8月第1週の週末は、日本では鈴鹿8時間耐久ロードレースが、そして欧州ではMotoGP後半戦の口火を切る第12戦イギリスGPが行なわれた。
鈴鹿では、ホンダファクトリーのTeam HRCが、土曜の予選でポールポジションを獲得。日曜の決勝レースでも、他を寄せ付けない高い安定感とスピードを披露して、2014年以来の優勝を飾った。まさに往年のホンダの〈無慈悲な強さ〉が甦った圧勝である。その最大の功労者は、予選で唯一の2分04秒台を記録し、決勝でもチェッカーライダーを務めた長島哲太であったことに異論のある人は少ないだろう。
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