■斬新“サメ顔”×343馬力の“爆速仕様”がスゴい!
トヨタが2025年3月12日、欧州市場向けに新型BEV(バッテリーEV)「C-HR+」を発表しました。
【画像】超カッコいい! これが日本導入が期待される「C-HR+」です!
かつて日本でも人気を博したコンパクトSUV「C-HR」の名を受け継ぐモデルですが、欧州で販売される2代目C-HR(ハイブリッド/PHEV)とは一線を画す、BEV専用の「e-TNGAプラットフォーム」を基盤とした、まったく新しいクルマです。
そもそも初代C-HRは、2016年に日本で発売されると、その斬新なクーペスタイルで市場に衝撃を与えました。
そして、2017年、2018年には国内SUV新車販売台数で1位を獲得する大ヒットモデルにまで上り詰めました。
しかし、後に登場したトヨタ「ヤリスクロス」や「カローラクロス」といった、より実用性を重視したモデルとの社内競合の末、2023年7月に国内での生産を終了しています。
こうした経緯もあり、C-HR+は初代の弱点とされた実用性を大幅に向上させています。全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mm、ホイールベース2750mmと、初代より一回り大きなボディサイズを確保しました。
これにより、クーペのような流麗なルーフラインでありながら、後席の居住性や416Lの荷室容量をしっかり確保しています。
外装は、近年のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッド」デザインを、BEVらしくシャープにアレンジした精悍なフロントマスクが特徴です。
内装も、ドライバーの視線移動を最小限に抑える「トップマウントメーター」や、大型の14インチタッチスクリーンを備え、質感を大幅に向上させました。
パワートレインは3種類が用意されます。航続距離600km(WLTPモード)を誇る長航続距離FWDモデルに加え、注目は高性能なAWDモデルです。
前後にモーターを搭載し、システム最高出力は252kW(343馬力)を発揮。0-100km/h加速は5.2秒という、スポーツカーに匹敵する性能を誇ります。
この魅力的なスペックに、SNSなどでは「BEV否定派だけどこれなら欲しい」「クラウン スポーツのミニ版みたいでカッコいい」といった称賛の声が相次ぎ、日本導入を熱望する声が殺到しました。
ここで重要なのは、トヨタが「日本に導入しない」と公式にコメントしたのは、欧州で販売されるハイブリッド/PHEVモデルの「2代目C-HR」についてであるということです。
その理由として、国内では実用的なカローラクロスなどが人気であることや、レクサスの新型コンパクトSUV「LBX」との競合を避けるためといった戦略的な判断があると考えられます。
つまり、BEVであるC-HR+の日本導入については、公式には何も語られていないのです。
しかしその可能性を探るうえで有力な情報として、2024年2月に新型C-HRのデザインが日本の特許庁に意匠登録されている事実が挙げられます。
また、一部SNSなどでは、C-HR+がBEV専用モデルとして日本市場に投入される計画であるといった噂も存在。
さらにC-HR+は、北米市場で「C-HR BEV」という名称で2026年に導入されることが公式に発表。これは同車が欧州限定のニッチな車種ではなく、北米という主要市場にも投入されるトヨタのグローバル戦略車であることを示しています。
これらの情報を総合すると、将来的な日本導入の可能性は高いと考えられます。
ただし、導入される場合は、国内のハイブリッドSUVとの明確な差別化を図るため、高性能な「BEV専用モデル」として、2026年以降に投入されるというシナリオとなると予想されています。
その際は、量販モデルではなく、トヨタのBEV戦略を牽引するスタイリッシュな「ハロー・カー」としての役割を担うことになるでしょう。
C-HR+の動向は、単なる一台の新型車の話にとどまりません。
トヨタが国内のBEV市場に対して、実用性だけでなく、デザインや所有する喜びといった新たな価値を本格的に提供する意志があるのかを示す、重要な試金石となるのです。(佐藤 亨)
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みんなのコメント
一般どうでスポーツモデルでもないのに爆速仕様が多くて、また輩オーナーが多いトヨタ車のことなのでぶっ飛ばすトヨタオーナーが多くて危険が増えるだけ。
ホンダのようにわざとスポーツタイプ以外は必要十分な200馬力以下で良いと思います。