シルバーストン・サーキットで開催されているF1イギリスGPの初日を終えて、レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅のマシンへの適応が徐々に進んでいると明かした。
角田のイギリスGPは、フリー走行1回目でルーキーのアービッド・リンドブラッドにマシンを譲ったため、フリー走行2回目からの走行となった。走行時間が少ないとはいえ、FP2では15番手。レースペースもフェルスタッペンと比較して後れをとるという格好だった。
しかしマルコは、少しずつ角田が2025年マシンRB21に馴染んできていると語った。
FP2での角田の走りについて尋ねられた際、次のように評価した。
「良くなっている。徐々に進歩しているよ」
角田はイギリスGPでレッドブル昇格10戦目を迎えるが、ここまではスイートスポットの狭いRB21の扱いに苦慮。思うような走りができず、獲得ポイントはわずか7点という状況だ。
前戦オーストリアGPでは、18番手と予選Q1敗退した角田。決勝でも状況は好転せず、他車との接触によるペナルティもあり、完走したドライバーの中では最下位となる16位でチェッカーを受けた。
ピエール・ガスリー(現アルピーヌ)やアレクサンダー・アルボン(現ウイリアムズ)、セルジオ・ペレス、リアム・ローソンといった前任者に続き、長らくレッドブルで続く“セカンドシートの毒牙”に角田も罹ったとも言える。
ただこれまでと状況が少し異なるのは、レッドブルのエースであるマックス・フェルスタッペンを持ってしても、RB21が扱いきれないレベルにまで達しつつあるということ。マシンが抱える問題をレッドブル首脳陣も認識している。
イギリスGP初日の段階では、マクラーレンやフェラーリが予選ペース、レースペース共に速さを見せた。一方でレッドブルは低速コーナーでのアンダーステアに苦しみ、フェルスタッペンがロングランのペースでライバルに肉薄できていたものの、1発のタイムでは今ひとつという状況だった。
ショートランとロングランのペース差についてマルコは次のように語った。
「私にも分からない。アンダーステアがまだ残っていた。それにデグラデーション(性能劣化)は比較的コンスタントだった」
そしてマルコは、フェラーリがマクラーレンとのトップ争いにおいて良い位置につけていると分析した。
「ロングランでフェラーリは……我々の方がそこそこ良い位置にいると思う」とマルコは言う。
「ただ(ルイス)ハミルトンは左側のグレイニング(ささくれ摩耗)が激しく、タイヤを交換せざるを得なかった」
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みんなのコメント
今のマシンじゃアジャだろうとリンドブラッドだろうと、キャリアに傷をつけるだけだろうから。
もうコンスタントラクターズチャンプなんてあり得ないから、今年でお終いの角田で済ませるのでは。
マクホン時代の長谷川氏のコメントと同じだ。