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Moto2イギリス決勝|最終コーナーまで続く大攻防、セナ・アジアスがごっつぁん初勝利! PPカネット失意4位

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Moto2イギリス決勝|最終コーナーまで続く大攻防、セナ・アジアスがごっつぁん初勝利! PPカネット失意4位

 シルバーストン・サーキットでMotoGP第7戦イギリスGPが行なわれた。Moto2クラス決勝はLIQUI MOLY Dynavolt Intact GPのセナ・アジアスが勝利した。

 Moto2クラスの予選でポールポジションを獲得したのはアロン・カネット(Fantic Racing Lino Sonego)。2番手にマニュエル・ゴンザレス(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)、3番手にはディオゴ・モレイラ(Italtrans Racing Team)が並んだ。日本人ライダーは佐々木歩夢(RW - Idrofoglia Racing GP)が17番手、國井勇輝(Idemitsu Honda Team Asia)は23番手スタートだ。

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 なおサーキットは朝方に雨に降られたが、その後天候が回復。Moto2スタート時点では路面は乾き、ドライコンディションでのレースとなった。

 全17周の決勝レースが始まるとカネットがしっかりと良いスタートを切ったが、すぐにモレイラに先頭を奪われてしまった。また2番グリッドのゴンザレスはスタートを大失敗し、10番手周辺まで大きくポジションを下げた。

 先頭争いは入れ替わりが激しく、1周目はイザン・ゲバラ(BLU CRU Pramac Yamaha Moto2)がトップで帰還。しかしゲバラも2周目に入るとカネットに抜かれてしまうなど、トップが入れ替わりつつの序盤となった。

 以降もカネット、モレイラの先頭争いが続いており、その結果後続グループとの距離も詰まってしまった。

 スタートで順位を落としたゴンザレスは7番手まで上がっていたが、4周目ターン6でバリー・バルタス(Fantic Racing Lino Sonego)と接触してしまった。バルタスが転倒し、ゴンザレスは投げ出されたマシンにぶつかってしまったことでクラッシュ。ランキング首位のゴンザレスがここでリタイアとなった。

 トップ争いは序盤の争いが落ち着くと、カネットがリードする形で進行。ただ後ろにはモレイラがピタリと続き、全く逃げられなかった。

 レース中盤にはダビド・アロンソ(CFMOTO Gaviota Aspar Team)やアジアスらもトップ集団に合流。先頭集団は5台となった。

 カネットは一時的にアロンソに抜かれてしまう場面こそあったが、レースをその後もリードし続け、ラスト2周に。彼は逃げ切りを図ろうとするものの、2番手のアロンソがラストラップで0.1~0.2秒にまで差を詰めるという状況だった。

 カネットは最終セクターまでライバルを抑え続けたが、ターン15でついにアロンソに追い抜きを許してしまった。このままアロンソ勝利かと思われたが、最終コーナー前の切り返しで反撃を狙うカネットらが接触含みの戦いとなる中、一歩引いていたアジアスがクロスラインをとって、まとめてオーバーテイクした。

 最終コーナーを先頭で立ち上がったアジアスがフィニッシュラインを最初に通過し、キャリア初優勝を果たした。そして2位はアロンソらの争いを尻目に漁夫の利を得たモレイラ。3位がアロンソという結果となった。ポールポジションスタートのカネットは4位に終わった。

 日本人ライダーは佐々木が16位、國井が20位でフィニッシュ。ともにポイント圏内には届かなかった。

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みんなのコメント

8件
  • yos********
    ごっつあん勝利って、選手にすごい失礼な表現だな。
    前のコーナーから走行ライン変えて立ち上がりでより良い加速が出来るように走ったアジアスの作戦勝ちでしょう。
    他力本願、棚ぼたみたいな勝ち方じゃなかったよ。
    ライターさん、悔しかったら署名記事にしてみろ。
  • yo_********
    ごっつぁんって…。
    少しラッキーはあるかもですが、混戦の中、上手い立ち上がりをした結果でしょう。
    失礼な表現ですね〜
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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