SUVモデルが67.9%
ボルボ・カーズが、2020年1~3月期の世界販売について発表を行った。
【画像】ホワイト内装で比較 ボルボXC90/DS7クロスバック【実車写真】 全83枚
同社の2020年第1四半期は、13万1889台を販売。新型コロナウイルスの影響で市場が冷え込むなか、前年同期に比べて18.2%ダウンに留めた。
3月単月の販売台数は世界で4万6395台。昨年と比較すると31.2%のマイナスとなる。欧州、北米、中国の需要減退による影響だが、地域によってはすでに回復の兆しが見えているという。
モデル別では、1~3月期に最も売れたのが中型SUVの「XC60(3万6930台)」。その後に、小型SUVの「XC40(3万4268台)」、大型SUVの「XC90(1万8327台)」が続く。
実にボルボの世界販売の67.9%をSUVモデルが占めており、前年同期の60.3%からさらに増えた形となった。
中国・北米の動向は?
また、日本未導入の「リチャージ」シリーズが14.7%を記録。リチャージは、ピュアEV、プラグイン・ハイブリッドといった充電可能なボルボ車につくブランド名。前年同期は7.4%だったことから、需要が高まっていることがうかがえる。
中国における1~3月期の販売は、2万780台(前年同期比30.5%ダウン)。これは1月、2月の販売落ち込みによるところが大きい。
ただ、3月に入ると中国の国内で地域によってはペースを取り戻しつつあり、工場の再稼働も始まっている。3月単月で見れば、前年比16.2%ダウンにとどまった。
北米における1~3月期の販売は、1万9485台(同11.7%ダウン)。自宅待機要請/義務づけによる3月の落ち込みが結果に影響。3月単月では前年比42.7%ダウンとなった。
ヨーロッパは7万510台を販売(同18.5%ダウン)。ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、ベルギーなどで、新型コロナウイルスの影響による販売減が結果に出ている。
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みんなのコメント
ジャンルやデザインはもちろん、パワートレインに何を用いてくるか楽しみだ。
購入したくはないが。