■全国各地の有料道路が「無料開放」 その反響は?
日本全国にある有料道路では、一定期間経過後に無料開放が行われることがあります。
無料化されることに対してどのような声があるのでしょうか。
【画像】ココが無料化された元有料道路! 意外と色々やる? どんな場所か写真を見る!(15枚)
有料道路は全国各地に存在していますが、中には通行料金の徴収期間が満了し、無料開放されている道路もあります。
実は高速道路を含む有料道路は国や金融機関などから資金を借り入れて建設されており、通行料金はその建設費用の返済や道路の補修などに使われています。
そして一定の料金徴収期間が経過したり、資金返済が終わったりした場合に無料開放される仕組みです。
ただし、高速道路では老朽化した道路の維持・管理に莫大な費用がかかるという理由で通行料金の徴収期間を延長しており、必ずしも無料開放されるわけではありません。
有料道路の無料開放に関してはSNS上で「目的地に早く行けるようになった」、「往復すると何気に料金が高くなっていたので助かる」、「現地にぜひ行ってみたい」など好意的な声が多く寄せられています。
さらには「子どもの頃、誰が通行券を入れるかで盛り上がっていた」など当時を懐かしむ声も聞かれました。
その一方、「タダになるのは嬉しいけど、道路の保守管理が酷くならないか心配」、「無料化した三才山トンネル道路(長野県)をたまに通行するが、大型車の通行が増えて道路の傷みが増加している印象がある」など、道路の無料開放による弊害を心配する声も上がっています。
無料開放された道路の管理は地方道路公社などから、その道路を持つ自治体へと引き継がれるため、道路のメンテナンスなどは自治体が継続して行います。
ただし、工事費用は税金でまかなわなければいけないことから、迅速な補修工事は難しい面があるのかもしれません。
また、有料道路の無料開放が延期されるケースもあります。
静岡県内を走る「伊豆中央道・修善寺道路」に関しては2023年10月2日が料金徴収期限でしたが、無料開放によって渋滞の悪化が懸念されるといった事情から期限を40年程度延長する方針が発表されています。
このように有料道路の通行料金には徴収期限が設けられているものの、最終的には周囲の道路環境や交通量などを考慮して判断されるといえるでしょう。
■過去3年ではどんな有料道路が無料化されたの?
そのような状況の中でも一部有料道路の無料開放がおこなわれていますが、最近では一体どの有料道路が通行無料となったのでしょうか。
2020年以降に無料開放された道路を見ていくと、2020年1月11日には茨城県坂東市と千葉県野田市を結ぶ「下総利根大橋有料道路」。
同年12月11日には栃木県日光市の鬼怒川温泉エリアと那須塩原市をつなぐ「日塩有料道路(もみじライン・龍王峡ライン)」がそれぞれ無料開放されました。
もみじラインはその名称のとおり紅葉が美しい名所であり、ドライブやツーリングに出かけたという声も多く寄せられています。
また2021年7月28日には埼玉県の入間川をまたぐ「狭山環状有料道路(狭山大橋)」。
2022年3月21日からは神奈川県の「本町山中有料道路」。
そして2022年4月1日からは長野県にある「新和田トンネル有料道路」などが続々と無料開放を始めています。
新和田トンネル有料道路については交通量が当初の計画を上回ったことで予定より3年早く開放され、話題になりました。
さらに2023年2月1日には、千葉県緑区鎌取町から茂原市をつなぐ「千葉外房有料道路」においても通行料金が無料化されています。
それまでは通行料金として普通車320円、大型車470円から1050円が徴収されていたため、特に大型トラックにとっては嬉しい変更だったといえるでしょう。
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みんなのコメント
しかし、その税金は一部が地方議員の給料になっている。
一般財源にしないで、道路維持に使ってほしい