■スライドドアが決め手!? N-BOXが売れまくる理由
2023年1月、世界中のクルマが出品されるオークションであるコレクティングカーズに“軽自動車”であるホンダ「N-BOX」が英国で出品され、43件の入札が入った後、落札されました。
【画像】オークションで落札された「N-BOX」と初代「N-BOX」にあったSUV風モデルを画像で見る(103枚)
日本ではありふれた存在といえる軽自動車ですが、英国ではかなり珍しいクルマとなります。その詳細を見ていきましょう。
2018年に米国で結成以来、カナダやオーストラリアなど世界中のクルマをオークションにかけるCollecting Cars(コレクティングカーズ)。特にヨーロッパでは、英国やドイツ、オランダやスウェーデンなどに拠点を持ち、国内外のクルマが出品されています。
今回出品されたホンダ「N-BOX G ターボパッケージ 4WD」は2012年に製造したモデル。
パワートレインには、最大出力約63馬力・最大トルク約10.6kgf-mを発揮する直列3気筒ターボエンジンとオートマチックトランスミッションを組み合わせ、駆動方式は4WDとなります。
2019年6月に日本から英国に輸出された後、同国内で2回ほどオーナーが変わっており、走行距離は5万7031km。
日本では一般的に1年1万kmでも距離を走るほうだと言われますが、それと比較して走行距離は多いとはいえ、内外装共にきれいな状態です。
内装に目を向けると、シートなどはグレーとブラックの格子柄、ステアリングホイールやセンターコンソールにはシックなブラックを採用。さらに、電動のスライドドアやクルーズコントロールといった機能も備えています。
サイト上では200枚近い高画質画像とともに掲載されており、かなり詳細に確認することができます。
今回出品された個体は、2023年1月17日に43件の入札の末、9250ポンド(約148万円)で落札されました。
日本では、同様の程度・装備のN-BOXが中古車市場で70万円前後の価格で販売されており、倍近い金額で落札されたことになります。
コレクティングカーズでは、このクルマについて「日常の足として、また家族の足として、カスタマイズのベースとしても最適です」と評価しています。
※ ※ ※
国外では販売されていない軽自動車ですが、このクルマのように海外でも少なからず輸出され、時折オークションに出品されている姿を見ることができます。国内同様、日常の足や趣味のクルマとして活躍しているようです。
なお軽自動車以外では、近年アメリカなどを中心に日本から輸出されたままの姿を再現する「JDM(Japanese Domestic Market)」カスタムが流行しています。
日本のナンバープレートを再現したアイテムや車検ステッカーなどが流通しており、「ガラパゴス」ともいえる日本独自の仕様が海外では新鮮に映っているのかもしれません。
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