現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ダカールラリー2020:サインツが3度目の総合優勝達成。アロンソは総合13位で初挑戦終える

ここから本文です

ダカールラリー2020:サインツが3度目の総合優勝達成。アロンソは総合13位で初挑戦終える

掲載 更新
ダカールラリー2020:サインツが3度目の総合優勝達成。アロンソは総合13位で初挑戦終える

 2020年のダカールラリーは1月17日に競技最終日を迎え、ハラドからキディアを目指す447kmのステージ12はナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)がステージ優勝。総合ではステージ3でトップに立って以来ポジションを守っていたカルロス・サインツ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)が6分21秒差をつけて、2010年、2018年に続く3度目のダカール総合優勝を手にした。フェルナンド・アロンソ(トヨタ・ハイラックス)はトップと4時間42分47秒差の総合13位でダカール初挑戦を終えている。

 1月5日に開幕し、途中休息日を挟みながら全12ステージで争われてきた2020年のダカールラリー。競技最終日の17日(金)は競技区間のスペシャルが167km、移動区間のリエゾンが262kmという構成で争われた。当初スペシャル距離は374kmの予定だったが、コース近くで建設工事が行われる影響で167kmへと短縮された。

ダカールラリー2020:ホンダ31年ぶりの栄冠。二輪部門はリッキー・ブラベックが総合優勝

 ステージトップタイムを記録したアル-アティヤはステージ2位に1分32秒差、6秒差で総合2位を争っていたステファン・ペテランセル(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)には3分31秒差をつけ、今大会初のステージ優勝。大会連覇はならなかったが、総合2位でサウジアラビア初開催のダカールを終えた。

 7日(火)のステージ3で総合首位につけ、以降ポジションを守り続けてきたサインツは10分17秒のリードを作って最終日に臨むと、アル-アティヤと3分56秒差のステージ6位でフィニッシュへたどり着き、最終的なリードを6分21秒として総合優勝を飾った。

 自身3度目のダカール制覇を達成したサインツは「最高にうれしい。総合優勝という結果を手にするべく、裏でさまざまな努力を積み重ねてきたんだ」と喜びを語った。

「ドライビングトレーニングやフィジカルトレーニングなど、チームと一緒にたくさんのトレーニングを重ねてきた。ダカールで優勝するために大会初日から全開で攻め続けてきたんだ」

 サインツは2010年にフォルクスワーゲン・トゥアレグで、2018年にプジョー3008DKR Maxiで総合優勝を飾っており、今回のミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギーで3ブランド目の車両を操っての勝利となった。

 TOYOTA GAZOO Racingからダカールに初挑戦したアロンソは、大会序盤にマシンフロントを痛めるアクシデントやステージ10ではマシンを複数回横転させるクラッシュを起こしつつも着実に行程を走破。最終日のステージ12はステージ4位に入り、今大会3度目のトップ5フィニッシュを決めた。

 2度のアクシデントで大きくタイムを失ったため総合では13位だったものの、ルーキー勢最上位でのフィニッシュとなっている。

 四輪市販車部門を争うチームランドクルーザー・トヨタ・オートボデーはクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール・ギャルサン組326号車がステージ35位/総合28位、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組338号車がステージ36位/総合32位でフィニッシュし、部門7連覇を達成した。

 トラック部門を戦う日野チームスガワラは、菅原照仁/染宮弘和/望月裕司の3名が乗り込んだ512号車がステージ15位、部門総合10位を獲得し、排気量10リットル未満クラスで11連覇を飾っている。

 二輪部門ではホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダCRF450ラリー)が今大会2度目のステージ優勝を獲得。ステージ2位には総合首位のリッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)が続き、最終的に16分26秒差で自身初の部門制覇を成し遂げた。ホンダにとってダカールでの部門総合優勝は1989年以来、実に31年ぶりの快挙となった。

こんな記事も読まれています

横浜ゴム「GEOLANDAR X-CV」「GEOLANDAR A/T G31」がトヨタ 新型「ランドクルーザー250」に新車装着
横浜ゴム「GEOLANDAR X-CV」「GEOLANDAR A/T G31」がトヨタ 新型「ランドクルーザー250」に新車装着
くるまのニュース
スフィアライトから「純正LEDフォグパワーアップバルブ」が発売
スフィアライトから「純正LEDフォグパワーアップバルブ」が発売
レスポンス
明るい話題だけではやっていけない。メルセデスF1代表、終わらない苦戦から「チームが一歩踏み出す必要がある」
明るい話題だけではやっていけない。メルセデスF1代表、終わらない苦戦から「チームが一歩踏み出す必要がある」
motorsport.com 日本版
WRC育成2期生、初のターマック戦『クロアチア・ラリー』を完走。グラベルクルーとの連携も経験
WRC育成2期生、初のターマック戦『クロアチア・ラリー』を完走。グラベルクルーとの連携も経験
AUTOSPORT web
どこがどう違う?ボルボの最新コンパクトEV「EX30」とレクサス「LBX」を徹底比較
どこがどう違う?ボルボの最新コンパクトEV「EX30」とレクサス「LBX」を徹底比較
@DIME
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
くるまのニュース
レクサス、新型SUV「GX550」を今秋に発売! さらに100台限定で“オーバートレイル+”も先行抽選販売へ。
レクサス、新型SUV「GX550」を今秋に発売! さらに100台限定で“オーバートレイル+”も先行抽選販売へ。
くるくら
レクサスが新型「GX550」の限定モデル“OVERTRAIL+”を抽選で発売
レクサスが新型「GX550」の限定モデル“OVERTRAIL+”を抽選で発売
@DIME
F2王者プルシェール、F1参戦叶わなければインディカーフル参戦も視野に? オーバル挑戦にも前向き「チャンスがあれば当然やりたいよ」
F2王者プルシェール、F1参戦叶わなければインディカーフル参戦も視野に? オーバル挑戦にも前向き「チャンスがあれば当然やりたいよ」
motorsport.com 日本版
ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
レスポンス
全国各地で地震が多発! クルマまわりの防災設備をさらに強化しつつ「モバイルトイレ」にも期待【連載 桃田健史の突撃!キャンパーライフ「コンちゃんと一緒」】
全国各地で地震が多発! クルマまわりの防災設備をさらに強化しつつ「モバイルトイレ」にも期待【連載 桃田健史の突撃!キャンパーライフ「コンちゃんと一緒」】
LE VOLANT CARSMEET WEB
6速MT搭載! マツダ「小さな高級コンパクト」あった!? クラス超え“上質内装”×めちゃスポーティデザイン採用! 登場期待された「斬新モデル」とは
6速MT搭載! マツダ「小さな高級コンパクト」あった!? クラス超え“上質内装”×めちゃスポーティデザイン採用! 登場期待された「斬新モデル」とは
くるまのニュース
人気の無料地図アプリ「グーグルマップ」の道案内はまだ“純正カーナビ”にはかなわない!? 使いこなすのに覚えておくべきアプリの“クセ”とは?
人気の無料地図アプリ「グーグルマップ」の道案内はまだ“純正カーナビ”にはかなわない!? 使いこなすのに覚えておくべきアプリの“クセ”とは?
VAGUE
郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
レスポンス
トヨタ「GR86」とスバル「BRZ」がそれぞれ「良いクルマ」を目指したら、驚くほど似た味付けになってしまいました
トヨタ「GR86」とスバル「BRZ」がそれぞれ「良いクルマ」を目指したら、驚くほど似た味付けになってしまいました
Auto Messe Web
7月にマイナーチェンジ版が生産開始! 新型「BMW i4」「BMW 4シリーズ グランクーペ」、テクノロジーとデザインを刷新へ
7月にマイナーチェンジ版が生産開始! 新型「BMW i4」「BMW 4シリーズ グランクーペ」、テクノロジーとデザインを刷新へ
LE VOLANT CARSMEET WEB
ハイパーSUV「アストンマーティンDBX707」がインテリアを大幅に変更。先進性とラグジュアリーさが高次元で共存
ハイパーSUV「アストンマーティンDBX707」がインテリアを大幅に変更。先進性とラグジュアリーさが高次元で共存
Webモーターマガジン
昨年までとは大違い! 大きな一歩を踏み出し”違う世界”を戦うハースF1
昨年までとは大違い! 大きな一歩を踏み出し”違う世界”を戦うハースF1
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

407.2477.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8690.0万円

中古車を検索
ハイラックスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

407.2477.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8690.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村