シリーズ最大の祭典『レプコ・バサースト1000』の会期となった10月上旬にも、オーストラリア大陸最高峰のRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップに向け、2026年からの本格参戦を表明していたトヨタ・オーストラリアは、直近の「A90型GRスープラ、2025年にも生産終了」のニュースに対し、プログラムへの直接的な影響はないことを明言。ブランド初の“Gen3”規定スーパーカーは予定どおりにデザイン製作の作業が進められることが確認された。
この11月末にも正式な生産終了がアナウンスされ、各市場向けに“ファイナル・エディション”の投入も予定される現行型GRスープラだが、現地法人のトヨタ・オーストラリアは、豪州仕様の“トラック・エディション”と、よりパワフルな前述の仕様の2種類のモデルがロードカーのフィナーレを飾る予定となっている。
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こうしたA90型GRスープラ生産中止の決定にも関わらず、現地法人と同国のモータースポーツ活動を担うトヨタ・ガズー・レーシング・オーストラリア(TGRA)は、当初発表されたスケジュールどおりにデザイン設計の作業を進行させることを明らかにし、すでにマウントパノラマで一般公開されたフルサイズ(1/1)クレイモデルを基準に、さらなるブラッシュアップを進めるという。
「そのトラック・エディションこそが、現行世代のA90型GRスープラのオーストラリア向け最終アップグレードになる」とシリーズ公式サイト『Supercars.com』に明かしたトヨタ・オーストラリアの広報担当者。
「トヨタのスーパーカーへの参戦は、当初発表されたとおりA90型GRスープラ・スーパーカーで継続されます」
来季2025年がデビューに向けた準備期間となる『トヨタGRスープラ・スーパーカー』だが、その実働部隊として、現在はフォード陣営の一翼を担うウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)が新たなホモロゲーションチームに選定されており、引き続きそのラインアップに加わる2番目のチームを模索中。これにより、参戦初年度から少なくとも4台が投入される計画だ。
すでにGen3規定で先行する第7世代『フォード・マスタング・スーパーカー』も、デビュー前夜のテスト段階では先代モデルの“S550型”のボディで各種スケーリングを実施し、投入直前になって第7世代モデルの“S650型”にスイッチ。このRSC向けモデルこそが、本国アメリカにも先駆けた7代目のモータースポーツ世界デビューとなっていた。
その現行マスタング“ダークホース”は5.4リッターのデュアルオーバーヘッドカムV8の『コヨーテ』を搭載し、同じくGMシボレーの『カマロZL1スーパーカー』は自然吸気燃料噴射式5.7リッターの『LTR V8』を搭載。ニューカマーとなるトヨタGRスープラ・スーパーカーは自社ラインアップのうちオールアルミニウム製の『2UR-GSE』をベースラインエンジンとし、排気量を5.4リッターに拡大したクアッドカム(4バルブ)V8を搭載する。
このユニットは、言わずと知れたスーパーGTのGTA-GT300規定モデルに搭載されるレーシングユニットにも通じる仕様となるため、日本側で培われたレーシングユニットの開発ノウハウが盛り込まれる可能性が高いとみられている。
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