MotoGP2023年シーズンの開幕戦ポルトガルGPがアルガルヴェ・サーキットで開幕。2日目の午前に予選が行なわれ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。
マルケスはオフシーズンテストを通じてホンダのマシンがトップ争いに向けて十分ではないと口にしており、開幕戦の初日プラクティスを終えた段階でも、予選Q1突破も難しいかもしれないと語るなどまだ苦戦は続きそうだと考えられていた。
■MotoGPポルトガル予選|2023年最初のポールポジションはマルク・マルケス! スリップストリームも最大活用し結果もぎとる
しかし予選が始まると、マルケスはQ1をトップタイムで通過。Q2では後半まで目立った走りを見せていなかったが、ラストアタックをエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)の後ろで開始すると、レコードラップを塗り替えるタイムを記録して、今シーズン初のポールポジションを獲得するという驚きの結果を獲得してみせた。
予選後、マルケスはホンダが2日目にかけて改善を進めたこと、しかしアタックラップではまだライバルの後ろでスリップストリームを利用することが必要だったと語っている。
「正直に言うと、(ポールポジション獲得は)なんでだか分からないし、状況を理解できていない」
「初日、僕らはかなり苦戦していたけれど、今日は良い形でスタートできたのも事実だ。自分自身を改善し、チームも昨日のうちに素晴らしい仕事をして、細部を改善してくれた」
「今日のフリー走行から良い感触があって、スムーズにライディングできていた。単独でも一貫した走りだったんだ」
「でもホンダのマシンでスーパーラップを刻むには、スリップストリームが必要なのも事実だ。これは最高のやり方でも、上品な方法でもない。だけどそれを使うのも強みの1つだ」
「だから使えるモノがあるなら使う必要がある。後ろにつくのは簡単じゃないけど、今はそれが唯一の方策だった。僕も前に出て1人で(タイムを)記録したかったからね」
「ともかく、僕らは今日のスプリントと明日の決勝レースをポールポジションからスタートする。これはとても重要なことだ」
「このレベルをキープできるか、様子を見てみよう。僕としてはレース距離ではかなり厳しいと思っている。ドゥカティ勢は別物のペースを備えているからね。でも、フロントロウからスタートできるのは大きなアドバンテージになるよ」
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