿とさせますね。
  • モデレート135
    後ろウィリアムズかと思った
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村