FIA世界ラリー選手権(WRC)の開幕戦ラリー・モンテカルロが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジェが2位、エルフィン・エバンスが3位となった。
今季はドライバーラインアップを一新したトヨタ。WRC6連覇を経験し帝王の異名を持つオジェを迎え、昨シーズン達成できなかったドライバーとマニュファクチャラーの2冠を成し遂げるべく必勝体制で臨んだ。
■トヨタのオジェ、大迫力の”やり過ぎ”デモランでファンを魅了
実際、最終日までトヨタはエバンスとオジェがワンツー体制を築いていた。しかし最終日が始まると流れは一変。ヌービルがトップに立つと、トヨタ勢は最後まで追いつくことができなかった。
ラリー・モンテカルロ終了後、チーム総代表を務める豊田章男はチームのプレスリリースにコメントを寄せ、勝利を逃したものの良いシーズンスタートだったと述べた。
「2020年のWRCシーズンが始りました。今年は日本開催もあります。TOYOTA GAZOO Racingにとっては、8人の新たなドライバー/コ・ドライバーを迎えた新チームでのスタートでもありました」
「新チームでの開幕戦、全4台のヤリスが完走を果たせたこと、先ずは嬉しく思います。そして、オジエ/イングラシア組2位、エバンス/マーティン組3位と素晴らしいシーズンスタートを切ることができました。時間の無い中で準備してくれたチームのみんな、ありがとう! 」
ただ、やはり“勝利”を逃したことは悔しいとも豊田総代表は語っており、次戦以降では常に優勝を目指して行くとした。
「しかし、先日の体制発表のステージ裏では、この新たなドライバー達とも『We hate to lose』の合言葉を確認しあっていました。私も含め、みんなの心にも、悔しさが残った開幕戦でもあったと思います。今年のチームは“誰もが勝ちを狙える”チームです。次戦以降も常に表彰台の高いところを目指し、ヤリスをもっと強いクルマにし続けていきましょう。ファンの皆さま、今シーズンも応援よろしくお願いいたします」
『追伸 セバスチャンとジュリアンへ。連続する地元勝利をヤリスで止めてしまったこと、申し訳ない気持ちです。一緒にヤリスをもっと強いクルマにしていきましょう。そして多くの勝利を目指しましょう。We hate to lose!』
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