現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 航続380kmの電動商用バン 新型フォードEトランジット・カスタム 欧州発表 2023年発売予定

ここから本文です

航続380kmの電動商用バン 新型フォードEトランジット・カスタム 欧州発表 2023年発売予定

掲載 更新 2
航続380kmの電動商用バン 新型フォードEトランジット・カスタム 欧州発表 2023年発売予定

ベストセラー商用バンのEV仕様

フォードは、新型Eトランジット・カスタムを欧州で発表した。ベストセラー商用バンの後継となるEVで、新しい外観と最大380kmの航続距離を獲得している。

【画像】新型フォードEトランジット・カスタム【大型のEトランジットや内燃機関モデルと写真で比較】 全64枚

Eトランジット・カスタムは、2023年後半にトルコのフォード・オトサン工場で生産が開始される予定。フォードが2024年までに欧州で発売する電動商用車5車種のうちの第2弾で、一回り大きいフルサイズのEトランジットに続くモデルだ。

また、フォードが商用車事業をフォード・プロ部門に分離して以来、初めて公開される新型車でもある。

フォルクスワーゲンとの提携に基づき、フォルクスワーゲン・グループのMEBプラットフォームを採用する。次期フォルクスワーゲン・トランスポーターのEV仕様と並行して製造されることになる。

従来の内燃機関を搭載したトランジット・カスタムとは異なる、EV独自のスタイリングが採用されている。

フォードは、「バランスのとれたプロポーション」と「自信に満ちたスタンス」によって、「1トンクラスのセグメントにおいて、新しいデザインのベンチマークを確立する」と述べている。

全体的なスタイリングはお馴染みのものだが、フロントエンドのデザインを一新することで、フィエスタやフォーカスなど最新モデルと肩を並べている。スリムなLEDヘッドライトは六角形の「グリル」パネルを挟むように配置され、その上にはラップアラウンド型のデイタイム・ランニングライトが取り付けられている。充電ポイントはフロント右側に内蔵されている。

DC急速充電に対応 外部給電も

インテリアやパワートレインの仕様はまだ明らかではないが、バッテリーはDC急速充電に対応し、「完全な牽引能力」を持つとされている。フォードによると、「地域全体の企業が電動化車両に無理なく変更できるよう支援する」ために設計されたという。

フルサイズのEトランジットと同じ68kWhバッテリー(最大115kWで充電可能)を採用するかどうかは未確認だが、最高出力183psまたは269psの電気モーターをリアに搭載すると考えられる。

これにより、0-100km/h加速は7.0秒未満、最高速度は135km/h程度となるだろう。積載量は従来の内燃機関モデルと同等になるはずだ。

インテリアもEトランジットと同様で、フォードの最新インフォテインメント・システム「Sync 4」を内蔵した12.0インチの大型タッチスクリーン、3種類の走行モード、可変回生ブレーキなどを備える可能性が高い。また、2.3kWの外部給電機能により、工具や外部機器を動かせるようになるだろう。

詳細は9月に発表予定だが、価格は4万ポンド(約640万円)前後からになると予想される。

こんな記事も読まれています

新型「ランドクルーザー」なぜカクカクに? 徹底的に「悪路」重視のカタチとは
新型「ランドクルーザー」なぜカクカクに? 徹底的に「悪路」重視のカタチとは
乗りものニュース
トヨタ、ランドクルーザー新型“250”シリーズの特別仕様車“First Edition”を限定8000台発売
トヨタ、ランドクルーザー新型“250”シリーズの特別仕様車“First Edition”を限定8000台発売
AUTOSPORT web
ガスリー、FP1でトラブルに見舞われパワーユニット交換。しかし予選アタックには満足「期待よりもポジティブ。今後も仕事を続けていかないと!」
ガスリー、FP1でトラブルに見舞われパワーユニット交換。しかし予選アタックには満足「期待よりもポジティブ。今後も仕事を続けていかないと!」
motorsport.com 日本版
1000万円超えた!? 三菱が「最後のランサーエボリューション」販売! 特別な「エボX」に驚愕! 即“完売”の「激レアランエボ」に大反響
1000万円超えた!? 三菱が「最後のランサーエボリューション」販売! 特別な「エボX」に驚愕! 即“完売”の「激レアランエボ」に大反響
くるまのニュース
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
レスポンス
「ここまで苦しんだことはなかった……」角田裕毅、19番手に終わったF1中国GPスプリント予選の苦戦に困惑
「ここまで苦しんだことはなかった……」角田裕毅、19番手に終わったF1中国GPスプリント予選の苦戦に困惑
motorsport.com 日本版
BASFコーティングス事業部、アジア太平洋地域で自動車補修用新世代のクリヤーコートとアンダーコートを発売
BASFコーティングス事業部、アジア太平洋地域で自動車補修用新世代のクリヤーコートとアンダーコートを発売
AutoBild Japan
マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
レスポンス
ノリス、”オール・オア・ナッシング”のアタックが報われポール「状況は悪かったけど、楽しかったよ!」
ノリス、”オール・オア・ナッシング”のアタックが報われポール「状況は悪かったけど、楽しかったよ!」
motorsport.com 日本版
トヨタ、ランドクルーザーの中核モデル“250”シリーズを発売
トヨタ、ランドクルーザーの中核モデル“250”シリーズを発売
AUTOSPORT web
新型「ランドクルーザー250」のタフ感アップ!モデリスタがカスタマイズパーツ発表
新型「ランドクルーザー250」のタフ感アップ!モデリスタがカスタマイズパーツ発表
グーネット
F1中国GPスプリント予選で3番手アロンソ「グリップレベルとリスクのバランスを判断するのが難しかった」
F1中国GPスプリント予選で3番手アロンソ「グリップレベルとリスクのバランスを判断するのが難しかった」
motorsport.com 日本版
スズキ「アルト」が累計506万台! インドで日本より短い40年4カ月で3000万台の生産を成し遂げた理由とは
スズキ「アルト」が累計506万台! インドで日本より短い40年4カ月で3000万台の生産を成し遂げた理由とは
Auto Messe Web
ホンダ 新型SUV「WR-V」車中泊仕様など4台出展 アウトドアデイジャパン名古屋2024
ホンダ 新型SUV「WR-V」車中泊仕様など4台出展 アウトドアデイジャパン名古屋2024
グーネット
マツダ新型「最上級3列SUV」世界初公開! 新型「CX-80」24年秋に欧州で発売! 日本導入も予定!
マツダ新型「最上級3列SUV」世界初公開! 新型「CX-80」24年秋に欧州で発売! 日本導入も予定!
くるまのニュース
マツダ、2024年のスーパー耐久 次世代バイオディーゼルやCN燃料で参戦
マツダ、2024年のスーパー耐久 次世代バイオディーゼルやCN燃料で参戦
日刊自動車新聞
1986年、国内でグループAレース人気が加速する【グループAレースクロニクル1985-1993 JTC9年間の軌跡(3)】
1986年、国内でグループAレース人気が加速する【グループAレースクロニクル1985-1993 JTC9年間の軌跡(3)】
Webモーターマガジン
アウディ「Q8スポーツバックe-tron」新パッケージ発表 一充電航続距離が619kmに
アウディ「Q8スポーツバックe-tron」新パッケージ発表 一充電航続距離が619kmに
グーネット

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

175.7261.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.975.9万円

中古車を検索
テルスターワゴンの車買取相場を調べる

フォード テルスターワゴンの中古車

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

175.7261.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.975.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村