クルマの足まわりが汚れる根本的な原因とは?
オートバックスをはじめとするカー用品店に足を運べば、まず目に飛び込んでくるのが洗車用品コーナーだ。お手軽なアイテムから本格コーティング剤までズラリと並び、その充実ぶりには思わず足を止めてしまうほど。なかでも最近、本誌が気になっているのが、タイヤやホイールといった“足まわり”系アイテムの充実ぶりである。そこで今回は、発売40周年を迎えた超ロングセラーのタイヤ艶出しクリーナー「クリンビュー・ノータッチUV」を展開するイチネンケミカルズに、足まわりのケアについて話を聞いた。
クルマを買ったらまずはこれだけ揃えとけ! 買って損なしの「カー用品」5点+α
──タイヤやホイールが汚れる原因は何ですか?
「泥や砂、ホコリに加え、アスファルトに含まれる油分や路面に落ちたオイル、さらにブレーキダストに含まれる金属粉などが主な原因です。こうした汚れを放置すると、タイヤゴムの劣化を早めるだけでなく、ホイールのサビにつながることもあります。定期的に洗浄することで、こうしたリスクからタイヤやホイールを守る効果が期待できます」
──タイヤやホイールの洗浄頻度や方法について教えてください
「雨天時の走行後や海沿いを走ったあと、あるいは塩害が起こりやすい降雪地域を走行したあとなど、どんな場所を走ったかによっても変わりますが、街乗り中心であれば2~3週間に1回程度をおすすめしています。洗う際は、タイヤもホイールもやさしく洗うのが基本です。高圧洗浄機を使う場合は、地面の砂や小石を巻き上げやすく、それがキズの原因になることもあるため注意が必要です」
足まわりケア用品の正しい使い方とは
──ケミカル用品を使う際に注意しておくべきことはありますか
「タイヤクリーナーを接地面に塗布するとスリップの原因になるおそれがあるため、使用はサイドウォール部分のみにしてください。また、タイヤクリーナーやワックスは、ブレーキ部品にかからないように注意が必要です。製品にはアルカリ性が強いものもあり、タイヤ表面の保護成分を浮き上がらせたり、必要な油分まで落としてしまうことがあります。タイヤを傷める可能性もあるため、洗浄成分が残らないよう、水でしっかり洗い流してください。さらに、タイヤクリーナーがホイールやボディに付着すると、配合されている界面活性剤や艶出し成分の影響で変色を招くおそれもあります」
──タイヤは洗いすぎてもよくないのでしょうか?
「洗浄の頻度が高すぎたり、洗浄力の強いクリーナーを使い続けたりすると、タイヤの保護成分を必要以上に洗い流してしまう可能性があります。洗車回数が多い方は、水で優しく洗い流す程度にとどめたり、強くこすらないようにしたりと、必要以上の刺激を与えないことも大切です」
──タイヤやホイールを良い状態で保つコツを教えてください。
「タイヤは洗浄によって保護成分まで落ちてしまうことがあるため、仕上げに艶出し保護剤などを使って、必要な油分を補ってあげることが大切です。ホイールも同様で、最後に保護剤を使うことで、きれいな見た目を保てるだけでなく、汚れが付着しにくくなります。その結果、お手入れの間隔を延ばしやすくなり、汚れも落としやすくなります」
オートバックスで売れている”足まわり”ケア用品ランキング!
オートバックスの店舗で取り扱っている商品を、自宅にいながら手軽に購入できる通販サイトがコチラ! ここに掲載されている商品はすべてオートバックスのバイヤーが厳選した確かなアイテムばかり。タイヤ単品はもちろん、アウトドア用品まで幅広くラインアップしているも特徴。クルマに関するアイテムをひと通りそろえられる、頼れる通販サイトなのである。
●足まわりケミカルランキング 1:クリンビュー・ノータッチUV 2:サンテック・タイヤ艶出しスプレー 3:リンレイ・ウルトラハードクリーナー ホイール&タイヤ 4:カーメイト・ブレーキダストクリーナー・マグナショット 5:シュアラスター・タイヤワックス 6:SOFT99 4-X 7:プロスタッフ・ミスターブラック 8:AQ. タイヤワックス 9:リンレイ・ウルトラハードコーティングタイヤ用 10:リンレイ・ホイールクリーナー
●足まわり用品ランキング 1:SOFT99 ディグロス 神トレ ホイールスポンジ 2:AQ. ごっそりホイールブラシ 3:AQ. ディテーリングブラシ for ホイール 4:AQ. スっきりホイールブラシ 5:プロスタッフ・鬼人手ジュニア 6:SOFT 99 ディグロス 神トレ ホイールブラシ 7:HANDY CROWN b&y極ディテールブラシ 8:プロスタッフ・鬼人手 2WAY 9:プロスタッフ・モンスターサーベラス 10:ウィルソン・奥まで洗えるホイールモップ
編集部がセレクトした足まわり洗車用品インプレッション
●SONAX エクストリーム ホイールクリーナー 内容量:500ml 液性:中性~弱アルカリ性 価格:2730円 問:春香堂
値段は他より高めだがそれに比例する効果がある ドイツ生まれのカーケアブランド。スプレーは細かな霧状で、ワンプッシュで広範囲にしっかり広がるので使い勝手は良好。基本は塗布後にブラシでこするタイプだが、吹きかけただけでも汚れが浮いてくるので、作業性も高い。気になるニオイもほとんどなし。価格はやや高めだが、そのぶん性能の高さはしっかり実感できる。今回の紹介したアイテムの中でも自信を持ってオススメできる。
●シュアラスター ホイールクリーナー 内容量:400ml 液性:弱アルカリ性 価格:1870円 問:シュアラスター
ミントの香りが漂う高性能クリーナー ノズルの性能が高く、ワンプッシュで広範囲にスプレーできるのが使いやすい。好き嫌いはあるかもしれないが、他の製品と異なりミントの香りがするのが特徴のひとつ。付属のスポンジ性のブラシはコンパクトだが、細かな隙間やホイールナットまわりの洗浄にはちょうどいい。ただし面積の広い部分は別のブラシを用意したほうが作業はスムース。肝心の洗浄力も高く、汚れをしっかり落としてくれる。
●Zepan CAR 魔π 強力ホイールクリーナー 内容量:500ml 液性:アルカリ性 価格:2180円 問:鑫三海株式会社
手袋必須の強力な洗浄力で頑固な汚れもしっかり落とす手袋、大きなワイヤーブラシと小さなソフトブラシ、拭き上げ用タオルがセットになっている。製品名どおり“強力”で、ガンコな汚れもしっかり落としてくれる。そのぶん強めのケミカルなので手袋が付属しているのも納得だ。ワイヤーブラシはやや使いづらいが、ソフトブラシは非常に使いやすい。常に洗車してホイールをキレイに維持している人より、固着した汚れの溜まったホイールをガシガシ洗浄したい人向け。
●SOFT99 フクピカ ホイール専用拭くだけシート 10枚入 サイズ:300mm×265mm 液性:中性 価格:462円 問:ソフト99
クルマに1パック常備したいシートタイプのクリーナー 手軽に愛車をピカピカにできるフクピカシリーズのホイール用。ノーコンパウンドで、アルミやスチール、メッキから樹脂カバーまで材質を問わず使用できる。ペーパータイプなので細かく入り組んだところの作業は苦手。またハードな汚れの場合、1本のホイールでペーパー2枚は消費する。クルマに常備して、出先などで汚れが付着していたらザっと拭く取る、といった使い方がいいかも。
●リンレイ ウルトラハードクリーナー ホイール&タイヤ用 内容量:700ml 液性:アルカリ性 価格:1480円 問:リンレイ
ホイールに吹きかけた後水で洗い流すだけで完了 繰り返しプッシュしないと全体に吹き付けにくいのが気になるところ。ただ、これ1本でホイールもタイヤも対応でき、ブラシを使用せずにホイールを洗浄できるのは大きなメリット。汚れている部分を中心にたっぷり吹きかけ、強めの流水を使えば固着したブレーキダストまでしっかり落とすことができたのは正直驚きだ。さすがは業界トップクラスのケミカルメーカー製だけあり、納得の製品。
●ユニコン カークリーム 内容量:400ml 石油系溶剤 価格797円(アマゾン価格) 問:石原ケミカル
汚れ落とし効果とワックス効果を両立 バイク乗りの中では“隠れた名品”として愛好家も多いケミカル。液状のクリームをウエスに米粒大ほど取り、ホイールを磨くだけで泥やホコリはもちろん、ブレーキダストまでしっかり落としてくれる。カルナバロウを配合しているので仕上がりはピカピカ。ホイールだけでなくボディにも使える万能タイプのクリームだ。商品パッケージや黄色いチューブの見た目もレトロ感があってカワイイ。
●カーメイト アルミホイール クリーン&コート・マグナショット 内容量:500ml 液性:中性 価格: 1180円 問:カーメイト
洗浄とコーティングのお得な2 in 1仕様 霧状に吹き付けるスプレータイプで、ワンプッシュで広範囲にサッと広がるので使いやすい。ニオイはやや強めで、ブレーキダストに反応すると赤く変色するタイプだ。ノーコンパウンドで、液性は中性のため素材にやさしく、洗浄後は強力な撥水被膜を形成してくれる。ただし洗浄力はやや控えめか? ガッツリと汚れを落としたい人は同シリーズの「ブレーキダストクリーナー」をチョイスしよう。
●CARALL 車まるごと鉄粉クリーナー 内容量:500ml 液性:中性~弱酸性 価格:1300円 問:春香堂
クルマに刺さった鉄粉を丸ごと除去できる アルミホイールはもちろん、ボディの鉄粉除去にも使える鉄粉クリーナー。泡状の液体なので全体に行き渡らせるにはプッシュ回数は多めだが、吹きかけるとすぐ反応して赤く変色するのが分かりやすい。洗浄力はかなり強めに感じた。ただ洗浄力が強い分、鉄ホイールやイエロー系のボディ、BMWのゴムモールといった使えない箇所もあるので、使用前に注意事項はしっかり確認しておきたい。
●プロスタッフ 鬼人手 2WAY 内容量:1ヶ 高さ:280mm 幅:220mm 奥行:27mm 価格1000円 問:プロスタッフ
指で汚れをかき出す気持ち良さが味わえる 大きめのグローブで「扱いにくそうだな……」と思いきや、実際に使うとその印象はいい意味で裏切られた。表はマイクロファイバー、裏はメッシュと素材が分かれていて、ホイールの洗いたい箇所に応じて使い分けができるのが便利。指先を突っ込んでホイールの裏側の汚れを直接かき出せるのが何とも気持ちがいい。小さいホイールはもちろんだが、SUVなどの大径ホイールではさらに効果を発揮する。
●ながら洗車 アウトショット『タイヤ周りのオールラウンダー』 内容量:1ヶ 全長:約240mm 幅:約70mm 高さ:約115mm 価格2340円 問:NAGARA
サイドウォールからホイールまで対応 大径タイヤの洗浄にちょうどいい、タイヤ&ホイール用ブラシ。毛先が細かくてしなやかなので、最初は「ホイールやタイヤの表面用かな?」と思ったが、見た目以上に細部の汚れをしっかりかき出してくれる。リムの隙間やホイールナットといった細かい部分にもスッと毛先が入り込んでくれるのがポイント。柄のグリップの太さもちょどよく、長時間使っていても手が疲れにくいのも好印象だ。
●SOFT99 ディグロス ギラエッジ 内容量:70ml 液性:水性 価格:1363円 問ソフト99
スポンジ一体型の手を汚さない艶出し剤 ボトルとスポンジが一体になっているので、手を汚さずにサッと施工できるのが便利。ラウンド形状のスポンジのおかげで、タイヤとホイールの隙間の部分にまでしっかり塗り込める。ただし液を染み込ませるときは押しすぎに注意。強く押すとスポンジから液体がこぼれ落ちてしまった。季節にもよるが、仕上がりまで5~10分ほどの時間を要する。仕上がりは名前どおり、ギラッとしたインパクトのある艶感だ。
●KURE タイヤ ルックス 内容量:480ml 液性:水性 価格:1190円 問:KURE
吹き付けるだけの簡単施行仕上がりの光沢もしっかり 潤滑剤556でおなじみのKUREが展開するボディケミカル「LOOX(ルックス)」シリーズのタイヤ用アイテム。タイヤに直接スプレーするだけで完了するノータッチ施工が魅力だ。吹き付けると泡が茶色く変化するが、これは汚れを分解している証拠。泡切れも早いので、出かける前にサッと使える手軽さがうれしい。時間に余裕があればウエスで軽く拭き上げると、よりムラのない仕上がりになる。
●プロスタッフ モンスター サーベラスEVO 内容量:1ヶ 高さ:410mm 幅:150mm 奥行:45mm 価格1780円 問:プロスタッフ
泡立ちのよいブラシでモコモコ洗車が楽しめる 人気ブランド「モンスター」のホイール用ブラシ。3種類の毛を組み合わせていて、ホイールの奥や細かな隙間までしっかり入り込んで汚れを洗い出すことができた。泡立ちも良く、短いストロークでも汚れをきちんとかき出してくれて、作業性はかなり高い。施工時の泡ハネも少なく、作業中のストレスが少ないのもポイント。パッケージや本体のポップなデザインも秀逸で、シリーズで揃えたくなる。
●プロスタッフ CCグロスゴールド ホイールコーティング 内容量:200ml 特徴:UV吸収剤配合・石油系溶剤不使用 価格:1780円 問プロスタッフ
人気のCCウォーターのホイール用コーティング剤 人気コーティング剤「CCウォーターゴールド」のホイール用。洗浄後、水に濡れたまま施工できるのが手軽でいい。ホイールにワンプッシュして、付属のマイクロファイバークロスで拭き上げればOK。しっかり撥水して汚れの固着も防いでくれるので、次の洗車もグッとラクになる。仕上がりのスベスベ感には思わずニヤリ。プロスタッフの「CCウォーター」シリーズなので、その効果は折り紙付きだ。
●シュアラスター タイヤワックス 内容量:200ml 液性:中性 価格: 1815円 問:シュアラスター
大径タイヤにも施行しやすい作業性に優れたスポンジ付き シェアラスターのその名も「タイヤワックス」。付属のスポンジに液を取って塗り込むタイプで、このスポンジが大きくて作業がとにかくラク。大きなタイヤでも、時間をかけずに塗り込むことができる。液もよく伸びるので、サッと施工できるのがうれしいポイント。仕上がりはテカりすぎない、しっとりとした自然な黒で、違和感はない。経年でくすんできたタイヤには一度試してみてほしい1本だ。
※本記事は雑誌CARトップの記事を再構成して掲載しております
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みんなのコメント
タイヤって洗剤とかで洗うと汚い(様に見える)汚れっぽい物が出るから、ゴシゴシ洗いたくなる気持ちも分かるけど、劣化防止の油分なので絶対洗剤とかで洗ってはダメ。タイヤワックスもダメ。
どうしても洗うなら水のみで洗って水性ワックスを使えと仰ってましたよー。
基本的にタイヤを洗ったりワックスつけたりしない