■もうすぐ初公開の「ちいさなスープラ」…現在の仕様とは?
2026年1月、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕する「東京オートサロン2026」を目前に控え、日本自動車大学校(NATS)成田校のカスタマイズ科では、恒例となっている学生制作カスタムカーの仕上げ作業が一気に加速しています。
【画像】超カッコイイ! これが斬新「“ちいさな”スープラ」です!
なかでも注目を集めているのが、“小さなスープラ”こと「C91 SUPRA」。軽自動車サイズのボディにスープラらしい迫力と存在感を凝縮するという挑戦で、SNSやYouTubeで進捗が公開されるたびに大きな話題を呼んでいます。
では、実車初公開が迫る現在、このプロジェクトはどこまで進んでいるのでしょうか。
NATSは、自動車整備士やカスタムカーのスペシャリストを育成する専門学校で、自動車整備科、カスタマイズ科、モータースポーツ科、自動車研究科の4コースを設けています。
特にカスタマイズ科では、卒業制作として毎年オリジナルカスタムカーを製作し、東京オートサロンへの出展が恒例となっています。
1997年の創設以来、学生たちは数々のコンテストで受賞を重ね、その高い技術力と独創性は業界内外から高く評価されています。
こうした伝統のなかで、東京オートサロン2026での実車初公開を控える一台が、「若者のクルマ離れを止めたい」という学生たちの思いから生まれたC91 SUPRAです。
ベース車両はダイハツ「コペン ローブ」。千葉ダイハツの協賛により提供された個体で、かつて試乗車として使用されていた走行約3万キロの車両です。
レッド×ブラックのツートンボディに、純正オプションのビルシュタイン製サスペンションを備えるなど、ベース車としてのコンディションは申し分ありません。
この小さなオープンカーに、映画「ワイルド・スピード」で知られるトヨタ「スープラ(JZA80、以下80スープラ)」や最新のA90スープラの要素を凝縮しようというのですから、学生たちの挑戦は実に大胆です。
同年7月に公式YouTubeチャンネルで公開された動画では、A90純正バンパーを小型化したオリジナル前後バンパーの装着構想が紹介され、さらにワイルド・スピードの80スープラを思わせるバイナルグラフィックを施す計画も語られました。
軽自動車のコンパクトさとスープラならではの存在感を両立させることがプロジェクトの狙いであり、「若者にクルマを操る楽しさを知ってほしい」というチームの強い思いが随所に感じられます。
秋になると作業はボディ造形の核心へと進み、同年11月に公開された動画「【ミニスープラ進捗報告】俺ら夏何やってた?ご無沙汰すぎてごめん」では、学生たちがボンネットの原型をFRPで型取りする準備を進める様子が映し出されました。
コペン純正ボンネットの膨らみをあえて残しつつ、スープラのダクト形状やラインを丁寧に再現する造形は、動画越しでも学生たちの高い技術力が伝わる仕上がりです。
フロントフェンダーやサイドステップも、既製品の加工に留まらず、一度切り落として新たに造形を作り直すという手間のかかる工程が繰り返されています。
サイドステップは純正品と合体させたうえでウレタンを流し込み、その後パテ成形を経て、最終的にFRPで型を作る段階へ移行するという入念なプロセスが採用されていました。
学生たちは動画の中で「FRPとは切っても切れない関係」と笑いながら語っていますが、工程の量と細かさからも、その言葉が冗談ではないことが分かります。
さらに11月末に行った独自取材では、進捗はさらに一歩先へ進んでいました。フロントとリアのフェンダーはすでにウレタン造形が完了し、FRPによる型取りも実施済み。
現在はサイドステップの最終調整に取り組んでおり、コペンのボディサイズに合わせた独自デザインを起こす必要があった点が最も苦労した部分だといいます。
車体の流れを自然に見せるライン作りや、各パネルの繋がりには細心の注意が払われており、造形がほぼ完成形に近づいた今は、年内の外装仕上げに向けて班員総出で作業を進めているとのことです。
なおNATSのカスタムカー制作には、「完成した車両でナンバーを取得し、公道を走らせて卒業する」という伝統があります。
軽自動車枠でナンバーを取得するためには重量制限があるため、FRP化や構造設計の工夫による徹底した軽量化が求められ、その点でも学生たちの技術力が問われます。
※ ※ ※
完成したC91 SUPRAは、東京オートサロン2026でお披露目される予定です。会場では、2022年に出展され話題となったソアラベースの「A90 Spider」と並べて展示される計画も進んでいます。
スープラの血統を受け継ぐ2台が、軽自動車とビッグクーペという対照的な姿で並ぶ光景は、来場者に強烈なインパクトを残すことでしょう。
学生たちの情熱と技術が凝縮された“ちいさなスープラ”は、卒業制作の域を超え、若い世代にクルマ文化の新たな火を灯す存在になりそうです。1月の公開が待ち遠しい一台です。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
毎度の薄っぺらい記事に、超カッコイイ!写真?
読み手をバカにする様な記事はやめて欲しい。
見出し詐欺には、本当、辟易する。