■「コペン」の進化系が凄かった
ダイハツ「コペン」は2002年の登場以来、2世代にわたって軽量かつ小型ボディの2シーターオープンカーとして、根強いファンを獲得しています。
そんなコペンですが、2代目の現行型は発売から10年が経過し、いよいよ次期モデルが待たれるところですが、実は「進化形」ともいえるモデルが披露されています。
【画像】超カッコイイ! これがダイハツの「2ドアFRスポーツカー」です! 画像で見る(50枚)
それがコンセプトカーの「ビジョンコペン」です。2023年10月に開催された第1回「ジャパン モビリティ ショー 2023」で披露されました。
コペンのキャラクターはそのままに、新たにスポーツの領域を狙ったモデルだといい、これまでの軽自動車規格の脱却を図り、5ナンバーサイズへとボディの拡大を図っています。
ボディサイズは全長3835mm×全幅1695mm×全高1265mm、ホイールベースは2415mm。現行コペンと比較して440mm長く、220mm幅広く、15mm低くなっています。
パワートレインも同様で、軽自動車の660ccエンジンではなく、カーボンニュートラル燃料に対応した1.3リッターエンジンを想定。さらに、駆動方式はFF(前輪駆動)の従来モデルとは違い、ハンドリングに優れるFR(後輪駆動)レイアウトを採用しています。
トランスミッションはさまざまな組み合わせを想定しているといい、メインはCVTとのことですが、MTを搭載することも考えているとしています。
こうした特徴は、2シーターオープンカーの大定番であるマツダ「ロードスター」をライバルと捉えたようなパッケージングで、スポーツカーの要素とオープンカーの楽しみを融合させた、新たなキャラクターを確立しました。
エクステリアは初代コペン(L880K)を強くオマージュしたもので、丸形ヘッドライトや逆台形型の大きなロアグリルなどはそのまま踏襲。
一方、ヘッドライトはCの字に光るシグネチャーライトを装備するとともに、中心部には2灯ランプを配すことで、精悍な表情を演出。スポーティなキャラクターを際立たせています。
ボディサイドはワイド化したリアフェンダーを備えて力強いイメージとワイドなスタンスを与え、ドアハンドルは平滑なフラッシュタイプを採用しました。
リアはフロント同様Cの字形状のテールランプや、丸いくぼみに横長の灯体を備えるバックランプ、フロントのロアグリルと同様の逆台形型ナンバーポケットなど、前後デザインを共通化した初代のデザインがそのまま取り入れられています。
インテリアは軽自動車の雰囲気から一変し、シンプルながら直線基調でスポーティなイメージにまとめています。さらに、デジタルメーターの採用やタッチディスプレイのエアコン操作パネルなど先進的な装備も用い、近代化を図っています。
シートはライトグレーで、インパネはブラックとコントラストが強調され、その間のドアトリムはグラデーションが施され、一体感のある連続的なデザインとなっています。
そんなビジョンコペンですが、ジャパンモビリティショーでの初公開時、ダイハツによる新たなスポーツカーの選択肢として、スポーツカーファンやコペンファンから大いに注目を浴びました。
公開時、市販化についてダイハツ担当者は以下のように話します。
「いまの時点ではコンセプトカーだというスタンスになりますが、初代はコンセプトカーを起点とし反響によって市販化に至った経緯があります。
もし登場させるとしたら、これが3代目につながる可能性はあります」
公開から1年半が経過するなか、ダイハツでは認証不正の発覚といった大きな問題に直面しました。そうしたあおりもあってか、現在のところビジョンコペンの直接的な市販モデルや、コペンのモデルチェンジのアナウンスは残念ながら全く聞こえてきません。
いっぽう2025年10月、再びジャパンモビリティショーの開幕が予定され、次回は2年に1度の一般向け「ショーイヤー」となり、さまざまな新型車やコンセプトカーが登場します。
2年前のように、各社から大注目モデルが披露されることを期待するとともに、ビジョンコペンの続報についても待たれるところです。
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みんなのコメント
スポーツカーだから「FR」「MT」とこだわるとかなり高額になりそうですね。
現行のコペンGR SPORT CVTはFFですがパドルシフトを使って楽しく乗ることができます。
おまけに、5MTより5万円程安く、燃費もいい。
アクティブトップが付いて300万円以内で出してほしいですね。
二代目がダサすぎるため、早くこのスタイルでの三代目モデルを出してほしいものです。